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原体験ドリブンを就活に生かす#もう一度 就活をするなら

目次

28歳社会人6年目のたけちゃんがもう一度、就活をするならこんなことを考えて、やるだろうなってことを書いてみました。

たけちゃんを知らない人も多いと思うので、簡単に自己紹介すると、16卒3社目です。
100円ショップの店舗運営→
人材系ベンチャーの営業など色々→
人材のキャリアアドバイザーという経歴を歩んでいます。
興味のある方はこちらからどうぞ。

①もう一度就活するなら

今となっては就活生に向けて、キャリアアドバイザーとして仕事をしていますが、自身の就活を振り返ったら、改善点が山ほど見えてくるので、かつてのじぶんに向けてアドバイスを送ります。

まず、業界や福利厚生など条件で選ぶということはせずに、過去の経験から湧き出る想いや価値観をベースに仕事を考えていきたいですね。

当時就活生だった自分はやりたいことは明確になかったので、
ひとまず、この3つの条件で考えていました。

①いろんなことにチャレンジして経験値を増やせる
②得意なこと(教える・伝えること)を生かせる
③20代でマネジメント経験を積める

当時の就活軸を振り返ると、条件などでは選んでいないものの、キャリア選択をしやすい状態を作ることに重きを置いていました。
運よく、就活軸にマッチしている企業に入社したものの、結局は2年半で、じぶんの進みたい方向性が違っていると気づき転職をしました。

もっとじぶんの想いや価値観を軸に考えられていたら、就活も違った結果になってキャリアの展開も変わっていたのではと思います。

→なんで誰も教えてくれないんだよ

②自分の価値観に合うものを選ぶ

今の自分からみると当時の就活軸は自分の直近の経験(高校〜大学)にフォーカスして考えることが当たり前だと思い込んでいたのかなとも感じました。

もちろん、いわゆるガクチカ(大学時代に頑張ったこと)をどう生かすのかは大事な要素ではありますが、もっと大事なことは自分の根源にある価値観にフィットしているかどうかだと思います。

価値観といっても何を大事にしているかを言語化することは、簡単ではないですよね。じぶんも25歳くらいまでは、なんとなくでしか捉えられていなかったです。

2019年の8月にチカイケさん(twitter@chikagoo)著の『原体験ドリブン』の出版プロモーションのクラファンにかかわり、原体験ワークを体験してから、自分の人生の方向感がクリアになりました。

ー原体験とは
普段は意識していなくとも記憶の底にいつまでも残り、その人が何らかの形でこだわり続けることになる幼少期の体験。その人の思想が固まる前の経験で、以後の思想形成に大きな影響を与えた物。原体験は自分のルーツであり、私たちのあらゆる行動、判断基準、価値観のもとになっています。
『原体験ドリブン』

③原体験ジャーニー(ペアワーク)をやってみてわかったこと

原体験ドリブンの中にペアワークがあり、相手から過去の経験や、それを選んだ理由や背景になったことについて深堀りをしてもらいました。

聞く項目については下記の項目についてです。
・いまやっていること
・時間を忘れてできること
・好きな言葉
・やりたくないこと
・将来やりたいこと

原体験ジャーニーのメモの一部

じぶんの原体験で出てきたことは、
・父からの理不尽な怒りと距離を取らざるを得なかったこと
・部活選びの時に自分で部活を選びきったこと

過去の自分に「怒られるのが怖くてもじぶんの意見を出すということは大切だよ」と伝えてあげたいと思いました。

同時に、じぶんの意思を持っていても表現することに躊躇してしまっている人に対しても手助けできればと思いました。

体験を通じて、「自分自身がどうしたいかを自分で決められるようになってほしい」という思いが、強く刻み込まれてるんだと実感しました。

実際に自分自身においても、決断や選択するということにおいて人一倍敏感です。最終判断は絶対にじぶんですることを大切にしてます。

振り返りのまとめ


原体験ワークを後の価値観ワークをセットで行うとじぶんのやりたいことが徐々にわかってくるようになります。


④就活軸に落とし込んでみたら

ただ、就活で原体験ワークの過去の経験をそのまま話すと長すぎるので注意です!

伝わりやすくするためには、就活軸、いわゆる会社選びの条件として、わかりやすい言葉に落とし込む必要があります。


たけちゃんのワークから考えてみます。

原体験ワークと価値観ワークを通じてわかったことをまとめてみます。

A:自分自身の思いを表現できない人
B:他の人の価値観に引っ張られ自分の価値観がぼやけてしまっている人

A、Bにの人に対して

・自分で決めることが大切というメッセージと伝える
・自己決定のサポートする

次にAやBにどんな人が当てはまるか考えてみます。
例えば、自分で決められない、分からない状況の人を挙げてみます。

・部活選択
・大学などの進路選択
・就活や転職などの職業選択
・今後どのように生きていくかのキャリア選択
・どんな人と付き合うか、結婚するかなど

→これらをまとめると
「キャリア選択で迷っている人」と言えるかもしれません。

就活軸にまとめていくと
「キャリア選択で迷っている人の自己決定をサポートできる仕事」
にたどり着きました。


これだけ聞くとありきたりな就活軸かもしれません。

しかし、なぜそれがしたいかを聞かれても自身の原体験と密接に関係しているため、ブレることがなくなりました。


あらためて、就活軸を原体験から考えてみると行きついたところは、今現在の携わっている仕事でした。
人生の方向性とマッチした仕事をできているという感覚もあります。

⑤原体験のワークをしたいと思ったら

一人で自己ワークでやることもできますが、私は断然ペアワークをおすすめをします。なぜなら、自分でやると普段、無意識に蓋をしている経験があったり、深掘りしても同じ経験に行きついて深めていくことができないケースがあるからです。

自分自身もペアワークをしたことによって気づくことができました。
例えば、部活選びの時に自分で部活を選びきったことは意識できていたのですが、父からの理不尽な怒りと距離を取らざるを得なかったことは、ペアワークをするまでわからなかったです。

今後原体験ワークを体験できるイベントを実施していくつもりなので、興味があれば、ぜひ参加してみてください。
また、Twitterスペースにて原体験や就活や転職をはじめとするキャリアについての話をしているので聞きに来てくれると嬉しいです。


⑥最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
就活はキャリア選択は自分だけではなかなか進まないことが多いです。

また、わたしは高校・大学とキャリアの授業について手を抜かず受講していたつもりですが、社会に出て自分で選んで生きていくには全くまって情報量が足りていなかったと思っています。

まだ、大学生や高校生の方でしたら、自分から情報を取りにいってほしいですし、何からすればいいかわからない人はわたしに声をかけていただいても大丈夫です。

自分の人生をじぶんらしく生きられる人が増えるための少しのきっかけになれば幸いです。

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