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「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!


公開初日に観てきました。
恐らく史上最強の勉強にもなる擬人化作品(個人の見解です)ではないかと思っていますが期待に違わない出来栄えでした。
小さなお子さんの姿もあり老若男女問わずに人気がある様でした。

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[ネタバレなし感想]

2時間弱と言う長尺でありますがその時間を感じさせない程見応え満点の仕上がりとなっていました。
先ずは血小板ちゃんのショートムービー(これを含めるとほぼ2時間)でいきなり癒されていました。
でアニプレックス(配給)・講談社(原作)・david production(制作会社)の順にロゴが流れましたがアニプレは兎も角制作会社がロゴのみなのに講談社はサウンドロゴと言うのが中々面白かったです。(まぁキングレコードがグループ会社でありますし映像作品にもそれだけ力を入れている証左ですかね)
いよいよ本編ですがオープニングでテレビ主題歌の映画版が流れましたがロールの類はなく最後にタイトルロールのみと言うのも珍しかったですね。
内容的にはテレビでオンエアされたエピソードの後日譚と言ったもので主に2つのお話を中心としたものでした。
この辺りポスターや宣伝からすると少し意表を突かれる感じもありました。
序盤はほんわかとした雰囲気が多かったですが終盤となると科学的裏付けがある上での描写でありながら難解な哲学の様な部分でもあり少し考えさせられました。
答えは一つしかない訳で哲学的にはそれをどう辻褄を合わせるかではありますが科学的にもちゃんとフォローがありましたので人間の身体の仕組みの凄さをも知れましたね。
内容的にはボリューミーでありながら飽きる事無く最後まで引き付けるところは流石でしたが敢えて言わせて戴きますと部分的にCGが導入されていましたが動きがまるでロボットの様で予算の関係はあるにせよ外部発注等何とかならなかったのかなとは思いました。
モブだけであるならまだいいとしてメインキャラの引き絵でもありましたので大きな画面でもありますし若干気にはなりました。(目を引くと言う意味でも)
無論ただそれで作品そのものが棄損される訳でもありませんし些末な事ですし何か細かくて申し訳ありません。
あとマクロファージさんの見せ場がほぼ無くて個人的には残念でした。(笑)
何れにせよ血小板ちゃんの仲間に「うしろまえちゃん」(帽子から?)と言う呼び名のキャラが居た事も知れましたしボリューミーで楽しく勉強にもなる一粒で二度美味しい作品でした。