
[5]終 2024(令和06)年冬 ふらり青春18きっぷの旅ミニ 伊勢(12)関西(31) 最終日(3日目)
つづきです。
早くも、3日目の最終日となりました。
2024年、大晦日でありました。
例に依って、少し寄り道をしてから、帰路に着きました。
参考 ・・・・・・・・
0泊 日帰り
1泊 プチ
2泊 ミニ
3泊 (ノーマル)
4泊以上 ロング
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12月31日(火) 最終日(3日目)
おけいはん




夏に購入した、フリーきっぷの残りを投入しました。
前年の期限は大晦日でしたが、今回は1/31迄でした。
個人的には、1月の旅の予定はありませんから、期限が延びても使い所は今回でした。
先ずは京阪山科駅から、京津線に乗車しました。


一部の駅では、トーマス仕様の駅名標がお目見えしておりました。
少しまったりとした感じで、併用軌道区間を抜けて、びわ湖浜大津駅に到着しました。
京阪山科駅812〜びわ湖浜大津駅825 6.0キロ


びわ湖浜大津駅に着くや否や、降りた反対側のホーム(坂本比叡山口駅方)に、ユーフォ号がやって来て、早速乗り込みました。

大津市役所前駅では、ユーフォ初号機と遭遇しましたが、2号機とは若干運行間隔が離れている感じでした。
近江神宮前駅で、下車しました。
今回は無理でしたが、近江神宮にもご無沙汰気味なので、今回は無理でしたがそろそろですかね。
お京阪大津線(京津線石坂線)では、個人的なノルマと言うかルーティンと言うかミッションとして、京阪山科駅・近江神宮前駅・坂本比叡山口駅・石山寺駅(と京阪石山駅)に立ち寄ると言うものがあります。
セオリーから言えば、坂本比叡山口駅迄行って戻って来る形が、時間にもお財布にも(フリーきっぷなら関係ありませんが)正解だとは思います。
ただ、今回は基本ミッションに加えて、ラッピング3編成を追い掛けると言うものもありましたから、特殊な行動となりました。
ラッピングを撮るには、石山寺駅は櫛形ホームなので、適していると言う訳でした。
びわ湖浜大津駅827〜近江神宮前駅833 2.4キロ
8.4キロ 240円(参考)




暫く待っていると、2号が戻って来ました。
近江神宮前駅では、石山寺駅へ折り返す列車や入庫する列車がありますから、その分だけ列車間隔が長いのです。
近江神宮前駅859〜石山寺駅923 9.1キロ 240円(参考)




石山寺駅に到着しました。
珍しく、1番線入線でしたが、平日ダイヤですと2本の列車が並ぶのでしょうかね。

一通り撮影して、2号を見送りました。
このまま石山寺駅で、待機するつもりでしたが、結局後続列車に乗り込んでいました。
石山寺駅938〜京阪石山駅942 1.6キロ 170円(参考)


京阪石山駅で待っていると、初号がやって来て乗車しました。
また石山寺駅へ、戻りました。
京阪石山駅949〜石山寺駅953 1.6キロ 170円(参考)


やっぱり初号の撮影をして、折り返しを見送りました。

ようやっと、『成瀬は天下を取りにいく』号がやって来ました。
ご当地大津が、舞台となる小説です
何処かで擦れ違っていた筈ですが、見落としていた様でした。
順番を把握しても、近江神宮前駅折返し運用もあるので、それは常に変化してしまうところもありますね。


撮影をしましたが、両サイド同じデザインなので、捗りました。
そのまま、折返し列車に乗りまして、
石山坂本線を全線乗車しました。
石山寺駅1008〜坂本比叡山口駅1041 14.1キロ 330円(参考)



坂本比叡山口駅で、石山ともかミッションもコンプリートして、全てのノルマを達成出来ました。
ラッピング編成は兎も角、毎度毎度同じ事の繰り返しだったりしますが、それこそがノルマたる所以なのですよ。
いや、京阪石山駅のともかちゃんがまだ居るのですが、JRに乗換える為に折返し列車に乗車しました。
びわ湖浜大津駅では、ユーフォ2号と擦れ違いました。
坂本比叡山口駅1049〜京阪膳所駅1110 9.4キロ 240円(参考)



当初は、京阪石山駅迄行くつもりでしたが、此処に来るまでの車中で検討した結果、京阪膳所駅下車を選択しました。
第5の石山ともかちゃんには、先程の京阪石山駅で逢っておけばとか、後出しではありましたが、予定変更は結構な時間短縮になりそうでしたから、これも致し方ありません。

(2024春)
聖地である京阪膳所駅に到着した成瀬号には、ファンと思しき方々が近寄って撮影していて、何とも忘れていたファンムーブの基本を見た様でもあり、微笑ましいものもありました。
ユーフォの方では、今は余りそう言う挙動を見掛け無いので、初々しい感じでもありましたし、小説界隈とアニメ界隈のファン気質の違いかも知れません。
それと、石坂線に於ける地元の方々の、ラッピング編成に対する冷静な雰囲気もまた、日常に溶け込んでいる様でもあり、相変わらず大好きな光景です。
私はねえ…初見の作品であってもラッピングであれば、取り敢えず撮影しておくスタイルですかねぇ。



お京阪から、JRの駅構内に入ると、でっかい成瀬が鎮座しておりました。
膳所の街は、以前少しだけ歩いた事もありました。
今回は無理でしたが、ちゃんとまた訪れたいものですね。
ゼゼカラヨコハマヘ

膳所駅からは、18きっぷを投入して、帰路となりました。
通常であれば、京阪石山駅乗換が定番で、それはシンプルにJRの石山駅には新快速が停まるからですが、普通列車停車のみの膳所駅を選んだのは、成瀬の街と言う訳だからでは無く、どうしても乗りたい普通列車に間に合わせたかったからです。
この後ですと、20分程の余裕が出来ますが、横浜駅到着が40分程遅くなるのです。
米原駅へは新快速と言うイメージが強いかと思われますが、昼の時間帯では1時間に1本しかありませんので、普通列車(2本/時)が先着する事もあるのです。(米原駅行トータルで3本/時)
京阪神間での新快速は、概ね15分ヘッド(4本/時)ですが、その外側では米原駅行1本・野洲駅行1本・草津駅行1本・湖西線1本が基本です。
石山駅ですと、3分しか乗換時間がありませんから、かなり慌ただしいと言うか、基本無理でありました。(不可能では無いと思われますが全てダイヤ通りの上での話ですしほぼ駆け足になるでしょう)


8両の普通列車に乗りました。
席も確保出来て、山科のコトチカにある志津屋さんで購入した、カルネ(フランスパンのサンドウィッチ)でブランチしました。
野洲駅では、後続の野洲駅止まりの新快速を待っての出発でしたが、5分程遅れての到着で出発も遅れました。
米原駅での乗換時間に、余裕があって助かりました。
そもそも、その新快速を選べば石山駅一択にはなりますが、結局乗って来た列車に間に合うのですが、野洲駅での乗継時間が対面とは言え1分で、席の確保も不透明(今回は大丈夫そうでした)でありましたから、乗換案内アプリの石山駅での指定列車はこの新快速でしたが、改めて検索し直して、先行の普通列車に間に合う事を確認した訳であります。

各駅に停まりながら、東を目指して米原駅へと向かいまして。
徐々に雲が広がって、米原駅付近では気温7度となっていました。
5分程の遅延でありました。
膳所駅1118〜米原駅1218 56.0キロ
(遅れ含まず)


JR東海エリアに入りました。
東海道線での、ボトルネック区間の一つであります。
8両から4両になるので、半ば着席は諦めていますが、案外余裕で確保出来ました。
琵琶湖線の普通列車接続の方が、やはり気持ち着席出来る様なところはありますね。

米原駅を出ると、徐々に雲行きが怪しくなって、関ヶ原駅付近では一旦雲が切れてはいましたが、雨上がりの様子もありました。

石灰石の産出で、見る度に姿を変えている金生山は、また少し変化をしていましたが、残った山には寺院がある様ですから、今後はどうなるのでしょう。
米原駅1230〜大垣駅1302 35.9キロ


4両から8両なので、ゆったりと席の確保が出来ました。
所謂大垣ダッシュとは逆方向の現象ですが、構内で走るのは止めましょうね。
個人的には今回も含めて、近頃はその現象に巻き込まれておりません。
夏は夕方通過で米原駅乗入列車でしたし、春に至っては東京駅から夜行バスで、鉄道移動すらしていませんでした。
新快速に乗って、一気に東上しました。
岐阜愛知のみならず帰路では、断然捗る列車でありまして、ホント助かります。
まぁ、往路もです。
大垣駅を出て、揖斐川を渡る頃から名古屋駅辺り迄、雨模様になっていました。
ウトウトするのも恒例で、気付けば豊橋駅間近でありました。
大垣駅1311〜豊橋駅1438 116.4キロ

豊橋駅に下りると、心做しか空気が柔らかく暖かい感じもありました。
こちらから浜松駅への区間も、ボトルネックでありまして、間に挟まれる新快速の快適さを思えば、飴と鞭感もありますね。
しかも、4両とは言え転換クロスシートは、微妙でありました。
まぁ当然の様に、席の確保には失敗しましたが、やはり時間が短い(約30分程)ですし、ずっと座りっ放しもキツいので、インターバルとしては悪く無いところはありますね。


この時季となると、もう15時近くで夕方感が出て来ますね。
新幹線も年末らしく、頻繁に颯爽と通過して行ってました。
他の時季だと、1〜2本見るくらいなので、段違いの頻度ではあります。
豊橋駅1444〜浜松駅1518 36.5キロ

浜松駅からは、6両編成で着席出来ましたが、2両は転クロで往路にもそんなんありました。
211系の引退間近(浜松の車両センターに集結していました)とも言われていますから、今後の静岡地区では珍しいものでは無くなるのでしょう。

往路同様に、金谷駅付近では富士山を見れました。
牧之原台地の縁ですね。
恐らく、富士川を渡る頃には日没で真っ暗でしょうから、ラスト富士だと思って撮りました。
静岡駅に近付くに連れ少し混み始めて、過ぎると徐々に混雑が緩和される、大晦日でも何時もの感じでした。
静岡地区もロングランで、18きっぱーには大不評でありますが、個人的にはすっかり慣れてしまっているので、特に今回は苦痛でも無くあっと言う間ではありました。
浜松駅1529〜熱海駅1759 152.5キロ


この旅の、最終ランナーとなりました。
18時過ぎで、もう真っ暗でした。
伊東駅始発列車でしたが、着席できました。

この時間帯で、10両はどうかと思いました。(恐らく何度か同じ事を思ってました)
平塚駅で、特急列車待避の次いでかどうかは分かりませんが、前に5両の増結をしていました。
大晦日らしく?大きな混雑も無く、横浜駅へ到着しました。
まだ時間が早かったのか、カウントダウン関連の猥雑とした雑踏も無く、落ち着いた雰囲気でした。
豊橋から変わらずに空気も柔らかで、少し暖かく感じていました。
熱海駅1812〜横浜駅1938 75.8キロ
京阪電鉄
京阪山科駅〜近江神宮前駅 8.4キロ 240円(参考)
近江神宮前駅〜石山寺駅 9.1キロ 240円(参考)
石山寺駅〜京阪石山駅 1.6キロ 170円(参考)
京阪石山駅〜石山寺駅 1.6キロ 170円(参考)
石山寺駅〜坂本比叡山口駅 14.1キロ 330円(参考)
坂本比叡山口駅〜京阪膳所駅 9.4キロ 240円(参考)
JR西日本 JR東海 JR東日本
膳所駅〜横浜駅 473.1キロ 7700円(参考)
あとがき

雑感
先ずは2024年も、お伊勢参りが出来て良かったです。
若干ハプニングもありましたが、それはお参りが出来たからこそでもありますから、納得して受入れるだけです。
その後の関西は、オプションと言うかおまけのご褒美みたいなものですから、何にせよ愉しい以外の何物でも無かったです。
宇治や大津は、確かにルーティン化しておりますが、気分に任せてまさか宝塚迄足を伸ばすとは思ってもみない展開がありましたから、中味は濃かったと思います。
18きっぷについて
最後は、新たな18きっぷについて少しだけ。
自動改札機対応となって、格段に利便性が上がって、有人改札の混雑回避も何度かありました。
個人的には、連続日使用もシェアもしませんから、特に無問題でした。
3日用が新設されたのも、丁度良かったです。
以前であれば、年明けに日帰り旅に出ていましたので、それだけは残念ではありましたが、あくまでも副産物でありますから致し方ありません。
そんなこんなで
18きっぷのシーズン12は、以上で終了となります。
また春季に。
有難う御座いました。
(了)