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何もしない時を持つこと

もう10数年くらいたつかな‥

何もしない時を持つことが人生において、とても大切だってことを知ったのは‥。

今は、仲良くさせていただいている宮本延春先生、そのベストセラー著書に「オール1の落ちこぼれ、教師になる」がある。

当時、このタイトルをみたとき、こんな奇跡を起こせる人いるんや‥。という気持ちと、どうせでもこの人、本当は初めからできてた人なんやろな‥。という気持ちと両方あった。そして、会えるもんなら会って、ホンマに話し聴いてみたいし、ホンマのホンマはどうなのか聴いてみたい。と思っていた。

すると、その数か月後、お世話になっていたある先生から、「オール1の落ちこぼれ、教師になる」っていう本知ってるか~?ご縁があって、その著書の宮本さんを講演会に呼ぶことになったし来ないか?ということだった。

わぉ~もちろん行きます!ということで出会った宮本先生。

本もしっかり買って予習をして、お話しを聴きに行った。

その本の中に書かれていた一節が、、

「1週間、何もせずに過ごした、。そしてそれから動き始めた。」という一節だった。

知人に「鏡の法則」の著書の野口嘉則さんがいて、20代の頃は、彼のメンタルマネージメントをライブで受けていた。(なんとラッキー!)

その彼から、10数年前に電話で、このようなフレーズを聴いたことがあったのだ。

「何もしない時を持つことが人生においてとても大切だ」ということを。

日本人はトイレにいる時でさえ、読書する人が多いよね。(決してそれが悪いということはない)

何もしないという時を持つことがないよね。

と‥。

何もしない時‥?どういうことですか??

何もしない時を1週間持って、それを過ごし切った時に、「やりたい、やりたくて仕方ない」と思ったことが、自分が本当にやりたいことなんだよ。だから、何もしない時を1週間ほど、もつことって人生において、とても大切なんだよ、と教えてもらった。

ホンマに何もしないということが大切なようだ。誰にも会わず、喋らず‥。

宮本先生は、彼の人生において、壮絶なさまざまなことがあって、何もかもしんどくなって、仕事にも行けなくなって、1週間こもって、誰とも会わず、誰とも喋らず、誰とも連絡を取らず、過ごしたと書かれていた。

その一節を読んだとき、あっ、野口さんが言ってたアレや~と思った。

その1週間を過ごした彼は、音楽で生きていこうと思ったことと、少林寺拳法をもう一度やろうと思って、家を出た。と書いてあった。そう‥、好きなことをやろうと思ったらしい。

そこで、運命の人と出会う‥それが、宮本先生の奥様。そしてその奥様からNHKで放映されていたアインシュタインのビデオをもらう。それを見て感動した「BOOK」という英語も書けなかった彼が、小学校3年生くらいからのドリルを買って、猛勉強し、名古屋大学入学。首席で卒業‥。となっていく。

まさにあの何もしない1週間の間に彼が感じた本当に自分がやりたいことの心の叫びを聴いて動いたことがこのような奇跡への道に繋がっていくことなんて彼自身も想像もしてなかったと思う。

野口さんから数年前に聴いた話がこの宮本先生の一節で、私の中で成就した。

でも、当時の私は、って今もだけど、結局、一度もこんな時を過ごすことができていない。

まず、主婦の場合、家にいたら、ぜーーーったいと言い切っていいと思いますが、できない。

だから、本当は、ボーっとどこかの国で過ごしたいのだ。といつも真剣に思っている(笑)

どこかの国じゃなくてもいい。ゲストハウスで過ごせたら十分うれしいのだけど‥。

コロナで STAY@HOMEとなっているとき。

自分の時間を家で持てる人は、ぜひおすすめです。

何もしない。誰にも会わない。誰とも話さない。何もしない‥。

ひたすら、自分だけ。。

何もしないでいれることが、自分の調整だけでできる人は、ごちゃごちゃ言わずに、その自分の立ち位置に感謝してほしいなと個人的には思います(笑)すみません。本当はかなり辛口な私です(笑)

だって、小さな子どもがいるお母さんや介護をしている方々には、そんな時を1週間も持つことは、まず無理だから。

多くの人が、私も含ませてもらって‥、今だからこそできることを見つける天才になれたらいいな。

コロナをみんなで乗り切ろう!

今日も生かされたことに感謝です。








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