再建された尼崎城に行ってきた〔#262〕(天守閣は街の誇り?)
2020年6月に神戸で用事があった帰りに尼崎で途中下車して尼崎城に行きました。
元和3(1617)年、江戸幕府の命により、譜代大名・戸田氏鉄(うじかね)が尼崎藩主に就き、新たに尼崎城を築きました。明治6(1873)年の廃城令後に取り壊されるまで約250年使われていました。
家電量販店旧ミドリ電化の創業者・安保詮氏が「創業の地に恩返しがしたい」と、
約12億円の私財を投じて尼崎城天守を建設し、尼崎市に寄贈。2019年3月に再建された尼崎城がオープンしました。
阪神電車に乗っていると、車窓から尼崎城が見えます。街のシンボルとして天守閣のある城があるのって、とてもいいなぁと感じます。すこしずつ尼崎のイメージが良くなってきている一つの要因になっているかもしれません。
国内旅行に行ったら天守閣のあるお城は必ずその街の観光名所になっているし、きっと街の誇りにもなっていることでしょう。
そう思うと、大阪城は江戸時代に落雷で焼失してから260年以上天守閣がなかったのに、昭和の初めによく再建したなぁと思います。市民の寄付で再建したらしいけど、その時の寄付した人たちに感謝したいですね。
2020年2~5月はずっとステイホームで自粛していたので、近所だけど5月ぶりに観光にいって、とても楽しかったです。
撮影:2020年6月