やりたいことってなんだろな

12月17日(火)

久々に日記を書く

ここにきて、自分の悪い癖が出てきた

毎日続けようとしていたことを一日でもできないとあきらめてしまう癖が


最近、自分の将来について考えることがよくある

将来どんな仕事につくのか、結婚するのか、どんな老後を過ごすのか

人は成長するにつれて、’’将来”というものが現実性を帯びたものになる気がする

というか、小さいころは、将来の夢、なんか文集に書いてたけど、正直あんなのほんとになりたい職業を書いてたわけじゃないし、周りの雰囲気とか、そういうものに合わせて書いていた気がする

なのに、大学生になって、’社会人’という名の肩書を持って働く将来が近づくと、唐突に、「何がしたいのか」「どういう分野で働きたいのか」を決断することを求められる

今まで義務教育と高校・大学進学、というお決まりのレールの上を走らされてきたのに、突然、次の行先を決めるレールを作るように言われてもそんなのわかるわけない

だって今までの自分は、この社会で誰かさんが作り上げた、’普通’と’理想’に当てはまるように、逸脱しないように選択肢を選んできて、普通になろうとしてきたんだもんなあ

それで急に個性だとか、独創性だとか創造力なんか求められても困っちゃいますよ日本社会

そして、たぶん皆が同じような思いを抱いていて、何がしたいか、どの会社で働くことが自分にとっていいのかが分からないから必死にインターンシップとか、企業説明会とか行って、情報を集めて、いろんな会社の業務内容だとか、企業の雰囲気を知って、自分の性格とすり合わせながら、’理想’の就職活動をしようとするんだと思う

もちろん明確な人生の目標だとか、なりたい職業だとか、やりたいことが決まっている人は、志望動機や目指すビジョンがしっかりしていて羨ましいと思う

でも、学歴社会の日本で、何となく大学に行くことが当たり前だったから大学進学して、何となく国際系の学部に入って、何となく留学している自分にとって、社会人としての一生の職業を決めるのがこんなに早くていいのかと戸惑ってしまう

企業のエントリーシートを書くのだって、学生時代に頑張ったことなんて特にないし、とてつもなくつらいことを乗り越えた経験もない

でも、きっと本当は小さいことでも何かしらの過去の出来事や頑張ったことを拾い上げて、うまく人事にもわかるストーリーに書き換えて、それを説得性のある話し方で伝えることがこれから求められているんだと思う

継続して努力することもできなくて、今まですべて中途半端にやってきて、でもなぜか人一倍プライドは高いから、器用に全部やっているように見せるのだけはうまい自分にとって、就職活動は苦痛でしかない

だって、心の底から自分の誇りにできるものがないから

けど自分のことだから、そこもうまくでっち上げて、優等生な自分を演じて、会社に求められている人物像にすり合わせて、うまくやろうとするんだと思う

この演技がどこまで通用するのかな

もうそろそろ破綻してもいいころだな

いつ破綻してもいいように、本当に胸を張れる自分にそろそろならなきゃな