見出し画像

総合病院への転院と手術を決めるまで【卵巣嚢腫6cm】

前回の記事を書いてからだいぶ時間が経ってしまった。

あれから色々なことがあって、色々な決断を迫られて色々な理由をつけて手術を先延ばしにしてきたが、いよいよ腹を括って10月頭に手術してくることになったので、まずはこれまでの経緯を残しておきたい。

大きな病院での検査

前の病院で紹介状を書いてもらい、卵巣嚢腫の手術件数も県内1位2位である規模の総合病院に転院した。

総合病院はやはり待つ。待たされる。人が多い。

それは仕方ないにせよ、時期が悪かったのか行くたびに担当医が変わる。異動だの退職だので安定しない。

まぁなんだかんだの不満はあれど、他に行くあてもないのでしかたなく通院してた。

これまで3人の担当医に会い、もう誰でもいいやと思って最後の男性医師で手術を決意。初めは女医さんじゃなきゃ嫌!とか思ってたのに、もう内診台に上がるのも慣れたものだ。

総合病院に行ってからの流れは次の通り。

・紹介されてから初回予約とれたのが1ヶ月後
・初診ではエコー検査のみ
・改めて1ヶ月後にMRI予約
・MRI検査だけやりに通院
・さらに1ヶ月後、検査結果&検診
・8月の定期検診で手術意思表明
・9月に術前検査と手術説明(家族同席)

それぞれの診察での話を端折るとこんな感じで、1ヶ月ごとに1歩ずつ進展してきた。

検査の所見と治療方針

MRI検査の結果を見ると、背中側に大きく卵巣が膨らんでいるのを見ることができた。
よくこんなもの抱えて生きてるもんだ。

治療方針は色々あるみたいなんだけど、先生に言われたのは次のどれか。

1. 手術でとる
2. ディナゲストという薬で生理をとめる
3. 妊娠して生理を止める

元々は手術する気満々で病院に向かった私だけれど、ここで悩ましいことを言われる。

内膜症である私の卵巣の場合、手術しても生理が来るたびにまた大きくなって再発すること。

手術したからといって今の生理痛がよくなるわけではないこと。

なんと。

私はこれでひどい生理痛から解放されるぞ!と思って決意したのに、痛い思いして手術した結果が再発前提なの?とわかると思いとどまってしまう。

次にディナゲスト。

この薬は生理を来なくするためのものだが、80%以上の人に副作用があり不正出血する。

生理なら月5〜7日間の我慢で済むのに、この薬の副作用では3ヶ月くらい毎日出血することもあるらしい。その後も止まるとは限らない。

なんだよそれ生理より苦痛じゃん!

そして最後が妊娠。

医者によっても意見が分かれるらしいけれど、要するに私の場合は生理が来ることが悪なので、その生理を止めるために妊娠しろ、と。

妊娠希望ならその方針で、とあたかも当たり前のように妊娠するでしょ?そろそろ?みたいな圧がめちゃくちゃ気持ち悪く感じた。

人をなんだと思ってるんや?

私が当時悩んだこと

まずもってコロナ禍の手術が嫌すぎた。

誰も見舞いに来れないので術後に目が覚めても1人。それくらい大人なんだから我慢しろって話だが、痛みに弱くかつ自分の枕でないと寝付けない私に病院のベッドは憂鬱すぎる。(過去にも別で入院経験はあり)

ここで手術を躊躇し始めるものの、かといって妊娠はもっと無理。今の状態でさらに生命がお腹に宿るなんて、どうしても想像できない。破裂しそう。

薬で楽になれば一番いいのだけど、この大きさまで来てると小さくなるということはないらしい。

そうこうしてるうちに3ヶ月くらい悩んで保留にしていた。

いざ、手術決定

決めてからは早かった。

3ヶ月ぶりの検診でまた新しい先生にはじめまして。

「お子さん作る予定…ですかね?」と改めて確認され、やっぱりそれはないなと思い「妊娠希望ないので手術しようかなと…」と伝えると少々驚かれつつも「そうですね、この大きさなら手術したほうがいいでしょう」と。

その後はもう、いつやる?最短来月できますよ?といった感じでサクサク進む。

思ったより早い展開に戸惑いつつも、仕事に穴をあけないようなるべく週末にかぶるスケジュールで入院と手術を仕込んだ。

術前検査と手術説明

手術するには、耐えられる身体かどうかとか、感染症にかかってないかなど事前の検査が必要らしい。

・血液検査
・腹部CT
・心電図
・尿検査

を行い、特に異常なしのため夫同席で手術説明を受ける。

手術は全身麻酔でおへそ+下腹部3箇所に穴を開けて腹腔鏡手術で行うらしい。1時間くらいで終了、麻酔明けるの含めて手術室にいる時間は計3時間くらいだ。

入院は4泊5日の予定で意外と短い。その後は一週間安静だが、痛み止め飲めばPC作業くらいできそうなので安心した。

ここら辺の詳しいことは術後にまた書きたいと思ってる。

こうしてもうすぐチョコレートみたいな血の塊とおさらばできるわけだけが、前述の通り私の場合は子宮内膜症のため放っておいたらまた血が溜まってしまう。

ということで、担当医にも勧められ、術後からピルを飲み始めることに。20代の頃にもピルは飲んでいて、楽だったことを知っているので二つ返事で合意した。

術後にやりたいこと

今回の手術のことがあったから、何がなんでも体調崩さないように(ましてやコロナにならないように)外出を控えており、会いたい人にも会えてない。食べたいもの観たいものも行けてない。

術後の経過が良好なら10月末頃には色々出かけられる予定。お酒も3週間くらいで解禁かな?

やっと心置きなく遊べる日がくると思えば心も軽い!
年末にかけてより一層パワフルに仕事も遊びもはりきっていく所存。

では、とりあえず、サクッと行ってきます!!!

いただいた応援の気持ちは、私が良いなって思ったコンテンツへの応援の気持ちとして次に繋げます☆+*