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ハマムとサウナ

皆様、こんにちは。

突然ですが、わたしはサウナが大好きです。湯船や温泉も好きですが、でもやっぱりサウナが1番好き。岩盤浴なども勿論大好きです。

パリにはあちこち、ハマム(wiki)があります。わたしはまだ一軒しか行ってないので何がどう違うのかが何とも言えませんが、サウナとはまた違うタイプの公衆浴場やスパだったりします。

ちなみに調べていたら日本でもハマムを味わえる所も出て来たみたいですが、様式は全く別物。本来のハマムは蒸気100%、温度が50度近いムシムシした空間で、中央には40度ぐらいに暖められた巨大な大理石の台があり人々はそこに寝そべったりして過ごします。岩盤浴に近いですね。わたしがネットで見かけた日本のハマムは寝そべった下からスチーム、と言う物でした。

この辺は割と人気の綺麗なハマム。でも料金が結構高い! と言うか大体どこも60€位(7000円位)。ハマム、と言うかサウナもプールもあったりするので、スパの様な感じ。わたしはハマムで60も出したくないなー。

ちなみにベルリンのよく行くスパは1日いても36€(4200円位)、2時間だと21€(2400円位)…比べちゃいけないのはわかってるんですが…。

わたしが行ったのはパリの治安の悪い地区にある本当〜に大衆浴場的なハマム(評価が高かったのと家から歩いて5分だった)。HPもなく、電話で開いてるか確認してから行きました。ちなみにお値段12€、垢すり入れて18€(2100円位)。安いしスタッフは感じいいしお客さん達も非常に感じ良かったけど、綺麗さを求めてはいけないんだなと思いました(笑)。入るのはパンツ(水着)着用、上半身は裸。

潔癖症ではないけど、清潔感がないのはやっぱり苦手なのでもう行かないとは思いますが、でも垢すりとハマムの相性たるや! 生まれて初めて垢すりをやったのですが、ハマムで燻された後の垢すり、そしてハマム再びと言うコースは凄かったです。お肌、ツルッツル! しっとり! 何これ! 

硬水の国って本当に肌がガサガサになるんですが、これって保湿も勿論そうだけどもしや垢すり必須なのでは?(ちなみに保湿だけじゃ改善しない) 硬水は水に含むカルシウムやマグネシウムと結合して石けんカスとして肌に残り、感想や肌荒れに繋がるので…やっぱり垢すり必要だわ。その後保湿。今までも自分でやってたけど、保湿メインでやってたわ。間違えていましたね。

垢すりは病みつきになりそう、と言うか頻度を上げてやりたいと思います。

このハマムの垢すりは、同じく上半身裸の大きな身体のおばちゃんがやってくれるのですが、あちこちにおばちゃんの大きなおっぱいが当たります(笑)。ゴシゴシされながら、あなた綺麗ね〜などと褒められ、ここのお客さん達とスタッフにはTATTOを褒められ、まつ毛が綺麗だけどどこでやったんだとか(わたしのはセルフマツエク)、国はどこだ(パリではすぐ国籍を聞かれる)とか、困ったことはないかとか、散々話しかけられました。アジア人とTattoが珍しかったんじゃないかと思いますが、色んな女性に褒められたり裸で話すのはとても楽しかったです。

しかもサウナよりも芯から温まってる気がする。汗が全然ひかなくて中々帰れなかったんですよね。もう待っても待っても汗がひかないので、汗だくのまま服を来て受付に寄ったら、ここで涼んでいいよ〜とお茶を出してくれました。オーナーのムッシューにも何処の国?日本?と聞かれ、そうだと答えると日本は別格だ、とてもリスペクトしている、と言われました。

パリで日本人と言うとかなりの確率でこう言われるのですが、わたしはとても不思議なんですね。何故? いつからみんな日本が好きなの? 何がきっかけなんだろう。そのまま聞いてみたら、まず僕は柔道をやっている。そしてアニメや漫画が素晴らしい、日本人はとても心が強くて礼儀正しくて大好きだ、と言われました。

パリでの日本のアニメと漫画(ゲームも)の影響力、日本人が思ってるよりも凄まじく大きいですよ。

清潔さには欠けるけど、垢すりとハマムの相性が忘れられないのでまた行ってみようかな。もしくは新しい所を開拓して見たいと思います。


また近々お会いしましょう🌹

©2010-2019 Maico Tsubaki



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