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自分のココロが動く時〔QUMZINEさん2021年7月29日 記事より〕

ここ最近、注目しつつ → 気付けば楽しんでいることがあります。
それが「自分のココロの動き」に注目すること。
中でも記事など読み物や、コンテンツ内の言葉に触れた時、とっさに自分の中の何かと繋がり、ぐっと深みを感じる時間が増えた気がします。
これは私が仕事をする時にも、とても大切にしているポイントの1つでもあり、「相手から聞く言葉が自分ごとにつながる」というSTEPがとても楽しい。今日はそんな楽しさや今感じている希望を、ここに書き残してみることにします。

最近ココロ動いたコンテンツが、QUMZINEさんの「人事院橋本賢二さんとフィラメントCEO角勝さんとのキャリアに関する対談コンテンツ」です。※TOPバナー内の記事見出し画像はQUMZINEさん記事からお借りしました。

この記事の何にココロが動いて、なぜ楽しいと感じるのかを書き出してみます。

「これあっちで応用できるかも!」と、ひらめく時

記事の前半で、橋本さんがご自身のスキルについて触れておられる中での、ある一言。

こういう目線で働いていると、全然違うところの話が「これあっちで応用できるかも!」とひらめく時がありますよね。各省庁でどんなことがホットイシューなのかをチェックするんですけど、

この閃きについては、橋本さんの言葉に「私もです!」と、心のなかで拍手が起きる瞬間でもあります。

一見なんの接点もなさそうな物事につながりが見えてくる瞬間があり、何か発見したような、そういうワクワク感が心の中に芽生える。
このワクワクが本物かどうか、誰と更に大きくつなげていけるかを、まずは周囲に伝えてみることから考えてみる。

この感覚を楽しみながら働くと、新しく自由な気持ちをキープすることができていた。そんなことが思い出されます。

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自分がアクセルを踏むとか、もしくはスピードを落とすとか

更に中盤の、橋本さんの下記の言葉もココロ動いた部分でした。

学びとか多様な働き方も重要になるし、家庭を持ったらパートナーのキャリアとかも考える必要が出てきて、どのタイミングで自分がアクセルを踏むとか、もしくはスピードを落とすとか、そういうのはいろいろな関係性によって決まってくるので、

この言葉を読んだ時に、自分の中では「働き方の前に、感じ方も一層大切になっていきそう」という気持ちが起きました。
少し前から、周りの親しい人たちと言葉を交わす中で感じていた、働き方の前に必要な何か。働き方を単に複数パターンで定型化したり、誰かの真似を続けるのではない何か…。
そのためには働き方の事例を数多く知ることよりも、今の自分と周囲の関係性をしっかり見る、聴く、理解しようとする気持ちが必要。自分に変化を感じなくても周りが変化していく、またその逆で、自分が変化していた、という気付きなど。その自分の感じ方もベースに今できること・やりたいことを深めていく先に、必要な多様性も育まれていくのでは、と感じています。

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自分がこれまでに培った知性の大半って

そして、学び直しやこれからの時代に必要な無形資産に関する話題での、角さん自身の振り返りもココロ動いた部分でした。

僕の感覚でいうと、公務員はもう辞めちゃいましたけど、自分がこれまでに培った知性の大半って、多分公務員の時に形成されているんですよ。公務員としての仕事の仕方、事象の抽象化、解決すべきところを発見して提案することなど、

角さんのコメントを読み、私の感覚に置き換えて考えてみても、「前例にとらわれない考え方をする」「問いに対して行動で検証する」といった自分の特性は、長い年月を経て形成されているという納得感を、最近のキャリア検討から改めて持ったところでした。その「既に持っているもの」を更に伸ばせるアプローチでキャリアを形成していきたいと思っています。

「その人みたいになりたい」という願いが原動力

さらに、人の変化についての角さんの「感化」に関する言葉も、今このタイミングで改めて納得感をもった内容でした。

変わろうと思っても人間なかなか変われないんですが、明確に「これやったら絶対変わる」ということがあるんですよ。

それは「感化」です。自分がすごく好きな人がいて、「その人みたいになりたい」という願いが原動力だと素直にその人を真似するようになるんですよね。そして行動習慣と思考習慣がナチュラルに変わっていく。

ここでも偶然、私自身に最近起きた変化のステップが、とてもシンプルに表現されていると感じています。
私の場合は、「その人みたいになりたい、あの人いいな。」と思える方々がとにかく大勢いらっしゃった。だから、その方々の様子を少しずつ真似てみて、自分にフィットする形でアレンジしてみた。さらに掛け合わせてみた。それが「感化」によって自分に起きた変化だったように感じます。
この変化のヒントについて、明確に誰かに教わったわけではないものの、こういうことだったのか、という納得感はとても気持ち良いものです。

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その瞬間に殻を破ったんだと思う

終盤で、角さんからの「橋本さんが思考習慣を形成できた理由はなんですか?」という問いに対する橋本さんの言葉も、キャリアの振り返りでの大きなヒントを頂けた部分です。

経産省での出向を終えて人事院に戻ってきた時に、「あの話をしてくれ」みたいな感じで依頼を受けるんですよね。その瞬間に殻を破ったんだと思うんです。経産省の人間ではなくなって人事院に戻ったけど、

自分が特定のニーズを受ける経験は、確かに「殻を破る」という瞬間だったことを、自身の経験と重ねながら読み進めていました。
チームでプロジェクトを進めていても、自分がそのミッションを担うことの意味を知り、実現するために自分のオリジナリティや個性が発揮できている実感は、働く上でとても重要なモチベーションになり、今後も大切にしたいことです。

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このように書き出してみて感じるのは、コンテンツと自分の間に小さな共通点をみつけ、経験とつなげていく機会が、私には楽しくて仕方がない時間だという確信でした。それは以前の経験した数年前とは違った物事への見方や言葉の感じ取り方をする自分が存在していること。この気付きが嬉しくて仕方がないのかもしれない、という気付きでもあり。
今の自分はこう感じていた、その軌跡として、このアプローチも大切にできればと思います。