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自分の感覚に耳を傾けて

心がザワザワした。
なんとも緊張感。ドキドキ。

いや、なんてことはない。
気になったグループワークの募集を見て、参加してみたい気持ちと、いやでもなんか違うかな、、という消極的な気持ちがせめぎ合って、そんな気持ちになったというわけだ。

もともとこういった事へ踏み出す私の腰は大変重い。
いつも、こういうザワザワドキドキを乗り越えられないのだ。
でも、そうではない時もある。
これがどうしてどうなって急に踏み出す私がいるのか、自分でもわからない。
あれれっ、なんか申し込んじゃったとか、
あれ、気づいたらやってるなぁとか。
急にトントンと進む。
後から考えると何かに動かされたような、そんな気持ちになる。


最近私は、オンラインでのマインドフルネス瞑想に参加させてもらっていて、その中で自分の無意識とつながってコンタクトをとる方法というのを教えてもらった。
失くしものとかを見つけることができるらしいのだが、今の私はそこまで何かについて自分の無意識さんにYES、NOを聞こうとまではしていない。
ただ、自分がその無意識につながることは意識するようにはなった。

コーチングでも答えはクライアントの中にあって、コーチは簡単に言えば、ただその気づきを得るための話し相手になるだけだ。
話しているうちにクライアント本人が、あっ、そうか、そういうことだったかと気づきを得られたりするのだ。
そう、誰でもどんなに悩んだって、答えは自分の中から出てくるものなんだ。
上手に出せないということがあるだけであって、答えは必ずある。

そうであれば、何か迷いやネガティブな思いに襲われそうになった時も、「いや大丈夫、私はこれを何とかできることを知っているよ」と、ブレブレになりそうな心を元の場所にゆっくりと戻していくことが出来るように思う。


今日、ザワザワを感じた時、はてどうしよう、と立ち止まってみた。
深呼吸をして、自分が感じている気持ちをそのままに、そうなんだ、と。
そして私はどうしたいんだろう?という気持ちで自分を整えてみた。
”動きたい時は身体が動くんだよなぁ、、、” 身体が何か違うように感じたのだ。
今もし無理にエイヤって申し込んでも、この重い気持ちを引きずりそうな気がしたので、とりあえず、やり過ごすことにした。

考えれば、最近の私は、このやり過ごすということをなるべくせず、その思いをきちんと受け止めるということを気を付けてきた。
でも今回はやり過ごすということを選択した。
出てきた気持ちの受け止め方が少しわかってきたのだろうか。

これまでの「やり過ごす」は、心によぎるのだけど、まあいっかと無かったこととして扱うということだった。
今回は、受け止めた上で、どうも違うらしいとやり過ごしたのだから、全く意味は異なる。

そんな風に自分との会話を感覚でしてみると、なんともモヤモヤしていたものもスッと落ちていったようだ。

自分の中に答えがあるとか、無意識は知っているとか、感覚を大切にするとか、これらはやっぱり今までもずっと頭では知っていたことだ。
でも何か少し私の中に落ちてきたものがある。
それは自分を前より少し信じることができるようになったということなのだろうか。
大切にしよう大切にしようと言い聞かせてきたからか。

よくわからない。
でも私は私を助けてくれる一番大切な人だという感覚がとても感じられるようになってきたのは確かだ。




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