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【UoP001】UoPeopleの入学資格について

今日もお読みいただきありがとうございます。
フォルケ学園長の眞山です。

UoPeopleに入学の申込を済ませ、今はただただオリエンテーションの案内を待っているところなので、書けることから書いていこうと思います。

資格1:高卒又は大卒の資格

大学・または大学院である以上、その手前の教育課程を終えていることが入学の条件となります。

前回の記事でUoPeopleの学部等のラインナップを説明しましたが、取得できる学位は以下の3つです。
・準学士(Assosciate Degree)=短大卒みたいなもの
・学士(Bachelor's Degree)
・修士(Master's Degree)

というわけで、準学士・学士を目指す人は高卒の資格が必要で、修士を目指す人は大卒の資格が必要です。

卒業した高校/大学に(英語の)卒業証明書を発行してもらって提出すればOK。たいていの学校は英文の証明書も対応してくれます。

※この記事を書いている時点ではコロナウイルスの影響で休校している学校も少なくありません。私の場合もそうでした。「休校中で証明書が出せないのです」というメールを担当者(入学申込をした時点からアドバイザーが一人ついてくれます)に送ったら、翌日には入学がいったん受理され、「最初のコースが終わるまでに書類を送ってくれればOK」ということになりました。ご参考まで。

資格2:ある程度の英語力

オンライン大学とはいえ米国に本部があるため、ある意味当然かもしれませんが、講義は全部英語です(と言いつつ、実は最近アラビア語の講義も始まっているようです。貧困層に教育を届けることを目的としているUoPeopleならではだと思います)。

というわけなので、ある程度の英語力を証明する必要があります。方法は大きく分けて2通りあります。

方法①英語力を証明する書類を送る

例えば、以下のテストで所定のスコアを取っていることを証明できればOKです。日本人向けに英検が用意されているところが嬉しいですね。

・TOEFL(PBT)・・・500点・530点
・TOEFL(IBT)・・・61点・71点
・IELTS(academic)・・・6.0点・6.5点
・PTE(academic)・・・44点・50点
・英検・・・準1級・準1級
・Duolingo English Test・・・50点・50点 ←2020年から増えました
※修士入学のためには、2つのうち高い方の点数が必要です。

また、英語圏の高校を卒業していたりする場合などもその証明を送ることで入学が受理されたりします。

方法②UoPeopleの英語の講座を受け、所定の成績を修める。

方法①による証明ができない場合/したくない場合は、こちらの方法を取ります。UoPeopleの正規コースに入る前に、まずは英語の講座(English Composition 1と言います)を受け、73%以上のスコアをとる必要があります。

ちなみに私はこちらの方法を選択しました。英語のテストと言えばTOEICしか受けたことがなく、今から何かテストを受けようとしてもコロナウイルスの影響でほとんどの試験は開催されていないこと、どうせ英語の勉強をするならUoPeopleのカリキュラムに乗っかったほうが楽しそう(しかも安価)だということ等が理由です。

結論:UoPeopleは入りやすい。

要するに「高卒/大卒で英語ができれば」みんな入っていいよ、というのがUoPeopleの方針です。そして日本人の多くが心配する英語力も、他の米国の大学院等に留学することを想像するとややハードルが低いです。

例えばMBA留学をする場合、先ほどの英語力の必須ラインはTOEFL(IBT)で100点以上であることも珍しくありません。海外のMBAの場合、まず入学を目指すためにかなりの英語の勉強をしなければならない・・・となると非常に大変ですが、その点UoPeopleは基準が少し低めであり、しかもその基準を満たしていなくても英語の講座(English Composition 1)を受講すればチャンスがある。さらに言えば万一そこで失敗しても、その時点で支払う金額はごくわずかで済む…となれば、リスクは非常に少ないですね。

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