姉妹喧嘩【逆位置大アルカナⅡ 女教皇】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
先日のお話は男同士の「兄弟喧嘩」
今回は、女同士の「姉妹喧嘩」のお話です。
男同士同様、女同士の姉妹も仲が悪いケースが『多々』あります。
男同士は単純明快な原因とわかりやすいのですが
女同士の方が、複雑怪奇、女ならでは、の原因が垣間見れます。
姉妹のどちらが可愛がられているか?
実際に見た目がどちらが可愛いか?この2つの要因がダントツに高い確率です。
そして、これまた男兄弟よりも多いのが、「異性の取り合い」なんです。
わかりやすくいえば、お父さんの取り合い、からのスタートです。
産まれてからずっとそばにいる異性は父親。
女として生まれてきて、異性に興味をひいてもらうように振る舞うのが
生存本能です。
その最初の対象者が、父親、となるわけですが、
ここで父親からの愛情が本人にとって、物足りないと
幼稚園や保育園時代がらすぐに、異性と仲良くなろうと「本能的」に動いているようです。(もちろん全てのお子さんではありません、あくまでも傾向)
ご両親が仲良い姿を見たり、下の兄妹が生まれて寂しかったりすると、
幼稚園で好きな男の子に甲斐甲斐しくお世話を焼いたりします。
お母さんごっこの延長ともいえますが、何かしらの起因があって母性本能が
活用されるのでしょう。
ここまでは、動物的本能の動き方ですが
困るのは思春期になって、
姉妹どちらかの好きな人を同じように好きになってしまうケースです。
これも、分析すれば理解はできます。
仲の良い友達でも同じことが起こりえますが、同じような生活環境や価値観だからこそ、姉妹であったり、仲良い友達だったりするわけなので
同じような男性を好きになったりするのも、傾向として想定内です。
そこで、相手側からの視点に切り替えれば
姉妹でも仲の良い友達同士だろうとも、異性からすればこちらの女性たちは
似ている傾向が強いので、どちらも好きになる可能性があるわけです。
そして同じ男性を好きになった時、悲劇がジワリと幕を開けます。
男性がしっかりしてくれたらと、期待するのはこちら側の勝手な言い分なのかもしれません。
姉妹同士の喧嘩は、口を聞かないのはもとより
男性の腕力自慢、体力勝負がないからこそ、刃物が出てきやすい。
思いのほか、姉妹の喧嘩は深刻なのです。
どのケースも、結局は姉妹が距離を取ることで、休戦状態に入ります。
こういった場合、両親も覚悟を決めて、現実を受け入れてくれるのがベターではありますが
両親も両親で、どちらか一方に加担しやすく、それならそれで貫いてくれればいいのですが、何かのきっかけで、加担していた娘が頼りにならない、と感じると
あっけなくもう一方の娘に鞍替えをしたりすので、さらに話がややこしくなります。
俯瞰的に見ると、そんな両親だから、子ども達が歪んでしまったのか?とも
思ったりもします。
本来は、成人になれば、男女問わず、自分の新しい核家族を作り、
実家から独立するのが、健全な成長の証であると思われますが
兄弟姉妹の仲が悪くても、だからこそ新しい自分の家族を大切にするのであれば、
それは正しい結果の一つと言えるでしょう。
家庭内が安泰で平和であることが、どれだけ幸せなことか?を
みなさんは考えたことがありますか?
「うちはそこそこ普通」は決して珍しいことではなく
ミラクルとも言うべき、ありがたい家族なのです。
そして、今現在、自分の子どもたちが仲が悪いと悩んでいる親御さんは
少し切なさを感じつつも、極端なエコ贔屓はせず、相性の悪い子どもの性格を双方理解しつつ、離れて生活できるよう、自立した生活を誘導してみてください。
親御さんも年齢がかさみ、心配事を胸にずっと抱え込むのは健康に良くない。
自分の将来を子どもに託さず、お互い1人の人間として生きていける強さを
伝えてあげてください。
そして、わずか数時間でも合えたなら、胸いっぱいの愛情を
目で表現してあげてください。
愛は必ず伝わります。
タロットMahou
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?