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母親との葛藤②

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

昨日は、実の親に自分の容姿をけなされるハラワタが煮え繰り返る内容でしたが
今夜も第二弾。

今回は、自分の容姿はけなさないまでも、自分と同じような洋服を着たり
新しい装飾品を同じように持ちたがる、欲しがる、さらには搾取する、パターンです。

これも、一見当たり前のような日常の出来事ではあります。
子どもの身体は、思春期まで毎日成長し続けるので、確かに今日現在のスタイルに合わせて買ってしまうと、ワンシーズンで着れなくなる、ということが多々あります。
そういった事もあり、わざと大きめな洋服や、制服を購入するのは、親のお財布事情としては当たり前でしょう。

思春期の子どもが「着れなくなった」洋服を、もったいなくて家族が着用すると言うことも、昔からよくある話ではあります。

が、今回のテーマは、「若い人が好んで着る洋服を母親が着る」と言う事です。
もちろんミニスカートや胸の大きく空いたワンピースだけの話ではありません。
お店の人に乗せられて、「お母様に見えないですね、お友達だと思いました」と
100%営業トークの心地よさに、わかっていても、ついつい買ってしまう事もあるでしょう。
ここまでは、良いのです。お母さんも女なのね、と言ってあげられる可愛いものです。

ところが、娘と一緒に買い物に行くいつもの店に、慣れているからこそフラッと立ち寄り、自分の洋服を買ってしまう。
もしくは、娘がバイトでお金を貯めて買った洋服を、自分のクローゼットにしまっていると、知らない間にお母さんが着ている。そんなことも案外あるのです。

これは、各家庭の事情が優先されるので、全てがNGの話ではありません。
問題なのは、娘さん自身が、そのお母さんの動向に「狂気」を感じている、と言う事です。

思春期ともなれば、「秘密」も出てきます。
家族が仲が良いことは良いことですが、母親が何でも知っているのも、不健康なような気もします。
娘が、幼い頃のように親に一から十まで話さなくなるのは成長の証。

では、母親が娘に一から十まで話すのは、娘の感情により『苦悩』へと変換します。

母親との距離感に、悩まされる女性がどれだけ多いか?
どれだけの娘さんが、母親なことで涙しているか?

Mahouの仕事は、人の心の深淵を覗く生業ですので、8割は確実に存在します。
やはりここでも、2.6.2の法則です。
2割の人が母親嫌い、6割がまぁまぁ。2割が好き。
この6割も、おそらく殆どが、「距離を取れていれば、まぁそこまで嫌わない」と条件付きではなかろうか?と推測します。

母親らしい格好をしろ、だなんて、Mahouが言うわけがありません(爆)
先日も元女優さんに「派手なお姉さん」とにっこり愛を持って言われたところです。(耳を疑いましたが、スルーしました、ええ、大人ですから)

今回のテーマの本質的なところは「親になりきれていない」と言う箇所なのかもしれません。
親だって人間ですし、親の経験値があるわけではありませんから
そりゃ、親らしくない言動もあって当たり前ですが

「弱いものを助ける」と言う根本的な言動が、不安定なような気がします。

10代20代、もちろん30代の我が子に、『不必要な執着』は、人間として、動物として不健康です。
さらに、あなたが40代50代60代だとしても、自分の人生が最優先で、自分自身の新し家族がいれば、その次に母親の存在の順番となるでしょう。
ある意味遺産相続の順位は、わかりやすい例えなのかもしれません。

ヤングケアラーにあなたはなっていませんか?
あなたは、子どもをヤングケアラーにさせていませんか?

ヤング、と言う若い人限定ではなく、『不本意な』親との関係性を再度見直して
良い距離感を構築してほしいと、願います。

タロットMahou

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