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本来の子どもの成長とは?

昨日も述べましたが、子どもたちの成長にとって一番必要と感じることは何でしょうか?
子育てに関わった方もそうではない方も一緒に考えていただきたい内容です。

おそらく年齢によって違うけれど…と思われる方が多いと思います。
オギャーと生まれてから成人するまでのきかんに、一番必要なことです。


皆さんの思い描いたことは間違いないとは思います。
では、私は何を申したいのかというと、まずは、【命を大切にする想いが育つ】です。昨今の厚労省の発表の中でも、自殺者数が上昇してきている中でも、子どもたちの自殺者数がうなぎ登りに上昇してきているとのこと。
これが、私がまほろ学園を作ろうと思った理由の一つです。
子どもたちがなぜ、自ら死を選ばなければならなかったのか?
そのサインに気づく大人たちはいなかったのか?いなかったとしたら、そんなにも自分のことで精一杯なのか?と疑問に思うことばかりです。

また、凶悪犯罪の若年化もそうですし、将来何になりたい?と聞いた時のこたえが、あまりにも夢が無さすぎる…中には満員電車に乗って仕事に行くようなサラリーマンにはなりたくない、というこたえがとても多いそうです。逆に、政界に入ってしっかりと国民に根付く政治をしたいという声もでてきているとか…。

保護者の方々の背中を見て、今の国民の疲弊具合を見て、社会状況も含めて、子どもなりに感じ取っているのでしょうね。

つまり私が言いたいのは、『どのような状況下であっても、生き抜く智慧と力を持って欲しい』と言うことです。
つまり、基礎学力・基礎体力は当然必要ですし、ひきこもりや発達に特性のある子どもも、先天性の障がいを持つ子も、みんな上記の能力は必要です。

多様性と言われてかなり経ちますが、教育の現場や家庭内、社会の中でそれを受け入れている大人は、どのくらいいることでしょうね?
〇〇だからそれはできない、〇〇だと困るからそうなる前に手立てを打つなどととらえてはいませんか?

まずは、自分自身をありのままその子自身が受け入れて、自分の存在を認め、自分のことを尊い存在なんだと受け入れることができるかどうかです。
そのためには、保護者さんだけではなく周囲の大人たちの見守りや援助も必要となってくるわけです。


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