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順位別リーチの待ち種類分布

研究代表者 nisi
研究協力者 とつげき東北、みーにん

1.はじめに

他家リーチを受けたときに、リーチの読み方の一つとして、待ちが好形かどうか、ということもありうるかと思います。例えば、トップ目からリーチが来たら好形の可能性が高いだろうなとか、ラス目からのリーチなら苦し紛れの愚形リーチもありうるんじゃないか、といった読みがあるのではないかと思いました。

そこで、今回は順位別のリーチの待ち種類分布について、牌譜解析で調べてみました。

2.牌譜解析条件等

リーチの瞬間(宣言牌打牌直後)を調査対象とする。
リーチ回数をカウントする。
残り局数別、リーチ者現在順位別、リーチ巡目別、何人目リーチか別、親子別、待ち種類別、待ち牌にドラが含まれているかどうか別に分類する。

具体的にはこのような表を作成します。

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行方向が待ち種類とドラ待ちかによる分類、列方向がリーチ巡目による分類で、マスの中の数字がある待ち種類になっている確率です。例えば、一人目の子リーチ・残り5局でリーチ者がトップ目のときに、9巡目リーチの待ちが非ドラの両面25,58待ちである確率は16.9%です。

また、表の下のほうはめぼしい指標をピックアップしています。良形割合は、三面張・両面・亜両面の確率を足したものです。字牌待ち割合はシャボ(字牌含)と字牌単騎の確率を足したものです。ドラ待ち割合は表の後半の待ち牌にドラが含まれている確率をすべて足し合わせたものです。これらの指標が順位や残り局数、リーチ人数と親子で変化が生じるかどうかが本日のメインテーマです。

3.残り5局・一人目子リーチの順位別待ち種類分布

それでは、残り5局・一人目子リーチの1位~4位までの待ち種類分布が下表になります。

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