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私とかみさまの話。

私が神様を意識し始めたのは、大学生のころ。丁度、夏の盛りだったかな。後輩たちが部活で東京遠征に出るとの話があった。

それを何とか応援したくて、駅近くのそこそこ大きな神社にお参りした。

「勝っても負けてもいい、あの子達がケガなく遠征から帰って来られますように」

と願った。

すると、なんとまぁ、遠征でかなりの好成績を残した、というメールが届いた。神様っているんだなぁ、と思った最初のエピソード。


二つ目は、ちょうど今日の話。女の子の日の一番つらい日に、私は何となくその駅近くの神社に近づいた。すると、少しだけ痛みが引いたような気がした。お参りした後は、なんだか痛みが軽くなったような気がした。


一つ目のエピソードの後、なんでかなぁとその神社の事を調べてみた。すると、なんとまぁ、私が100日参りをした神社と同じ神様が祀られているということだった。

神様からしたら、久しぶりにあった子どもが大人になっていたからうれしくなって目をかけてくれたのだろう。神様からすれば、人間なんてちっぽけなものかもしれないけれどね。

神様を信じていますか、と言われれば何となく微妙な気分になる。それでも、大事なことがある前には必ず行って、そうじゃなくても毎月の初めにはその神様に挨拶しに行く。

神様に覚えてもらおう、なんて図々しい事は思わないけれど、なんとなく人間じゃない分色んな事を聞いてくれそうな気がする。

折角八百万の神様がいる日本に生まれたのだから、贔屓にしてくれる神様がいてくれたっていいじゃないか、そう思った。

いまだに自分に関する願い事は叶えてもらっていないけれど、それでもそれなりに周りの人達が幸せで暮らせているならいいかな、そう思う。

八百万の一柱と1億3千万の一人がこうやってつながっていると思うと、なんだか不思議な気分になってくる。

とりあえず、神様。今度の試験は何卒よろしくお願いします!

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