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【第2回開催記念】出場者インタビューで振り返る『バーチャルクイズ大会・オモイカネ杯』

おはようございます。
バーチャル地球外生命体の櫻井眞尋と申します。

先日6/27に開催され、私も運営協力させて頂いた『バーチャルクイズ大会 オモイカネ杯』ですが、このたび第2回大会の開催概要が発表されました!
10/9(金)より、出場エントリー兼予選ラウンドへの解答が始まっています。

こちらの記事では、第2回オモイカネ杯の開催に向けて、第1回大会の出場者へインタビューを実施。初回大会の振り返りと、出場者視点での感想や裏話をご紹介します!
出場者はどんな心境で高難易度のクイズに挑んでいたのか!?気になる裏側を見せちゃいます。

この記事を読んでオモイカネ杯が気になった方はぜひチャレンジを!
第2回オモイカネ杯へのエントリーと、予選ラウンド問題への解答は下記ツイート内の応募フォームから!腕に覚えのあるあなたの挑戦をお待ちしています!問題を解いてみるだけでも大歓迎ですよ!

また、主催者の思惟かねさんによる振り返り記事も公開されています。
大会注目シーンの見どころの紹介や、出場者へのインタビューなど内容盛りだくさんですので、ぜひこちらの記事もチェックしてくださいね!

参加者インタビュー:沖春城さん

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・沖春城さん(Twitter:@oki_shunjou
漢文学・国文学に精通し、自らも漢詩を嗜むVTuber。
オモイカネ杯本戦では残念ながら決勝進出とはならなかったものの、自らが詠んだ漢詩を披露したり、決勝では即興で問題の解説をしたりするなど、インパクトのある見せ場を演出した。

・大会成績
予選:4.5pt/12問(15位タイ)
本戦:1pt/19問(16位)

Q.オモイカネ杯を知ったきっかけ、参加した理由を教えて下さい。
A.もともと繋がりがあった方が思惟かねさんとコラボ配信をして、そこからかねさんを知りました。
オモイカネ杯自体はかねさんの告知ツイートを見て知りました。「このクイズガチっぽくて面白そうだな」と思い参加してみました。

Q.オモイカネ杯の問題の難易度はいかがでしたか?
A.QMAなどでクイズのプレイ経験はありましたが、毛色が違う感じでメッチャレベル高かったです(笑)
最初の方はなんとかなるかなと思っていたんですが、途中でガチガチの理系問題が出てきて、必死で食い下がりました。難しかったですが問いていて楽しかったです。
昔文理の教養問題を勉強する機会があって、そこでの問題も何問か出てきて「あのときやった問題だ!」なんて思い出しながら問いてました。

Q.ご自身の出題した問題の手応えはいかがでしたか?

【沖春城さん出題】
「苛政は虎よりも猛し」の出典を述べよ。(正解:礼記)

A.実は高校の教科書からの問題なので、正答率は高くなるんじゃないかと思っていました(笑)
思惟かねさんには事前に2問提出していたのですが、そのうち1問が「戦戦兢兢として深淵に臨むが如く、薄氷を履むが如し」という『詩経』の一節からの穴埋め問題だったのですが、さすがにちょっとそれはと思って(笑)
(櫻井:結果、全員不正解でしたが)
なので、ちょっと反省して次出すときには選択式とかにしようかと…

Q.他の出場者の問題で印象に残ったものはありますか?
A.山口優さんの問題です。

【山口優さん出題】
粒子が空間に対して光速度よりも速い速度を持つことはありませんが、空間同士の相対速度はこの限りではありません。
以下のうち、現在の宇宙論において空間同士の相対速度が超光速度となる原因になり得ないものを1つ選んでください。
A.ブラックホールの回転
B.宇宙の膨張
C.インフレーション
D.ダークマター
(正解:D.ダークマター)

選択肢のひとつに「ブラックホール」があったので「よし!解ける」と思って回答したのですが見事に…あれはなかなか(笑)
あとはエトナさんの問題ですね。

【エトナさん出題】
小説『図書館戦争』では改正図書館法の一部となっている、日本図書館協会が1954年に採択した、図書館の果たすべき使命について述べた宣言はなんでしょう?(正解:図書館の自由に関する宣言)

実は僕、司書の資格を持っていて、学生時代メチャクチャやったことなんですが、これも見事に忘れていて(笑)
(櫻井注:沖さんは「図書館宣言」と解答。惜しい解答でした)

Q.印象に残った出場者はいましたか?
A.ニッソちゃんかな…
実は親戚がSCP関連にハマっていて「ニッソに入りたい」と言っているので、「ニッソにコネあるで~」と言えるかなと(笑)

Q.オモイカネ杯参加の前後で変わったことはありますか?
A.オモイカネ杯きっかけで出場者の三島彩子(植物たん)さんとコラボさせていただきました。人のつながりが広がったのは参加して嬉しかったことですね。

Q.第2回が開催されますが、参加の意向はありますか?
A.ぜひ参加したいです!

Q.第2回大会で要望することはありますか?
A.第1回で出なかったジャンルの問題もあれば良いですね。人文系、社会学系、物理系、生物系とか…色んなジャンルの問題があれば。
(思惟:予選で問題のジャンルを広げる予定です、本戦はさすがに参加者次第にはなってしまいますが…)

Q.こういう人に出場して欲しい、とかありますか?
A.欲を言うと…アイドル系の女性VTuberの方とかに出ていただきたいですね(笑)

・櫻井コメント
自分の欲も語りつつ第2回への意欲も見せていただいた沖さん。
第1回はジャンルに恵まれなかった部分もあり、成績こそ振るわなかったものの、実力は確か。アイドル系の女性がいればより実力も発揮できるはずなので、ぜひ沖さんへ声援を!

参加者インタビュー:火山たん

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・火山たん(Twitter:@volcano_tan
火山に関する情報を発信する「学術たん」の一人。
文理問わず専攻した経歴があるため知識の幅が広く、多岐にわたるジャンルでコンスタントに正解し、上位を勝ち取った。

・大会成績
予選:8pt/12(6位)
本戦:10pt/19(2位)
決勝:7pt/14(2位タイ)

Q.オモイカネ杯を知ったきっかけ、参加した理由を教えて下さい。
A.オモイカネ杯告知のツイートがどこかで流れてきて、ガチでやり合うという趣旨がすごく気に入って。
お互いを高め合うって機会はこれまでもあったけど、知識を比べ合うって機会はなかなかなかったから、逆に面白そうだなと思って…ここまでヤバい企画になるとは思わなかったけど(笑)
(思惟:ヤバい企画…(笑))
ホンットにね、あの1分の間にすごく体力を使うからね、答えるたびに。

Q.オモイカネ杯の問題の難易度はいかがでしたか?
A.全然解けてる感じがしなくて、こんなにも私は無力なのかと思い知らされるという…(笑)
みんなの知識の広さに驚かされるって感じ。(出題者から募集した)問題が2~3割から半分が解けるっていう難易度だけど、いろんなジャンルで出現するから、自分がどストレートに「解けた!」と思える問題がなくて、「これは怪しいけど…」って問題がほとんど。
スパッと答えられたという問題が本当になくて、どうにかこうにか…という感じ。
(櫻井:どうにかこうにか、と言いつつ本戦は2位通過でしたが)
それは本当に運が良かったというか、出題範囲が良かったというか…
(思惟:時の運はあるとは思いますが、間違いなく知識の幅は広かったです)
そうなのかなぁ…って感じが(笑)
ただ集中して専攻を選んだというのはなくて、高校までは理系、大学は社会学系、大学院は人文科学系に行ったから、ジャンルをつまみ食いしたというのが良かったのかな~
(櫻井:ちなみにデータ的に見ると連続不正解というのが最大2問、全参加者中2番めに少ないです)
それは意外だね~
(櫻井:予選と決勝で難易度的な変化はありましたか?※決勝はすべて思惟かねさん出題)
決勝の方は知ってないと解けないって感じがあったかな、あと割と幅が広い。サブカルチャー、社会学系、理系、スポーツ分野も入れて…って。
(思惟:頑張ってジャンル散らしました(笑))
ここまで良問揃いのクイズはなかなかないと思うよ。クイズゲームとかの普通のやつは完成度は高いんだろうけど、それよりもオモイカネ杯はレベルが高いよね。だって決勝に行けた4人でも半分解けてれば行けるわけじゃん?クッソ難しいと思うよ(笑)
解いてるときマイクミュートにして「マジかぁ~」って言ってたもん(笑)

Q.ご自身の出題した問題の手応えはいかがでしたか?

【火山たん出題】
火山ガスに含まれる成分で最も多いものは何か?(正解:水蒸気)

A.割と会心の出来というか、程よい難易度で面白い問題だったんじゃないかなと。
(思惟:見事に意表を突かれるし、みんなが答えをちゃんと知ってるというところで、あれほど素晴らしい問題はなかなか無いですね)
そう、言われればわかるというのがいちばん面白い問題だと思うんだよね。
もういっこ出した問題があって、「明治・大正・昭和・平成のうち火山地名になっていないものはどれか?(正解:大正)」っていう純粋な知識問題で、個人的には割と気に入ってたんだけど、みんなの反応を見ると本戦で出した問題のほうが良かったのかな、と。

Q.他の出場者の問題で印象に残ったものはありますか?
A.やっぱあの、漢文のアレは印象には残ったよね~
(櫻井注:全員不正解を叩き出した沖春城さん出題の問題)
わかんねぇ!ってなったけど、やっぱみんなわかんないんだなっていう(笑)
あとはファインマンだね~

【古典力学たんbotさん出題】
「化学は知性を欠いた物理学だ。数学は情熱を欠いた物理学だ」
など過激な発言も少なくない、来日時は日本語を勉強し「不敗魔」と自己紹介した逸話もあるアメリカのノーベル賞物理学者は誰でしょう?
(正解:リチャード・P・ファインマン)

ヒントをちゃんと出して、っていうのが上手いと思った。

Q.印象に残った出場者はいましたか?
A.出場者には知ってる子が多かったけど、知らなかった子だとニッソちゃんとかかな。ただでは転ばないというか…あの子は結構気にいってる。
あとは山口先生だね~、決勝にも出てきたけど知識量が凄い、プロ(のSF作家)って凄いんだなと。
(思惟:SF以外の分野も凄い知識量ですからね)
SFってモノにもよるけど社会全体を描くことが多いから、世界を作らなきゃいけないと思ってて、それができるのはさすがって感じです。

Q.参加者から問題を募集するという形式についての感想は?
A.自分がどういう知識を持っていて、問題にどう込めれるかという意味では凄い面白かったよ。これで決勝に進めるとかではないけど、自分で自分を客観視できるという機会になるかなと。
あとは第2回もこういう形式だったら特定の誰かを狙うということをする人も出てきそう(笑)
(思惟:ルール上NGではないですが専門ジャンルから、という縛りはあります)

Q.第2回はこういう人に出場して欲しい、などはありますか?
A.前回いなかった子がいると面白いかなと思って。歴史学系とか、文系が少なかった印象があるから、そっち系が得意な子がいれば波乱もあって面白いかなと。
(思惟:実は前回は歴史系の問題が一問も無かったんですよね)
学術たんでそっち系の子を誘ってみようかな(笑)

Q.第2回大会で要望することがあれば
A.エキシビジョンで優勝者とかねちゃんの殴り合いが見てみたいな~、1対1で5問ずつ出し合うとか(笑)
(思惟:勝てる気がしない…(笑))
(櫻井:見たい(笑))

Q.オモイカネ杯参加の前後で変わったことはありますか?
A.いまのところ特に大きくは変わってないけど、前はTwitterの運用をbotに任せてたけど手動でやるのが楽しくなったりしたのはあるかな。オモイカネ杯参加者とDiscordで話せるのも楽しいよ。

Q.第2回が開催されますが、参加の意向はありますか?
A.もちろんもちろん。
とりあえずは予選かな、つぎも決勝まで行きたいにゃー。

・櫻井コメント
問題の難易度に苦戦しつつも本戦/決勝とも2位通過はさすがの一言。次回大会も参加表明されているので、優勝候補の一角として活躍してくれることを期待しましょう。
作問も非常に力を入れていただいているので、大会本戦でどんな問題を出してくれるか、今から楽しみですね!

参加者インタビュー:防災学たん

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・防災学たん(Twitter:@bousaigaku_tan
防災に関する知識や情報、過去事例などを発信する「学術たん」として活動中。自身の専門である防災以外のジャンルにも幅広く精通しており、予選・本戦・決勝を通して成績一位を維持。特に決勝では開始直後から7問連続正解するなど終始他の参加者を圧倒し、見事オモイカネ杯初代優勝の栄誉を勝ち取った。

・大会成績
予選:9.5pt/12(1位)
本戦:13pt/19(1位)
決勝:11pt/14(1位)

Q.オモイカネ杯を知ったきっかけ、参加した理由を教えて下さい。
A.どこだったかな…思惟かねさんをフォローしていたか、学術たんのフォロワーからかは覚えていませんが、告知ツイートが流れてきて、面白そうだから参加してみようかなと思いました。

Q.オモイカネ杯の問題の難易度はいかがでしたか?
A.難易度が高くてテンション上がりますね、楽しかったです。
問題の傾向としても身近なものを対象にしたものや、聞いていて面白いなと思う問題が特に多かった印象があります。
例えば(赤兎黒さん出題の)ブロックチェーンの問題とかは最近話題になったなとか。あとは決勝(10問目)の経済のリスト規制の問題とかも、ニュースで聞いたことあるな、というのはありましたね。

【赤兎黒さん出題】
仮想通貨の流通にも用いられることの多い、P2P方式の分散型 取引台帳とも呼ばれる技術をなんという?(正解:ブロックチェーン)
【決勝ラウンド・10問目】
軍事転用が可能な技術の流出を防ぐため、日本では輸出品を外為法で規制しています。この規制は、GPSや核関連技術など危険度の高い技術を厳しく取り締まる規制と、それ以外を広く扱う規制からなります。後者を「キャッチオール規制」というのに対し、前者を何規制と呼ぶ?(正解:リスト規制)

(櫻井:普段からアンテナを張っているんですね)
面白そうな単語があればとりあえずメモっとけ、というのはありますね(笑)

Q.ご自身の出題した問題の手応えはいかがでしたか?

【防災学たん出題】
阪神・淡路大震災での死者が約50人にのぼったともいわれる、体の一部が重いものに長時間挟まれた後、圧迫から解放された時に蓄積された毒性物質が急激に全身へ広がり、最悪の場合、心停止や腎不全で死に至る病態をなんというでしょう?(正解:クラッシュ・シンドローム or 挫滅症候群)

A.だいたい正答率3割くらいかなと思ってたので、ほぼ狙い通りかなと。
(櫻井注:4名正解・正答率27%でした)
あとは問題を出してて「エコノミークラス症候群」っていうのは絶対出るだろうなと思ってて、案の定出たのでしてやったりという感じですね(笑)
問題解説の時間が出題後にあるということも聞いていたので、問題と答えに関することだけじゃなくプラスアルファの内容も解説できたらなと思ってたんですが、この問題なら絶対エコノミークラス症候群の解説もできるなと思ってました。
(櫻井:展開含めて狙い通りのところにピタッとハマる問題ですね)
ただ、直後の問題が火山たんの問題だったので、もっと上手い問題出された!と(笑)
(思惟:あの問題はいろんな方が絶賛してましたね)
問題を聞く立場であっても、そういう問題は間違っててもなるほどとなりますし、合ってたら嬉しいしで良い問題だな、って思います。

Q.火山たんの問題以外で印象に残った問題はありますか?
A.大会のときでも言いましたが、一番印象に残ったのはやはりファインマンの問題ですね。
(思惟:火山たんも言及してましたね、ヒントの出し方やエピソードの盛り込み方が上手いと)
出題したのが古典力学たんだったのも「らしい」というか…ファインマンは本当にエピソードも多いので。不敗魔不敗魔…ファインマンという連想と、あとは単純にヤバそうなエピソードがあるのがファインマンかなと(笑)
(思惟:次回も味のある問題が出せればいいですね)
次回も参加者から問題を集める形式ですか?じゃあまた面白そうな問題を考えないと(笑)

あとニッソさんの問題難しかったですね。

【ニッソちゃん出題】
大正3年頃、流行の最先端であることを象徴するキャッチフレーズが生まれた。
『今日は帝劇、明日は■■』
この■■に入る言葉は何か?(正解:三越)

これは貴重な、完全に人文系の問題ですよね。
(思惟:考えればわからなくもない、というコメントもありました。)

Q.次回大会でこういう問題が欲しいとかありますか?
A.バランスが良くてジャンルもだいぶ幅広かったので、前回と同じ感じで大丈夫かなと。若干理系問題に偏った気もしますけど、十分許容範囲かなと思います。
あとは単純に自分が理系なので、理系問題が多ければありがたいです(笑)

Q.印象に残った参加者はいましたか?
A.うーん…濃い参加者が多かったですからね…ニッソさんとか(笑)
(櫻井:ちなみに、防災学たんの前に2名インタビューしましたがお二方もニッソさんを挙げていました)
やっぱり(笑)
あの人は忘れられないですよ…そのあと普通にSCPハマりましたからね(笑)
(思惟:普通に広報として仕事できてますね(笑))
SCPの“翼人”の項をみて「日本生類創研とんでもねぇな」と(笑)
(思惟:自己紹介も男はつらいよパロで、開始早々腹がよじれるかと(笑))
思惟かねさんかなり笑ってましたからね…これ第1回見た上で参加しようって人は思惟かねさん笑わせようって方も多いと思いますよ(笑)
(櫻井:司会が笑って進行不可能なときの対策も考えておかないと(笑))
櫻井さんはそのへんのカバーも頑張ってください(笑)

Q.終始有利な展開でしたが「行けるかも」という感じはありましたか?
A.決勝ラウンドで7問連続正解したときは「優勝できるかも」というのは正直思いました(笑)
8問目でボンドカーの問題が出たとき出されたら絶対答えられないなと思ったんですが、(トラブルで)流れてしまったので、これは運も味方に付いてるなと。

【決勝ラウンド・8問目】
007シリーズの主人公ジェームズ・ボンドの乗る「ボンドカー」の代表格であり、DB5、DB9などの車種がある、イギリスの高級スポーツ車メーカーの名前は?(正解:アストン・マーチン)
※出題前に正解が表示されてしまうトラブルがあり、実際には出題されませんでした

まあ結局その次の問題を単独で誤答しましたけどね(笑)

【決勝ラウンド・9問目】
「大正桜に浪漫の嵐」のキャッチコピーで知られるアドベンチャーゲーム。初代はセガサターンで発売され、2019年には新作がPS4で発売され、アニメ化もされたこのゲームシリーズのタイトルは?
(正解:サクラ大戦)

ギリギリまで思い出せなくて聞き覚えのあるワードが出てきたことで満足しちゃって、そのまま答えを書いちゃったんですよね…
(櫻井注:防災学たんは「帝国華撃団」と解答し不正解)
そのへんは連続正解してたこともあって「いけるやろ」と油断してたという反省はありますね(笑)
(思惟:ということは終始余裕だったんですね)
後半は誤答も多かったので余裕というほどではなかったんですが、ポイントが見えてたこともあって気分的には楽だったかもしれません。次回はそこ隠しても面白いかもしれないですね。予選は2位以下のポイントがわからなかったので、誤答したときのプレッシャーはあったと思います。
(櫻井:ちなみにデータ的に見ても、防災学たんは予選で2問以上の連続誤答が唯一ありませんでした)
あっ、そうでしたか?いやー、第2回のハードルが上がってしまう…(笑)

Q.第2回はこういう人に出場して欲しい、とかありますか?
A.ジャンルとしては人文系の方がいたら(大会の幅も)広がるのかなと思いますね。
具体的な人物で言うと…来てくださるかはわかりませんが、ニッソさんにもキャラ的に対抗できるんじゃないかという学術たんがいるので、きっと他の学術たんが声をかけてくれるのではないかと…私自身はそこまで交流深いわけではないので(笑)
(櫻井:そういう方がいれば大会も色々と盛り上がりそうですね)
唯一のデメリットは思惟かねさんへの負担が大きくなることかなと(笑)
(思惟:いえいえ、バッチこいですよ!)

Q.優勝者と思惟かねさんのエキシビジョンマッチをやる場合、興味ありますか?(火山たんインタビュー参照)
A.いやぁ楽しそうですね!完全に知の殴り合いみたいな感じがして楽しそうですね!
もしやるとしても優勝しなきゃなのですが(笑)

Q.ディフェンディングチャンピオンとしてコメントを頂けますか?
A.他の参加者の壁となって立ちはだかれるように頑張りたいと思います!

・櫻井コメント
第2回大会への高い意欲が伺えるインタビューとなりました。
難しい問題ほど燃えるというタイプのようで、かなり気合も入っています。ディフェンディングチャンピオンとして出場者の高い壁になる、そういう存在としてはこれ以上なくふさわしい方と言えるでしょう。

参加者インタビュー:古典力学たんbotさん

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・古典力学たんbot(Twitter:@klassische_phys
力学的現象、古典物理学を主に扱う「学術たん」の一人。
癖の強いキャラクターながら学問に対する造詣が深い。本戦では予選通過まであと一歩というところまで進んだが、イージーミスに泣き決勝進出を逃した。

・大会成績
予選:6.5pt/12(10位タイ)
本戦:8pt/19(6位タイ)

Q.オモイカネ杯を知ったきっかけ、参加した理由を教えて下さい。
A.Twitterで流れてきて、楽しそうだなーと思って気軽に応募しちゃいました。どこかでリツイートされたのか、覚えてないくらいではあるのですが、偶然タイムラインで目に止まって「おっ」ていうところで。
もともとQuizKnockとか、テレビのクイズ番組とか好きで見てたんですけどやる相手がいなかったんですよね。なのでこれ幸いとばかりに。
楽しそうだし、古典力学たんbotの名前にも箔が付くかな、と。

Q.オモイカネ杯の問題の難易度はいかがでしたか?
A.そうですね、手応えがある問題が揃っていて楽しかったなぁと思うわけです。もっと難しくして殺意マシマシでもいいですし、簡単すぎると手応えがなくなっちゃうかなと。
(櫻井:クイズ慣れていなかったかと思いますがその点はいかがですか?)
見る側でよく見てたのでそれほど難しくはなかったです。
早押しだと早押し用のテクニックとかが必要になると思いますけど、今回のは記述式なので問題が一気に出てあとは答える、という形式で、その点はやりやすかったです。単純に問題の難易度勝負になるので。
あとは選択肢を選ぶ形式の問題は、記述式のメリットをうまく活かしていて、回答する側としてはいいなと思いました。ちょっと考えると絞り込めたりしますからね。

Q.参加者から問題を募る形式についてはどういう印象を持ちましたか?
A.参加者の皆さん、知に関しては一家言ある方ばかりなので、丁度いいレベル感だなぁと思いました。もうちょっと殺意増してくれても楽しいとは思います。美味しかったです!

Q.ご自身の出題した問題の手応えはいかがでしたか?
A.ニッソちゃんが自爆してくれて非常に美味しかったです(笑)

【ニッソちゃんの自爆】
古典力学たんbotの問題に対してニッソちゃんは「ご冗談でしょう古典力学botたん」と回答。
実はこの回答、問題の正解であるファインマン氏の回顧録『ご冗談でしょう、ファインマンさん』が元ネタ。そのまま書いていれば正解になったのに、という話。

けっこう問題文は練ったんです、序盤にパンチの効いた表現を出して、後半に向けてわかりやすい情報を出して…と。「不敗魔」って特大のヒントを入れたので、問題文を読みすすめるごとに情報が出てくるような感じで。
(櫻井:早押しクイズだと「不敗魔」の辺りでボタンを押すような?)
そうです、そうです。
(櫻井:ちなみに火山たん、防災学たんもこの問題が印象深かったと。)
ですよね、ですよね。えへへ。
(思惟:嬉しそう(笑))

Q.他の出場者の問題で、印象に残ったものはありますか?
A.火山ガス…(笑)
いやぁ~あの、私ペンタブで参加してたのでニッコニコで(一酸化窒素の)「NO」「NO」「NO」って書いて…見事にやらかすと(笑)
(思惟:火山たんもニッコニコでしたね(笑))
あと悔しい問題でいうと「Space X」かしら。

【蒼真アヤさん出題】
国際宇宙ステーションへの人員輸送を成功させた民間企業が開発した宇宙船の名前は?(正解:クルードラゴン or ドラゴン2)
※古典力学たんは「Space X」と誤答

(櫻井:配信中も激しめに言ってましたね…)
(思惟:私の紹介記事にもバッチリ載せましたよ~)
そうなんですよそうなんですよ!
だーって打ち上げを生で見たんだよ、もう!って。「指示をよく読め」号と、「もちろんいまもきみを愛している」号をね!生で見たのにさぁ!

Q.印象に残った出場者はいましたか?
A.大会中はわざと周りを気にしてませんでした。自分が解いて、自分が点数を稼ぐので…。他人を意識しない、ということでもないんですが、そもそも気にせずに。人には注目してませんでしたね…。
本戦のときも得点表示が来たときに自分より上の順位の人はこんな並びかと思ってましたが、解いている最中は意識は全然。
しかしやはり、圧倒的な強さの防災学たんはいつの間にか応援しちゃってました。「そのまま優勝までいっちゃえー!」なんて。

Q.大会中面白かったエピソードがあれば教えて下さい。
A.出題中の皆さん、押しが強くて美味しい場面だねぇと(笑)
学術たんは動画文化というものがないので、あの場面はまさしく「VTuber」っぽくって結構新鮮でしたね。皆さん個性的で面白かったです。
(櫻井:大会後にコラボ配信をしてましたね)
オモイカネ杯でできたご縁からやらせていただきました。
元々気まぐれに、気楽にツイキャス配信で喋るっていうのを気が向いたときにやっていた事はあるんですが。(コラボは)動画コンテンツだなぁ、と思いながら出てましたね。

Q.第2回大会への要望や、出題を希望する問題ジャンルなどはありますか?
A.決勝に進んでからも決勝進めなかった出場者がガヤとしてインテリジェンス、集合知を発揮できているというのは良かったですね。(クイズミリオネアの)オーディエンスですね。
(思惟:じつはアドリブでしたけど、あれはやって良かったです)
あの形式は第2回にも欲しいですね。
あと問題としては社会科学とか、経済に絡む問題とか、歴史とか、とか、とか…。
分野の方よりはできるだけなんとか均しつつも、出場者の出す問題は前回通り尖っていただいて(笑)

Q.第2回はこういう人に出場して欲しい、とかありますか?
A.学術たんズで殴り合うところはぜひ見てみたいというか(笑)
前回も(学術たんの)殴り込みみたいなところはありましたけどね…
(思惟:前回も16名中5名が学術たんでしたね)

Q.第2回が開催されますが、参加の意向はありますか?
A.前向きに考えてます。
あとは教養が広い学術たんで思い当たる方がいるので、その方も誘ってみたいですね。募集始まったら速攻でDM送って「予選始まったよ、やるー?」って連絡しようかな(笑)

・櫻井コメント
終始独特のテンションで非常に楽しいインタビューとなりました。
ぶっ飛び系のキャラクターながら、学術に対する意識の高さが発言の随所から伺える方なので、次回大会の躍進を期待したいところです!

Coming soon...

緊急開催!インタビュー記事後編として主催者の思惟かねさんの大会振り返りインタビューを実施いたします!
記事は近日公開いたしますので、楽しみにお待ち下さい!

オモイカネ杯関連リンク

■大会本戦配信アーカイブ

■第1回大会振り返りトーク(思惟かね・櫻井眞尋出演)

■おーだーさんによるオモイカネ杯問題の解説・講評記事

■思惟かねさんによる第1回オモイカネ杯振り返りダイジェスト記事

■櫻井眞尋のオモイカネ杯振り返り記事

第2回オモイカネ杯エントリー10/9(金)開始

第1回大会の出場者インタビューをお届けいたしました!
クイズ好きの方、知識を試したい方、単純に面白そうと思った方、参加理由はそれぞれでしたが、出場いただいた方が皆楽しかったといっていただけたのは主催側として非常に嬉しく思います。

そして10/9(金)より、第2回オモイカネ杯の出場エントリー兼予選ラウンドが開始いたしました!今回も予選から難問揃い!上位16名によるガチンコのクイズバトルが始まります!
前回大会のリベンジをしたい方はもちろん、大会を見て興味を持った方、ガチンコのクイズに飢えている方、自分の知識を試したいという方など、知識自慢の方々の参加をお待ちしています!

オモイカネ杯はあなたの挑戦を歓迎いたします!

◇バーチャル地球外生命体・櫻井眞尋◇
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