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宇宙一かっこいい飛行機を買った:トランスフォーマー G2 スペースケース

前回書いたタピオカの記事が考えてたよりかなり読まれた。

私はバーチャルYouTuberをやっていて、noteには以前から動画のサイドストーリーを毎週書いていたのだが、タピオカの影響で多少は閲覧が多くなるかなと期待したがそんなことはまったくなかったので悲しい。みんな私のお話を読め。あと動画を見たりよそのメディアで書いた記事を読んだりしろ。わかったか。

さてこのあいだおもちゃを買った。もう持ってるおもちゃを買った。ふたつめが欲しくて買った。それが表題にある『トランスフォーマー G2』スペースケースである。

このおもちゃは90年代に発売された少し古いおもちゃなのだがすべてがすばらしい。私は本体だけのジャンク品をすでに持っていたが、あまりに気に入りすぎて箱入りをもうひとつ買ってしまった。箱や説明書に書いてあるテキストが読みたかったからだ。

トランスフォーマーについて、昔やってなかったアニメを知らなくてもここ10年くらい実写映画をやってたのでそっちは知ってるという人も多いだろう。トランスフォーマーはガンダムとかと違ってロボットが生きていてゆかいに暮らしているのが最大の特徴でそこがめちゃめちゃ楽しい。たまに姿が変わったりするのもなんか生きてるんだなって感じがしてとてもいい。キン肉マンとか好きな人はトランスフォーマー好きだと思うので調べてみてください。

トランスフォーマーは生きているのでおもちゃを買うとそれぞれの生き様が書かれていて楽しい。これがガンダムとかだと「すばらしく高い性能を持っていたがコストパフォーマンスが悪く少数生産に終わった」とかマジメっぽいことが書いてあるのだが、トランスフォーマーは実質キン肉マンでバカなので「算数が苦手でズルして試験に受かった」とかめちゃめちゃくだらないことが書いてある。これがすごくいい。

スペースケースは宇宙一かっこいい飛行機だ。この地獄のような迷彩を見てほしい。迷彩というのは敵から隠れたり、姿を眩ませたりするのに必要な塗装だ。だから飛行機の迷彩というのは空や海、雲、砂漠に紛れるような色や模様をつけている。

だけどスペースケースはバカなので地獄のようにハデな迷彩をしている。格子模様だけでは飽き足らず赤い鳥のマークまでデカデカとプリントしている。

いや、もしかしたらこんな迷彩でも案外海の上だと姿を見失ってしまうのかもしれない。それにトランスフォーマーは宇宙や他の星でも戦うのでこの迷彩がバッチリ役に立つ時もあるのかもしれない。でも私はスペースケースがバカだからこんな迷彩をしているんだと思う。その方がトランスフォーマーらしくて愛しい。


スペースケースはトランスフォーマーなのでロボットに変形する。この変形も慣れると5秒くらいでやれるので手慰みにちょうどいい。トランスフォーマーはデスクワークのフィジェットトイとしてとても優秀なのだ。

手に持っているのはサイコミサイルというやはりバカな武器である。ミサイルがサイコだからなんだってんだ。このミサイルは右腕に取り付けられたミサイルランチャーに装填して発射遊びをすることができるのだが写真を撮るのを忘れた。でもこの記事は別にスペースケースのギミックを余すところなく伝えたいわけじゃなくてこいつがバカで、すばらしいオモチャであるということを私が言いたいだけなのでそういう細かいことはどうでもいい。レビューサイトでも見てろ。

とにかくこのスペースケースはとてもいい。スペースケースには仲間がふたりいるのだが、私はまだ持ってない。そいつらも頭が悪そうでとてもいいんだけど、残念ながら見た目はそんなにバカじゃなくてまじめだ。やはりスペースケースはとびきりバカですばらしい。いいオモチャです。

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