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カレーのシャーベット

昨日の晩カレーを作った。

これがカレーという食べ物です。こんな茶色い液体が国を挙げて人気とか意味がわからないな。
カレーはたくさん作った(5〜7食ぶんくらい)ので余りました。
私は先日、トムヤンクンを作って常温で3日放置したところ白カビが繁殖し始めて泣く泣く捨てたばかりなのでこのカレーもタッパーに詰めて冷凍しました。

凍結したカレー。
さてこのカレーを今日の昼飯で食べようと思った。カレーは凍っているので当然解凍しなければならない。
でもさ、全部は食わないわけじゃん。でも凍ってるからさ、基本的に全部一気に解凍しなきゃあいけないわけよ。砕いたりするのも面倒だしさ。
やだなー。全部解凍して食べる分だけわけて残りはまた冷まして冷凍するのエネルギーの無駄だなあ嫌だなあと思っていたところふと凍ったままのカレーにスプーンを突き立てると

オヤ!

カレーは油をかなり使っていたので完全に凍結せずシャーベット状になっていたのです。すげえや。これで前もって必要な分だけわけてから解凍できるぞと私は喜んだ。
だが次の瞬間、ふとイタズラ心が芽生えた。
「シャーベット状っていうか完全にカレーのシャーベットだなコレ」
と。
そう思うとやらずにはいられなかった。
私はスプーンでカレーのシャーベットをちょっとだけ取り、口に含んでみた。
「濃ッッッゥ!!!」
濃かった。声が出た。
質感や冷たさは完全にシャーベットのそれ、感動するくらいシャーベットなのに味が完全に濃縮されたカレーで脳がバグった。
やはりカレーは米やナンにつけて食べるのが最適解だったなと私は思い、ふつうにカレーを食べた。

読んだ人は気が向いたら「100円くらいの価値はあったな」「この1000円で昼飯でも食いな」てきにおひねりをくれるとよろこびます