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6回の改装工事

今年6月に、洗面所とお風呂のリノベーションをします。2018年10月に、キッチンと和室2部屋をリノベーションしたので、約1年半ぶりです。

11年間の経営の中で、業者さんに頼んで改装してもらうのは、一番最初に作ったサロンから数えてみると、約7回目になります。


個人事業主としては多い方かもしれません。
その他、自分でDIYするのも好きなのですが、これだけ好きになったのは、初めてのサロン作りが楽しすぎたからなんだろうなと思います。


【1回目】2009年4月、初めてのサロン「手もみ庵」

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いとこのお兄ちゃんの知り合いの大工さんに頼んで作ってもらいました。

設計も打ち合わせも何もかもが初めてで、ワクワクしていたし、大工さんがカッコよくて、思わず恋してた淡い思い出が蘇ります。

内装はあまり悩まず、大阪修業時代に描いていたイメージで作ってもらいました。悩んだのはカウンターの位置くらいです。


【2回目】2012年6月、MAHANAスタジオ

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約3年たって、私が入っていたビルの隣の部屋が空いていたので、スタジオにしました。サロンをつくった時からずっと空いていて、いつかスタジオにしたいなとは、借りた時からうっすら思い描いていて、やはり行動すると想いは現実になりますね。

この時は、壁紙も床もこだわりはあまりなく、ヨガの先生や大工さんに相談して決めていきました。

この場所は、たくさんの方と出会い、出入りしていく場所と感じていたので、自分の想いを詰め込みすぎず、周りの意見を取り入れた内装になりました。


【3回目】2013年、駐車場整地

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実は、駐車場がない状態でスタジオレッスンは始まりました。ビルの1階が上から給油するスタイルのガソリンスタンドで、大家さんもガソリンスタンドさんなので、契約するときにお願いして、営業が終わってから停めさせてもらっていました。

どんどんお客様が増える中、ガソリンスタンドの営業にも迷惑かかるので、裏に草ボーボーの空き地があったので、自分で整地する事を約束し、所有者に貸してほしいとお願いしました。

所有者の方も、いつも草刈りが大変だったようだし、毎月駐車代が入るので、契約はスムーズでした。

契約といっても初めてのことばかりなので、ネットで調べ、必要書類はテンプレートをダウンロードして、自分で作成しました。この時の私は、書類つくってくれるような機関も知らないので、自分一人で調べて熱意だけで、家賃交渉や土地の交渉をしていました。

だけどその甲斐あって、大家さん達は皆さん応援してくれて、安く貸してくれたし、返す時も円満でした。


整地をお願いしたのは、ヨガの先生のお父さん。
人との出会いがつながっていきます。


【4回目】2014年2月、手もみ庵からtotal balance-up MAHANAに店名変更


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約2年くらい、手もみ庵とMAHANAスタジオ、2つの名前があったのですが、切りのいいところで統合しました。

手もみ庵は、マッサージ屋としては、すごくわかりやすい店名だったので、集客はすごく助かりました。しかし、開業してすぐ似た名前のお店を近くで出されたので、勘違いしたお客様がお店をよく間違うようになったのです。

それが、スタジオを併設することや店名を変えるキッカケになりました。

誰にも間違えられない、唯一無二のお店を作るんだと、私の心に火をつけてくれた出来事は、今になったら感謝しかありません。


【5回目】2017年1月、スタジオ移転


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一軒家に移動することを決めてから、まず庭を整地して駐車できるスペースを作ります。木を伐採するところからで、この時は両親を説得するのに数年かけて実行しました。

徐々に、移動するよ、こんなお店にしていくよと私の考えを共有するのに時間かけました。一番大変でした。

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でも、今となっては両親も毎年咲く花に喜んでいるようです。

庭にお金がかかったので、スタジオスペースはDIYすることになりました。
お客様に、整理収納コンサルタントで有名な瀧本真奈美さんがいらっしゃるご縁で、テレビ愛媛のほ~なんという番組出演し、スタジオを作りました。

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TVに出るのはちょっとためらいましたが、番組の方でいくらか費用を出してくれるのは、すごく助かりましたし、何より瀧本さんやスタッフさんと作り上げたスタジオは、今でも素敵な思い出です。

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瀧本さんは約9万人のファロワーがいるInstagramで有名ですが、先日note始められたようなので、ぜひご覧ください。

【6回目】2018年10月、一軒家サロン、リノベーション

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祖父母の家の解体が始まりました。
キッチンと和室2つを繋げます。小さいサロン作りからスタートして、こんな大掛かりな解体作業するようになるとは、人生面白いです。

小規模事業者持続化補助金を申請して採択されたからというのも、思い切れた理由の一つです。

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移転準備や、閉店イベント、スクールもしていたのでバッタバタの時期でしたが、大工仕事を見るのが好きなので合間を見ては、現場に駆けつけてました。

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銀行融資を受けたのも、この時が初めてでした。それまで10年間、自己資金でやってきてたのですが、融資も悪くないなと思いました。

融資が通ったのは、営業年数が長いのと、経営者のお客様の紹介と、補助金が採択されたのもあったのかなと思ってます。

ずっと借金しない主義だったんですが、考えが少し変わりました。
今は低金利なので、返済計画があるのであれば、融資受けるのは経営がスムーズにいきやすいと思います。

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床は業務用のクッションフロアにしました。無垢と迷っていましたが、傷がつきやすいのと、コストが上がるのと、お客様の出入りが多くなるのでクッションで十分だなと思いました。

床は、お客様にも好評なので大成功でした。

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ペンキ塗りは、私も一緒に手伝いました。DIYしていたのでまあまあ得意です。しかし、プロの技はさすがでした。

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最後に、完成してからおうちlaboの収録。今回もお願いしている住工房たかせの奥さん、あかね母さんによる整理収納の撮影です。私は出演せず、新しいサロンが撮影場所になりました。


こんな感じで、11年間で6回くらい大きな変化がありました。7回目は、洗面所とお風呂です。ちょこちょこ進化していくのは、私にとっても、お客様にとっても楽しいことだなと感じてます。


これから、1か月くらいは改装工事で不便をかけますが、出来上がりはお客様も喜んでもらえるだろうと、今からワクワクしています。​


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