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家元人生を語る


(家元のお言葉を文字起こししてみましたので、シェアさせてください。わたしの解釈不足などありましたら、ご指摘ください🙇‍♀️)

所詮人生はね、暇つぶし。もちろん、種族としてならば、生殖というのはありますね。生殖および子育て種族保存。こんな日本いらねと思えば種の保存は面白くもなんともない。


人間というのは死滅すべき動物であったのが知恵と、たまたま好奇心があったそうですね。それから不完全だ。安定がないから疑似案で錯覚して、安定をどっかに求める。スポーツであるとか芸術であるとか国家であるとか家庭であるとか。ズバッと言うと宗教なんて一番簡単なとこです。やはり宗教に帰属していると楽なんですよ


いやだから、一番上はあまり利口じゃないほうがいいんですよ。池ちゃんみたいな、あの程度でいいんです。早い話がな。あの程度じゃないと困るんですよジャイアンツの監督と同じです。ええ。と同じように、所詮、ひまっつぶしだから、私はずっと言っててベートーヴェンも三橋美智也も同じだと思ってんです。


どんな陶器持ってきたってどんな絵を持ってきたってどんな芸をやったって所詮、娑婆でのね、暇つぶしです。好奇心が太く、不安定であるから、そのときだけでも安定してやろうかと思っているんでしょう。疑似安定です。全部、暇つぶしでございます。


ええ、ひまっつぶしをするためにくどいようだけど、どこへ自分を帰属させるか、一つじゃないですよ。

暴走族は暴走族でまとまってますよ。暴走族である人は酒が好きで、意外に女性に優しくて、そして家に行ってみると家族がちゃんとしてるっていう、そういうものの相対性をとって、ああ、あの人はこういう人でね暴走族だし意外にいい人達らしい。常識ってのはそういうとこで始まってくる。


だからどんな学者がどんな偉い人が分解してそのことを正しても、世の中の流れなんて全く変わらない。全部好奇心に流されていくだけです。好奇心を止めるのは恐怖心しかない。恐怖心はデータしかないんだけど、その好奇心を止める恐怖心というものを、また文明で無くしていますから、


文明という流れるところにおける好奇心においてね。それでその好奇心というのをどんどん倍増してますからね。所詮行き着くとこまで行くしかないでしょうね。


私などは、いいときに生まれていい人生を送れました。ものなんかいくらかあって。んで、なくなって戦争になって戦後の物のない時分からこんにちの反映までと経済だけで言ったら、いい人生を送らせてもらったと思っておりますですよね。今、子供に対して、自己の幸せの基準を言えとか言いますけど、どうってことないなあ。いや面白半分じゃないですか。

暇つぶしと思っていると楽ですよ。

人生の意義なんてないよ。



それがわかりゃいいんです。

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