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仕事をやめて大学院進学を目指すも、ライフキャリアを描くことに苦戦する27歳の私

丸4年間勤めたコンサル会社を退職し、来年2月から南アフリカの大学院に行きたいと堂々と宣言しながら、7月から旅に出た27歳の私。
そして8月も中旬の現在、大学院の志望動機や研究計画のみならず、自身のライフプランを描くことに苦戦を強いられ、自然豊かなタイ北部のPaiにて頭を抱えている今です。

SNSではほとんど毎週か毎月のように、友人や知り合いが結婚・出産・家購入・昇進等の人生のコマを進めたおめでたい投稿が続いていて、ああそんな年かと思いながら、まだ27歳はギリギリ余裕をこける年だと自分を安心させつつ、心のどこかで焦りを覚える日々。

気持ち的には23〜25歳くらいで時が止まっていて、27歳という実感はほとんどなし。会社でも新人扱いはされないし、ポテンシャル採用ももう見込めない年。大学院に行ってしまえば、あっという間に30の王代にのり、それこそ真面目にライフプランを考えなくては行けない年になってしまう。

パートナーはほしいし、子どもも2人はほしい。そう考えれば大学院卒業後に5年位内には、仕事を落ち着かせるとともに、結婚・出産のビッグイベントをこなし、自分の住む居場所を見つけなくてはいけない。こればっかりはご縁と授かりものとその時時の状態だから、計画は不可だけど、いずれにしても35歳までは、日本に帰らずに海外で生活の基盤を築きたいと思っている。

今日は、つれづれなるままにNoteを書きながら、キャリアとしてのライフプランを考えていきたいと思う。

ライフキャリア全体を通じた目標

今後の人生を通じて私が携わりたいのが、「地域の活性化と持続化亅である。この「地域亅とは、国内の地方または国外の地方も含め、都市部から離れた地方部に位置し、固有の社会的・文化的アイデンティティを持ちながら、経済面や利便性以外の面での「豊かさ亅を持つ場を指す。具体的には以下のような動機である。

・資本主義社会の中で、教育や雇用が不十分な地方部からの人口が都市へと流入し、過疎化・高齢化により地方部の活気がなくなっていくこと、これによってさらに多くの人がまちを離れ、地域の美しさが失われてしまうことを防ぎたい。
・その地域に「人亅が好んで住み続けるには、人の暮らしを豊かにする自然を守ること、コミュニティとしての居場所を確保すること、伝統文化などのアイデンティティを大切に守ること、これによって住民の地域愛や暮らしやすさを確保することができると思う。
・日本におけるそんな課題と同様に、日本などの先進国から開発支援を行っている開発途上国の国々においても、同じ問題が起こっている、または今後起こり得るはずである。日本の地域過疎化・少子高齢化が手遅れなほどに進む中で、固有のアイデンティティを現在も持ち続け地域の豊かなコミュニティが現存する開発途上国における地域の活性化・持続化に向けた働きかけがどのように機能するのか、研究と実践を重ねる中で、ヒントを得たい。日本と開発途上国という国籍の垣根を超えて、両者の地域活性化と持続化に貢献するノウハウとスキルを培い、地域に働きかけていきたい。

なぜ地域の活性化と持続化に関心があるのか?

・日本という政治的・経済的・環境的にも比較的安定した国で生まれ育ち、かつ東京という大都会の中で、不自由なく便利な生活を送りながらも、なにか満ち足りず、常に不安やストレスを感じ、国内外の地方部へ旅行へ出かけては自然の豊かさやゆったりとした時間の流れに憧れる日々であった。
・国際協力に関わりたいと思い、学生時代から志していたものの、そもそもの日本の発展の仕方が正しいのか、現在の開発支援のあり方は正しいのかという疑問を持つようになった。
・社会人時代にまちづくり事業に携わりながら、プライベートで訪れたエコビレッジで、自然との共存による人間の豊かな暮らしと、コミュニティの力が個人の生きるチカラとなることを実感。
・環境的なサステナビリティをコミュニティとして取り組む事によって、人間の社会がより強固になり、地域の活性化を実現し、加えて人の幸福度向上にもつながるのではないかとの希望が湧いた。
・一方で、エコ的な暮らしを実現するコミュニティを巡りながら、利便性や経済的な豊かさを手放し、何倍もの労力と時間を割いて環境的な暮らしをすることが果たして私にとって本当に心から望んでできることだろうかという不安と社会貢献意欲に矛盾する気持ちが芽生えてきた。
・おそらくこの気持ちは多くの現代人や若者が持つ感情であり、だからこそ環境的なライフスタイルが現代の多くの人にとって困難な所以であると思い、このハードルを乗り越えるヒントを探り、今後の国内外における地域の活性化・持続化の実現に役立てていきたい。

上記を実現するうえでの今後10年程度のキャリアイメージ

◯2025年2月〜2026年12月
大学院へ進学し、現地のNGOや研究機関でコミュイティ開発における実践とノウハウを積む。
ー環境的なサステナビリティ実現に向けた地域の取組と地域コミュニティの強化における関連性について学びと気付きを得たい。

◯2027〜2032年(30〜35歳)
アフリカのNGOにおいて、地域コミュニティにおける環境対策の支援活動を本格的に開始。
ー活動のあり方のみならず、実現するうえでの持続的な資金調達手法等の知識と経験も培いたい。
ーまた、地域の草の根的な活動に継続的に貢献しながらも、そのノウハウと経験を活かし、環境保護および地方創生に関する政策提言を行うとともに、行政事業の支援も通じて活動の幅を広げていきたい。
特に、ODAによる外部支援は重要な役割を果たすが、一方で地域のコミュニティとのハレーションやトラブルが発生することや、プロジェクトの慢性化、支援期間終了後の再発課題など、様々な問題が発生し得る。このようなリスクを想定し入念に計画を行い、地域コミュニティとの関係性構築や適切なアプローチを通じて、より地域に根ざした持続的な取り組みとなるよう、働きかけていきたい。

◯2033年〜(36歳〜)
日本の地方に拠点をもち、まちづくり企業などに所属しながら、アフリカでの経験を踏まえて地方自治体や地場企業、NGO、地元の協会や組合などとともに、環境的な取り組みを通じたまちづくりのアドバイザリーと実装者として地域の活性化と持続化に貢献。
ーまちづくりの取り組みは国内にも多数存在し、成功事例や失敗事例も多数あるが、異文化の地域での経験を踏まえた新たな視点から、地域の可能性を見出し、環境的な暮らしと人々の幸せを両立するまちづくりを担っていきたい。
ー同時に、自身の家庭とその拠点を築き、自身にとって理想の環境的に配慮した暮らしを追求しながら、その実感とともに、自身の問いであった「利便性や経済的な豊かさを手放し、何倍もの労力と時間を割いて環境的な暮らしをすること亅に対する疑問と不安を払拭していきたい。

◯2037年〜(40歳〜)
多数の地域に対する働きかけとその効果、および自分自身の生活の変化と環境的にサステナブルな暮らしに対する提案について、資本主義社会に飲まれる都心部の若者たちに向けた発信を強化。
ーより多くの人が環境的な配慮のある暮らしを望み、地域を大切にする気持ちが芽生えるよう、社会的なパラダイム・シフトを実現する一躍を担いたい。

以上!

ここまで書くのにあっという間に3時間〜4時間が経っていた事に気づき、生産性の低さに愕然としながらも、頭で考えるよりも、とにかく思ったことを書き出してみることで、なんとなく形になってきたような気がします。
今日は午前中から観光に出かけようと思っていた所、1周間ぶりの大雨でどこにも行けず強制的にPCに向かうこととなったことで、迷いもなく集中できたことに感謝。
とんでもなく自分のための個人ブログすぎるけれども記録として公開します。。


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