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とーます模話のこざこざシリーズ 4「遠くへ連れていってくれる音③」

とべる音のことを書いた。

書いてみてこれは20代の過去の自分への手紙のようなものだと感じた。
同じような感じ方をしている同胞が、とべる音を探しているなら、伝えたいという気持ちが出てきた。

だから、未来の自分から過去の自分へ伝えるようにいくつかを書いておこう。

D/Cは様々な形で出てくる。
ストーンズがカバーしているプロディガルサン、ブルースのスタンダードのブッカホワイトの曲名はわからないが有名な曲、ケルト系の曲にはよく出てくる。
バートヤンシュやデイビーグレアムのコードはそれ以上の秘密が隠されているから聴いてみるといい。

ジミーペイジは知識があり、全盛期は参考になる、丘の向こうにや時が来りて、ホワイトサマー、サンキュー、天国への階段、プアトムなどに秘密が隠されている。いや秘密が暴露され放題だな。

ジミヘンはデビューアルバムの最後の曲にラブオアコンフュージョン、エンジェルやリトルウイングに入っている。ブードゥーチャイルよりは分かりやすいかもしれない。

ストーンズは多少ジミヘンのコードを参考にしているかもしれない。グラムパーソンズの影響もあるかもしれないが、ワイルドホーシズのサビのコードはジミヘンがよく使ったコードでもある。

Fmajor7のローコードに1弦の3フレットを押さえる。友を待つでも使われている。

ボブ・ディランのイッツオールライトマ?でのコードもそうだ。はっひいえんどの続はっひいえんどにも出てくる。

いちばんわかりやすいのが、ボストンのモアザンフィーリングだ。
たぶん、フーやその他のバンドの影響があると思う。ネガティブなものが弱いから安全にとべるが、ディープさは弱いかもしれない。


だが、他のバンドよりもクリアな演奏でききやすい。
DをローコードのCの形でいち音ずらすととべる。
ナインスとかよく知らないが、とても神秘的な明るい世界を感じさせる。
ニール・ヤングのシュガーマウンテンはこれが使われてるかもしれない。


F C Gのローコードに1弦2弦の3フレットを押さえる。
フーのネイキドアイはこのコードをゆっくり弾いている。フーの全盛期ライブで最も重要な曲はこのコードがあってこそ。


今回はここまでにしておこう。

神聖なものを感じたら、できればポジティブなエネルギーを増大させる方向に向けるとよいと思う。

逆にネガティブなしかけのコードもある。EをU2のエッジは血のコードみたいに言っていた。なんとなくわかる。ジミヘンコードといわれるコードやいちオクターブを半音ずらしたりわざとチューニングを狂わせるやり方も効果があるんじゃないかと感じる。


うるさいわというようなアニメっぽい音楽があったが…あのサビのオクターブの繰り返しは結構危険な使い方かなと感じた。

妄想であればいいがね(笑)。