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トーキョー・レガシー・ワンダーランド

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巨大都市・東京の発展の裏側で、かつての街並みは急速に失われている。 ノスタルジックで心に残る街並み、建築物、飲食店…。 真のレガシーを求めて、今日も裏路地を歩く。
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#町中華

#54 伏見稲荷大明神@西新宿5丁目

大都市・東京の発展の裏側で、かつての街並みは急速に失われている。 ノスタルジックで心に残る街並み、建築物、飲食店…。 真のレガシーを求めて、今日も裏路地を歩く。 懐かしくて心惹かれる、うるわしの東京アーカイブズ。 東京に出てきてほどなく、50ccのバイクを中古で購入した。都内の移動にはだいたいそのバイクを利用していた。その後、バイクから自転車にかえた。理由は太りだしてきたので、自転車のほうがダイエットになると思ったからだ。 最初に自転車を購入したのは下井草の早稲田通り沿い

#53 ふくふく餃子@武蔵小山

大都市・東京の発展の裏側で、かつての街並みは急速に失われている。 ノスタルジックで心に残る街並み、建築物、飲食店…。 真のレガシーを求めて、今日も裏路地を歩く。 懐かしくて心惹かれる、うるわしの東京アーカイブズ。 仕事の関係で久しぶりに武蔵小山駅からすぐのパルム商店街へ行った。商店街の入り口を見て、異変に気が付く。あ、そうだ、ふくふく餃子がなくなっている。 パルム商店街のシンボルのようなお店だったのにショックだ。 在りし日のふくふく餃子をご覧ください。 商店街の顔的なお

#52 木村家@慶應義塾大学病院地下

大都市・東京の発展の裏側で、かつての街並みは急速に失われている。 ノスタルジックで心に残る街並み、建築物、飲食店…。 真のレガシーを求めて、今日も裏路地を歩く。 懐かしくて心惹かれる、うるわしの東京アーカイブズ。 この連載でも何度か書いているけれど、僕は2003年の夏、僕が45歳のとき、新宿区が45歳になったら、無料で健康診断しますよという葉書を受け取り、それで健康診断に行ったら、なんと糖尿病と診断されてしまった。それで、10月に10日ほど慶応病院に入院した。 それまで2

#51 さぼり家@早稲田鶴巻町

大都市・東京の発展の裏側で、かつての街並みは急速に失われている。 ノスタルジックで心に残る街並み、建築物、飲食店…。 真のレガシーを求めて、今日も裏路地を歩く。 懐かしくて心惹かれる、うるわしの東京アーカイブズ。 2006年3月21日、早稲田鶴巻町に住んでいるときに、早大通りに新しい店がオープンした。以前、何があったのかまったく覚えていないのだけれど、最初にこの店の店舗ファサードを見たときには、かなり驚いた。 看板には「さぼり家」とあった。「メルヘン喫茶」とも書かれている

#50 多華@早稲田

大都市・東京の発展の裏側で、かつての街並みは急速に失われている。 ノスタルジックで心に残る街並み、建築物、飲食店…。 真のレガシーを求めて、今日も裏路地を歩く。 懐かしくて心惹かれる、うるわしの東京アーカイブズ。 45歳のとき、糖尿病だと診断され、糖尿病に関する本をあれこれ読んだ。 そのなかに、糖尿病の人は何をどう食べればいいかみたいな本があって、たとえば、カレーライスなら、サラダをつけて、ご飯は少し残す、みたいなことが書いてあった。 で、いちばんいいのは、チャンポンで、ス

#49 三朝庵@早稲田

大都市・東京の発展の裏側で、かつての街並みは急速に失われている。 ノスタルジックで心に残る街並み、建築物、飲食店…。 真のレガシーを求めて、今日も裏路地を歩く。 懐かしくて心惹かれる、うるわしの東京アーカイブズ。 一時期、早稲田に住んでいたが、早稲田に住む前から、知っていた三朝庵というおそば屋さん。穴八幡の斜め前、早稲田通り沿いにお店があった。 「元近衛騎兵連隊御用」「元大隈家御用」という看板。なんだかものすごいお店のようなかんじ。 暖簾には「早稲田最老舗」の文字。とて