見出し画像

「かっぱ麺」って何?「日本一」のきゅうり産地でランチツアー

2020年7月5日(日)、福島県南部の須賀川市で「FoodCampツアー」が行われました。

画像1

設楽農園の畑と田んぼのそばに、青空ダイニングを設置しての「イタリアンランチツアー」。
お客様が続々入場。
通常は、さっそく畑見学となるのですが。おっと、今回は何を…

画像2

きゅうりのお絵描きのようです。
「きゅうり、食べたことはありますよね? では、どうぞ!」

プレッシャーが……現物なしで描いてみて、答え合わせは畑で。
ただ見て食べるだけではない、ただものではないツアーです。

「須賀川産きゅうり」は全国的に有名で、夏秋きゅうり生産量が「日本一」。その年のきゅうりの市場価格を決めるといわれるほどの高品質です。また、設楽哲也さんのきゅうりは、飲食店などプロの料理人からもひっぱりだこ。

画像3

設楽さんは実は、もともと小学校の先生。栽培から美味しいきゅうりの見分け方まで、子どもに教えるようにわかりやすい説明が好評です。

地元の小学3年生と同じ「畑体験」の大人版。今回はきゅうりだけでなく、ねぎや里芋などの畑もご案内。

画像4

画像5

きゅうりの収穫は何と3種類。
(きゅうり、たくさん種類あるんですね…)
Vシャイン、光のしずく、蒼夏(そうか)です。
新鮮さを保つ収穫方法など「秘訣」も教えていただきました。

画像6

ランチ会場に戻ったら、設楽さんの驚きの「マジック」。
詳細は秘密!!ツアーに参加して、ぜひご確認を。

画像7

収穫したら、食べ比べです。
水分が多いきゅうりですが、かみ応えや甘みなど、違いがあります。「Vシャインが一番甘い!」との声が。

画像8

「きゅうり教室」の後、お待ちかねのランチ。

画像9

まだ作業がありますよ。1皿目のサラダのドレッシングは各自で作ります。
収穫したきゅうりをその場ですり下ろし。

画像10

そこに、地元須賀川の食彩酢や、隣の天栄村の醤油をまぜた新鮮ドレッシングで、きゅうりをいただきました。

メニューで特に人気だったのが、「かっぱ麺」のペペロンチーノ。
「かっぱ麺」?!

画像11

そう、きゅうりのしぼり汁を使って練りあげて作った緑色の麺が「かっぱ麺」。須賀川のご当地人気グルメです。
今回はイタリアンに。きゅうりの佃煮をピリ辛に仕立て、とびっ子やエビのミンチと一緒にサーブ。かっぱ麺はわずかな味つけで、きゅうりの佃煮がアクセントになり、混ぜて食べると「おいしー」と驚きの体験でした。

画像12

今回のシェフ・高林誠さんは、郡山市の人気店「肉と野菜の農家イタリアン Arigato」のシェフです。
設楽さんについて「野菜の伝え方や考え方を教えてくれるすばらしい生産者」といい、「きゅうりを生で食べる以外に、スープや食材の組み合わせなど、様々な食べ方で楽しんでほしかった」といいます。

画像13

当日誕生日だったお客様と、前日が誕生日の設楽さんに、お祝いを。おめでとうございます!

画像14

たかがきゅうり、されどきゅうりは、すごい食材。
今回は福島県内の参加者限定ツアーでしたが、
地元の食材と自然の魅力を見つめなおす機会になったようです。

ありがとうございました!

集合写真

画像16

設楽農園とArigatoのサイト:

#ツアー #福島 #きゅうり #ランチ #foodcamp


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?