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「積読」の習慣から脱却するには?

けい先生です。書籍をどんどん購入するけれども、最後まで読み切れていない本がたまっていく。そんな「積読」習慣で困っているのが、ほかならぬ私です。ここでは、「勉強のための本を、最後まで読み切る」ことにフォーカスしてお話します。それでは今日も元気にやっていきましょう!

1.いま読む本を減らす

100冊の本を短期間で読むことはできません。では、1冊ずつ読めばよいのでしょうか?理想的にはそうでしょうが、私のように興味が持続しにくい場合は複数の本を同時期に読むのが現実的と思われます。学習のための読書ならばなおさらです。ただし、その冊数はできるだけ減らす必要があります。冊数の基準は、私の場合2~3冊になります。

2.毎日同じ本を読む

期間を空けずに、毎日同じ本を読み進めてください。積読しやすい人の特徴は、他の本に興味が移ってしまい、今読んでいる本を忘れてしまうことです。色んなものに興味が移ること自体は、アイディアが広がるという良い面もあります。しかし「読み切る」ということを目的とするなら、毎日読んで習慣づけることが有効です。

3.後ろに戻らない工夫

昨日読んだところの次を読めばよいのです。「そんな当たり前のこと」と思われる方なら問題ありません。しかし、世の中には私のようについ前に戻って読んでしまう人間がいるのです。歴史の教科書で、石器時代から先を読んでいない人、いませんか?

・栞を挟む
・「今日は1章読む」など目標を立てる
・1ページでもいいから読み進める

これらでかなり改善されると思います。

4.できるだけ速く読む

文章を読むのが遅い理由の一つに、文字を音に変換する癖というものがあります。これは、役者やアナウンサー、教師などをしている人に特徴的かと思います。意味よりも、「どう音読するか」に意識が向けられると、読書スピードは遅くなります。なかなか読み進められないことは、完読するモチベーションの低下につながるので、できるだけ速く読むことは重要です。また、勉強のための読書であれば、内容をとらえることの方が大切なのは言うまでもありません。

速読とは、要は文章を、意味のかたまりとして認識しながら読む方法です。単に目を速く動かす方法ではありません。文章を適切な音に変換するスキルは有用ですが、本を読むことにおいてはブレーキの役割を果たしてしまいます。音よりも意味に集中して、できるだけ速く読むようにしてみましょう。


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