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人に紹介する際の感情の伝染

どうも、マジシャン林王子(マジック王子)です。

昨日、私は「感情の伝染」についてお話しました。↓

https://note.com/magicouji/n/n10c368b783f4

「自分の感情は相手に伝わる、伝染する」っといったものなのですが。本日は感情の伝染にまつわる「悪い伝わり方してしまった…」パターンと「あ、この方の勧め方、素敵だな」と思ったパターンを少しお話したいと思います。

突然ですが皆様のマジシャンに対するイメージとは一体どういったものですか?

マジシャンと言う職業は最近ではテレビやネットで取り上げられる様になりましたが、とてもマイナーな職業で。近くで直接マジックを見る、体験するといった経験はそう多くありません。そんな状態で‘‘イメージ‘‘を聞かれても素直に「今まで考えた事もなかった」と言うのが正直なところでしょう。つまり何が言いたいかと言うとお客様はマジシャン、マジックにおいてとても‘‘ピュア‘‘だということです。このピュアという状態は感情をとても簡単に受け入れやすい状態で良くも悪くも感情を伝染してしまう状態です。


それを踏まえた上でまずは「悪い伝わり方をしてしまったパターン」から。

とあるイベントでのステージでMCの方が「さぁ~皆さん!これからマジックショーが始まりますよ~!その目を凝らして‘‘騙されないように‘‘、‘‘タネを見破ってくださいね~!!‘‘」っと人を集める際にいいました。先程も伝えたように観客はマジックに対してピュアなので、「騙されないように」「タネを見破ってください」っと言われると観客は「あ、自分たちは騙されるんだ」「騙されないようにしなきゃ!」っと楽しむムードになりません。もちろんMCの方は良かれと思い、「もっと近くで楽しんで欲しい‼︎」っと言う気持ちで言ったのですが。実際にその観客のリアクションは「騙されたー‼」「全然見破れなかった!!」と言う反応が多かったのです。(とは言え観客は本当に悔しかったわけではなく、他に何と言って驚けばいいのか解らず、「わからなかった」はマジシャンにとっての誉め言葉だと思い観客はリアクションをしているだけなのでとても笑顔で楽しんでいました)

続いて「あ、この方の勧め方、素敵だな」っと思ったエピソード。

あるお客様との会食中、そのお客様がお店の人に「彼マジシャンなんだよ」っと紹介して下さいました。自然な流れでパフォーマンスをする事になりマジックを見終わった後お店の方が「お客さん‼︎このマジックのたねわかるんですか⁉︎」っと聞いた所そのお客様が「いや、僕は楽しいとしか思わないからタネとか考えた事がなかった(^^)」っとおっしゃられたのです。それから今でもそのお店がご贔屓にして頂いてますし、そのお店から紹介して頂いた方々はマジックを「楽しいエンターテイメント」として見ていただける方ばかりです。


上記はマジックに関する事だけでは無く、恋人、奥さん旦那さん、ご家族、友人を紹介する際にも同じ事が言えます。誰しも最初は始めましてピュアです。ピュアだからこそ最初の印象は大切に。それが大切な人や物なのであればなおのことです。

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