人生の受け身が取れないからプロレス教室に行ってみた
人生単位で受け身が取れない男、それが私だ。
小学生時代、「あいついっつも口が空いててバカっぽいよねぇ」と女子に言われて以来女子が苦手になった。
中学生時代、「お前の声低すぎて変やな」と言われて以来人間が苦手になり、中学校に行けなくなった。
高校時代、「お前生意気なんだよ!」と部活の先輩にキレられて以来先輩という生き物が苦手になった。
大学時代、ちょっと仲良くなりたかった後輩といろいろ会ってすごく敬遠されるようになってしまって以来、後輩が苦手になった。
社会人時代、小さな子供と目があっただけで大泣きされて以来、子供が苦手になった。
社会人時代、近くの道路で工事をするのでご了承くださいと言いにきた偉そうなおっさんから手渡しされた名刺を即座にポケットに入れたら、その行動が気に食わなかったのか、そのことで本部にクレームを入れられて以来偉そうなおっさんが苦手になった。
小3の時に給食に出てきた納豆が食べれなくて昼休みまで残っても食べれなくてずっと1人机で納豆に向かい合いながら泣いていた。食育のつもりなのかもしれないが自分にとってはそれは拷問だ。結果、納豆と担任の先生が苦手になった。
と、いうように私の人生は、どうもうまいこと受け身が取れずに苦手なものが日々増えていくという、だんだんと手詰まりになっている感満載の人生模様となっている。
そこで、私はプロレス教室にいくことにした。
若干突拍子もないが、プロレスといえば受け身、受け身といえばプロレスである。
お笑い芸人オードリーの若林が、「お笑いの受け身が取れないんですよねぇ」と作家の西加奈子に相談したところ「プロレスを観に行ったら良いよ」というアドバイスを受け、若林がその後プロレスにハマったというのは有名な話である。
ここは、自分も人生の受け身の取り方を学ぶべく、一度プロレス教室に足を運ぶしかなかろうという結論に達した。
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