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それをヒューマンエラーと捉えるか、システムエラーと捉えるか

本記事を書いている今日はポッキーの日ですね。こんにちは。マンガアプリ『アル』でライターをさせて頂いているもり氏と申します。

ライター活動以外ではブログを書いたりマンガ好きがマンガを語り尽くすタイプのラジオを主催したり、noteで色々ふにゃふにゃした記事を書いてたりします。

たまにnoteで仕事で落ち込まない為のライフハック記事を思いついたままに書いています。自分に向けて書いている側面も大いにありますが、前回数年ぶりに真面目に書いたこちらの記事が何気にご好評頂けたので調子に乗って第二弾です。

ちなみにこのライフハック記事は僕が仕事で凹んだ時に発動する確率が高いです。要は自分に言い聞かせる為の記事でもあったりします。ああ、この人また仕事でやらかしたんだなと微笑みながら読んで頂ければ幸いです。

ミスした時に君達はどう考えるか

ミス、嫌な言葉ですね。仕事でミスをしなかった人などこの世にいるのでしょうか。誰だってミスはしたくないもの。

ある日、自分のミスを4つ一気に指摘され(どんだけミスしてんだ自分と我ながら呆れましたが)、今までならただ凹んで申し訳ありません、次から気をつけますと言いつつ自責の念に駆られ48時間の凹みモードに突入。場合によっては72時間に延長されることもあります。

ただ、いつまでもその思考法だとヒューマンエラー思考のままです。

ヒューマンエラー思考とは、僕の解釈ですがそのミスを犯した人が悪い、という考え方のことです。

ただ、僕も中々に鈍臭い男であることは認めますが、僕と同等かもしくはより鈍臭い人だってきっと世の中にはいるハズです。

これは、いつまでもヒューマンエラー思考でいては、また同じことの繰り返し。気をつけるだけではまたいつか同じミスをして、般若のような顔で怒られる。

そして僕と同じミスや、似たようなミスをして同じく般若顔の餌食になるまだ見ぬ誰かが現れる可能性もあるでしょう。

ここは、ヒューマンエラー思考からシステムエラー思考になる必要がある、と最近考えるようになりました。

システムエラー思考とはミスの原因はその人本人ではなく、仕組みの不備にあると考え仕組み自体を疑うことです。

で、世の中の大半の人はヒューマンエラー思考な気がしてます。体感なので真実は定かではありません。

たとえばの話

例えば、ものすごく交通量が多い交差点があるとします。信号も歩道橋もなく、通学路として設定されている為毎年2〜3人の生徒が事故で亡くなっています。

これを車を運転している人間や、亡くなった生徒の不注意を指摘するのはヒューマンエラー思考です。これでは、毎年事故で亡くなる方は減らないでしょう。

一方、仕組み自体を変えて事故を防ぐのがシステムエラー思考です。この事例でいうと信号をつける、歩道橋を作る、車を自動運転にする、そもそも通学路からこの区域を外す、などです(自動運転はもうちょっと先の未来の話ですが)。

めちゃくちゃ極端な例ですが、要はそんな感じです。

当人の意識に委ねる改善など改善と呼べるモノではないのでしょうね。

次から気をつけますはヒューマンエラー思考

ビジネス系YouTuberとして有名なまこなり社長のコチラの動画で、この世から消し去りたい言葉があるとおっしゃっています。

それは、意識する、次から気をつける、という言葉。

この言葉を使っているうちは、仕組みで解決することが出来ません。ヒューマンエラー思考です。

意識はずっとは続かないのです。業務は次から次へと訪れます。あれ?気をつけようと思っていた次ってどれだっけ?

・・・そんなことになりかねませんよね。

システムエラー思考で対処しようとすれば、意識や気をつけるに頼らなくなります。さらに、ミスした自分への怒りや嘆き、怒ってきた人間への怒りや恐怖、といった感情に支配されにくくなります。

怒りは言語化すると更に持続するそうなので、ヒューマンエラー思考だと、ミスの原因を人として考える思考なのでずっと怒りが続いてしまう可能性があります。いつもイライラしている人がいると周囲の人間も働きにくいです。

さらに、システムエラー思考で行動すると、自分はもちろん、自分と同じ業務をこれからする可能性のある人間を助ける行為にもつながります。直接感謝はされないかもしれませんが、会社としては結構な前進でしょう。

理想は全ての人間がシステムエラー思考を理解し実践することだと思ってます。それは何も、システマチックに無機質に働くこととは全く異なることで、システムエラー思考だからこそ、人の心が穏やかに保たれるようになるのだと信じてます。

教える側、教えられる側が共にシステムエラー思考を共有して働けたら、スムーズに前向きに話が運ぶ可能性も高いでしょう。

心がしんどくならないように。出来ない自分を責めない。出来ない理由は仕組みの不備だと考える。よって心の生産性も爆上がりです。

実は、この思考のヒントは2つのオンラインサロンにあります。

1つは日本最大の会員数を誇る西野亮廣さんのオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』

もう1つはマンガファンの為のマンガアプリ『アル』の裏側が覗けるオンラインサロン『アル開発室』です。

最後にさりげなくオススメサロンの紹介を挟みつつ、システムエラー思考でこれからは凹みにくい人生を送ってやろうと思います。

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もり氏
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