【CoD】これは日本のeスポーツが生まれる前のお話です。

こんにちは。Mag(まぐ)と申します。
MWシーズンも既に5ヶ月。まもなく折り返しです。
今日では某ウイルスによる、国内競技シーンにも影響が出ています。
オンラインであることが強みだったはずのe-Sportsですが、このような形で損害が出てしまうのは何とも皮肉な話です。

著者について

本筋に入る前に簡単に私のCoD遍歴の紹介をします。
Mag(まぐ)。
2010年発売のCall of Duty Black Opsからプレイを開始。FPSを触るのは初めてだったため、その新鮮さと単純明快なゲームシステムで大熱中。
CODBO2からは、クランの立ち上げやKillFeedクランへのジョイン等、様々な活動を行っている。

現在のCoDは

日本のプロシーン、熱いですよね。強豪Libalent Vertex、もはや物語の主人公Rush Gaming、etc... いまや多くのプロチームが設立されています。彼らはCDLルールと呼ばれるルールに基づき対戦を行い、勝者を決める訳です。激アツです。

CDL競技シーンはまだ新しい文化です。
とはいえ既に8年前後ですか、時が流れるのは早いものです。

昔のCoDは

昔というのは、SZやRush CLANが世間に出てくる前のお話です。詳しい年月までは忘れました。
では、その頃のプレイヤーは何をしてたんでしょうか?やみくもにランクマッチをプレイしていたのでしょうか?当然、答えはNOです。今とは全く違う、2つの文化が形成されていました。

その2つの文化とは、

①CyACルール

②KillFeed

です。

CyACルール

少しCoDに詳しい方なら、名前くらいは聞いた事があるのではないでしょうか。CyAC(サイアック)というのは、ゲーム大会サイトの名前です。CyACはe-Sportsの第一歩として環境作りに貢献した、まさに我らの保護者のような団体です。
説明が大それてしまいましたが、そんなCyACの大会ではランクマッチとは違う特殊なルールで行われます。
実際に動画を見てもらった方がわかりやすいかと。↓

https://youtu.be/dUbkNfKGZnE

ルール自体はCDLルールのS&Dとよく似ています。CDLルールと異なる点は、S&Dのみで対戦を行うことです。ワンマッチ2マップ先取。
選べるマップ自体もそう多くありませんから、どのマップもよく研究されていました。これは主観ですが、ポイントグレや攻め方のバリエーションなどは今より多彩な気がします。
sitimentyo選手やNekokan1stコーチなど、今も活躍している多くの選手がこのCyACルール卒業生です。

KillFeed

KillFeedとは、クリップと呼ばれるスーパープレイ動画を集め、それをひとつの動画にする文化のことです。
これも動画を見てもらった方がわかりやすいですね。↓

https://youtu.be/5L7JWT6WAJ0

この動画は、SamuraiZyAGというKillFeedクランが作り上げた、非常に完成度の高い動画です。質の高いクリップと編集技術で、公開から6年経った今でも、日本一の動画と賞賛されるほどです。

KillFeedには、大会があるわけではありません。個々のチーム・個人が自由に動画を作り、YouTubeに投稿、評価。このサイクルが続いていく訳です。

実況・解説のk4senさん、鈴木ノリアキさんや鉄板実況者VodkaさんもKillFeed界隈出身です。


最後に

e-Sports化が進み、競技性やプレイ人口が格段と上がっていく反面、今まで形成されていた文化が衰退していっている現状もあります。今回はご紹介だけで終わってしまいましたが、まだまだ話したいこと、知って欲しい現状のこと、沢山あります。
ゆっくりnote書いていきたいと思いますので、次項もお付き合い頂けたら幸いです。
ありがとうございました。

Mag






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