magical_logic

magical_logic

記事一覧

FairytaleReport07_0905-0914

▶R00 魔術に於いて。名を与えるという事は、力を与えるという事だ。だから、産まれることの無かったものに、名は与えられなかった。その代わりに、二人分だったはずの名が…

magical_logic
1年前

FairytaleReport06_0628-0904

▶R11 ▶M11 ▶R12

magical_logic
1年前

遊旅報告書10

       「剣聖リトルミルク。戻られたのですね。」 「ただいま、で良いのかしらね。  報告書は何時ものとこに置いといたから、  暇なときにでも読んどいて。」 …

magical_logic
1年前

遊旅報告書09

#0100  『カラスアゲハ』 #0785  リュウイン・ジングウジ #0142  名も無き冒険者 #0264  セルケパロシュ #0014  オルメル・ズィナリス・ヒドルワート・モイカーラ3世   …

magical_logic
1年前

遊旅報告書08

       無茶をしたものですね。            ―― ―― そうかしら。    私も、皆も、生きてるじゃない。        結果は、そうですが。 …

magical_logic
1年前

遊旅報告書07

ひとびとの話を、横で聞いて居れば。 まぁ、概ねのひとは、己が歩む道を見据えて居るし、 見えずとも、探そうとしている。 きっと、そういうひとだから、此処に居るのだろ…

magical_logic
1年前

遊旅報告書06

#0301  通りすがりのポメラニアン コロッケ。 水辺で見かけると、危ない気がするのよねぇ。 今度見付けたら、ちょっと何か考えないと。 #0482  ニコ (?) メゾン深海の住…

magical_logic
1年前

遊旅報告書05

例えば。 この手の届く限りならば、私は、私の力ならば、全てを護る事が出来るだろう。 けれどそれは、そうすべき事で在るか。 何を以て、救うと言うのかは、一つの答えが…

magical_logic
1年前

遊旅報告書04

#0265  ホロスコープ 水銀で銀色の海を作るって言ってたから、水銀の原料を少しあげたわ。 詰まらない言い方をすれば、"銀色の海"なんて なんの役にも立たないものなのかも…

magical_logic
1年前

遊旅報告書03

#0100  『カラスアゲハ』 勇者よ。 その勇気を忘れないわ。 #0785  リュウイン・ジングウジ 神様。龍神だっけ? ドラゴンはちょくちょくぶちのめしてるけど、龍神と闘った…

magical_logic
1年前

遊旅報告書02

良く考えたら、剣聖しなくて良いなら報告書書かなくて良くない? ……まぁ、良いか。 輝士道訓その4。 己が在り様を以て、輝士道を示せ。 この報告書も、そう成れば無意味…

magical_logic
1年前

遊旅報告書01

これ、遊旅って事で良いのかな? なんか助けてって言われたから、来た。 他にもいっぱい居るから、私がなんかしなくても良さそうよね。 偶には剣聖しなくても良いかしら。 …

magical_logic
1年前

FairytaleReport05_0508-0627

▶R08 答えを望む事も、許されては居なかったのだろう。だとすれば、何を望むのが、"正解"だったのか。――考えた所で、詮の無い話だ。 それに。正解が在ろうと、無かろう…

magical_logic
1年前

FairytaleReport04_0506-0507:interlude

▶R07 投げ出される様に、床に落とされた手帳。拾い上げても、開く必要は無い。其処に何が書かれているか、既に知って居る。オレは。オレ達は。その物語を、知って居る。 …

magical_logic
1年前

FairytaleReport03_0422-0505

▶R05 手帳は開いて居ない。こうした思索も、記されて居るのだろう。或いは、それ以前の、オレの半生も。それが書き連ねられる程に、"己の物語"の影響は大きくなる。回帰不…

magical_logic
1年前

FairytaleReport02_0306-0421

▶R03 手帳にペンを走らせる――事も無く、思う言葉が、ページに刻まれていく。成程、是も己を"物語"に近付けた影響か。だとすれば、この手帳が、オレという物語を記す"本"…

magical_logic
1年前

FairytaleReport07_0905-0914

▶R00
魔術に於いて。名を与えるという事は、力を与えるという事だ。だから、産まれることの無かったものに、名は与えられなかった。その代わりに、二人分だったはずの名が、産まれ落ちた方に与えられた。
名前以外にも、もうひとつ。産まれ無かったのだから、生命未満、魂未満のそれを、魔力器官として。産まれた方は、産まれ無かった方から、譲り受けたかの様に。二人分を持って、産まれ落ちた。
自身の生の、始まりから。

もっとみる

遊旅報告書10

       「剣聖リトルミルク。戻られたのですね。」

「ただいま、で良いのかしらね。
 報告書は何時ものとこに置いといたから、
 暇なときにでも読んどいて。」

       「ええ。」

「それより、何で誰も居ないの?」

       「西の計略です。」

「西……西?
 西だと、あいつは確か、黒…なんだっけ。」

       「黒竜王の。
        覇竜族を統べている王ですよ。」

もっとみる

遊旅報告書09

#0100  『カラスアゲハ』 #0785  リュウイン・ジングウジ #0142  名も無き冒険者 #0264  セルケパロシュ #0014  オルメル・ズィナリス・ヒドルワート・モイカーラ3世
    ・2号機・ほみほみ・リヴァーラト・フラワー・^o^
    ・ファイアーギガブレード・ノルージュ・るる子 #0386  ハヴェレト
なんかいっぱいUMAが居たわ。
#0301  通りすがりのポメラニアン
気に

もっとみる

遊旅報告書08

       無茶をしたものですね。            ――

―― そうかしら。
   私も、皆も、生きてるじゃない。

       結果は、そうですが。             ――
       もう少し、我が身を顧みても良いと思いますよ。

―― 自分の心配なんてしてたら、誰も助けられないわ。

       そうでしょうか。               ――

―― そうですよ。

もっとみる

遊旅報告書07

ひとびとの話を、横で聞いて居れば。
まぁ、概ねのひとは、己が歩む道を見据えて居るし、
見えずとも、探そうとしている。
きっと、そういうひとだから、此処に居るのだろう。

ひとびとが、そうで在るなら。
己が道を、己の力で、歩める者たちならば。
私の力は、必要無い。
私の力など、必要無いのなら、それに越さないのだから。

こうして、在るのは、刹那で在ろうとも。
悪く無い、良い星だわ。

~今日の拳聖闘

もっとみる

遊旅報告書06

#0301  通りすがりのポメラニアン
コロッケ。
水辺で見かけると、危ない気がするのよねぇ。
今度見付けたら、ちょっと何か考えないと。
#0482  ニコ (?)
メゾン深海の住人ね。
#0466  フェルド・フェルノ
彼女をクラフトするらしいわ。
アグレッシヴね。
頑張って。
#0370  腐敗と寄生の魔王
海を割ったり西瓜を割ったりしてたわね。
夏って言ってたけど、夏だったのかしら。

~今日

もっとみる

遊旅報告書05

例えば。
この手の届く限りならば、私は、私の力ならば、全てを護る事が出来るだろう。
けれどそれは、そうすべき事で在るか。
何を以て、救うと言うのかは、一つの答えが在る訳では無い。
私の力が、結果を変えるならば、詰まりは誰かの選択を、覆すと言う事だから。
それが、正しいと言えるのか。
きっと、誰にもわからない。

でも。
それでも。

きっと、私は。
この手の届く全てを。
救いを求める誰かを。
諦め

もっとみる

遊旅報告書04

#0265  ホロスコープ
水銀で銀色の海を作るって言ってたから、水銀の原料を少しあげたわ。
詰まらない言い方をすれば、"銀色の海"なんて
なんの役にも立たないものなのかも知れないけれど。
私は好きよ、そういうの。
完成したら、見せて貰いたいわね。
#0482  ニコ #0152  似猫
🔟点よ。
#0028  スーパーウルトラミラクルハイパーアルティメイトキング
     カラミティロイヤルエクセ

もっとみる

遊旅報告書03

#0100  『カラスアゲハ』
勇者よ。
その勇気を忘れないわ。
#0785  リュウイン・ジングウジ
神様。龍神だっけ?
ドラゴンはちょくちょくぶちのめしてるけど、龍神と闘った事は無かったかな。
水系っぽいから、水神を倒したときの要領でやれば…って、別にこんなとこまで来て、
神様とやり合う気は無いんだけども。
#0070  リィーリン
唯の勘、って事にして置くわ。
その方が当たるもの。
#054

もっとみる

遊旅報告書02

良く考えたら、剣聖しなくて良いなら報告書書かなくて良くない?
……まぁ、良いか。
輝士道訓その4。
己が在り様を以て、輝士道を示せ。
この報告書も、そう成れば無意味には成んないでしょ。
#0070  リィーリン
薬屋さん。
医者、薬屋、患者に会ったら紹介して欲しいと言われたけれど。
患者は兎も角、若い独身男性の医者・薬屋って、どの程度居るのかしらね?
探して見付かるかしら。
#0150  ニャーニ

もっとみる

遊旅報告書01

これ、遊旅って事で良いのかな?
なんか助けてって言われたから、来た。
他にもいっぱい居るから、私がなんかしなくても良さそうよね。
偶には剣聖しなくても良いかしら。

この星に、平穏の長く在らんことを。

FairytaleReport05_0508-0627

▶R08
答えを望む事も、許されては居なかったのだろう。だとすれば、何を望むのが、"正解"だったのか。――考えた所で、詮の無い話だ。
それに。正解が在ろうと、無かろうと、それはオレには必要の無いものだ。

▶M11:0034 よし子と純子
誰かが望むのならば。オレ達の物語は、それで良い。それでお互い、不満も無いだろうよ。

オレから付記する事は、何も無い。あいつの事は、お前が記せ。

▶R09
"

もっとみる

FairytaleReport04_0506-0507:interlude

▶R07
投げ出される様に、床に落とされた手帳。拾い上げても、開く必要は無い。其処に何が書かれているか、既に知って居る。オレは。オレ達は。その物語を、知って居る。
さて、それなら。
どんな物語を、続けるべきか。
どんな物語なら、続ける事が出来るのか。
この先に、"答え"が在ると良いんだがな。

FairytaleReport03_0422-0505

▶R05
手帳は開いて居ない。こうした思索も、記されて居るのだろう。或いは、それ以前の、オレの半生も。それが書き連ねられる程に、"己の物語"の影響は大きくなる。回帰不能点は近いか、或いは。それでも、何かを手にし得ないので在れば、進むより無いか。童話画廊の深部。"己の物語"を、一歩。
オレの物語に、引き返す事は許されない。
もう、進む事も出来ない物語も、在るのだから。

▶M08:0002 リンドウ

もっとみる

FairytaleReport02_0306-0421

▶R03
手帳にペンを走らせる――事も無く、思う言葉が、ページに刻まれていく。成程、是も己を"物語"に近付けた影響か。だとすれば、この手帳が、オレという物語を記す"本"と成るか。それにしては、雑多なメモ書きの方が多いのだが。
"理論"通りとは言え、喜んでも居られない。人間という括りから、一歩離れたという事なのだから。戻る道筋を、見失ってはいけない。

▶M07:0034 よし子と純子
気の抜けた顔

もっとみる