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見て楽しむだけがマジックではない!

はじめまして。shinと申します。

私は趣味でマジックを5年以上続けていますが,最近は特にマジックの波が来ているように感じます。マジックのテレビ番組が増え,マジックバーやマジックショーについてTwitter等で感想を発信している方も多いと思います。

マジックの楽しさが広まることは喜ばしいことなのですが,マジックを演じる側の人口はまだまだ少ないように思います。この現状の大きな理由の一つに,「手先が器用な人じゃないとできなさそう...」という印象を与えてしまっていることが挙げられると思います。

もちろん,マジックは不思議な現象を起こして楽しんでもらうものなので,「自分にはできそうにもない」「どうやっているのか想像もつかない」という感想を抱くことはごく自然なことだと言えます。

しかし,マジックの面白さを広めていきたい私としては,「どうやっているのか知りたい」「僕,私もやってみたい」「人を楽しませる特技を身に付けたい」といったように,一歩踏み込んでみて欲しいのです

・今のマジック業界は何が問題なのか

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マジックに興味はあるけど何から手を付けていいのか分からない」という方も多いかと思います。最近では,YouTubeなどでタネ明かし系の動画をたくさんアップロードしている方々が急増しています。先ほど私が言った,「どうやっているのか知りたい」という知識欲は十分に刺激できるので,これらの動画を視聴する人は多いと思います。

ですが,これらの動画は再生数が伸びやすい反面,タネを知るだけ知って満足してしまう人を増やしているのも事実です。マジックのタネには非常に賢い手法が様々盛り込まれていたり,マジックとは縁のない方には想像もできないような道具が使われていたりするので,知るだけでも面白いのは当然なのです。

私は,このような状況を非常にもったいなく感じてしまいます。

マジックのタネを教えるのであれば,同時にマジックを演じる面白さも伝える義務があると私は思います。あえて「義務」という強い言葉を使いましたが,相手に選択肢を提示しないことは,その業界の幅を狭めてしまうことに繋がるからです。

必ずしもマジックの世界に引き込む必要はありません。マジックの本当の面白さを知ったうえで,始めるかどうかはその人の自由です。しかし,知らないまま終わってしまうのはもったいないということです。このような経緯で,私はnoteを使ってマジックの面白さを広めてみようと思ったわけです。

・これから投稿していく記事について

私の記事では,マジックに少しでも興味を持ってくれた方が,とりあえず順番に記事を追っていくだけで本格的なマジックを演じる基礎づくりができるようになっています。数万~数十万円もするような怪しげなセミプロ育成コースなどに申し込む必要はありません。

先ほどマジックのタネ明かし動画について少し批判的な意見を述べましたが,私の記事でタネ明かしをしないという訳ではありません。マジックの面白さを知り,本当に興味を持ってくれた方には積極的に情報を共有していくべきだと思います。

初めのうちは,使う道具やトランプの基本的な扱い方など,まったく未経験の方でも始められるような内容にします。

それでは,次回の記事でお会いしましょう!

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