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「CtoC」とか、全くわからないのですが、モノを売ることは楽しいですよって伝えたくて。。

「カールうす味」のような、サックサクの文章でお馴染み(?)のなせさんが「フリマサービス」と呼ばれるweb上での商品売買に挑戦された記事を投稿されていました。※記事最後にリンク

商品はなせさんのGパン。
2,100円の売価で出品。
1,300円で取引成立。

なせさんの記事情報から。


値引き交渉を承諾。しかも送料もなせさん持ち。

うそ~~~~んッ!😱
...💦
小売り業経験者としてはお二人に
「うそ~~~~んッ!😱」しか出ないっ💦

私のいつもながらの不躾なコメント🙇💦




10年ほど前、当時勢いに乗り始めたフリマサービスに、私たちの店の包装資材(紙袋とか、諸々)があちこち出廻るということが頻発しました。

ちょっと特殊な環境にある店でしたので、単なる紙袋としてだけでない利用価値のあるモノだったため、驚くような値段で出品されていました。

数百円ほどの買い物に「小分けして渡すので」なんて口実で余分をもらい、ある程度の枚数が溜まったところで出品して販売するのです。※当時、資材は無料。リクエスト通りにお渡ししてました。

そんなことまでして小銭を稼ぐ彼らの神経が理解できませんでしたが、アイディア次第で何でも商品に出来るのだなあとも思った出来事でした。古新聞でもトイレットペーパーの芯でも売れるんですもんね。「買う」楽しさ以上に「売る」って面白いことなのです。

アンフェアな実例を上げてしまいましたが、善良市民のなせさんご夫妻に、ちょっとしたストレス解消とか余興として、モノを売る楽しさを感じて頂けたらなと思いました。

とはいえ、私はこのようなプラットフォームを利用したこともなければ、
リアルなフリマの経験もありません。
ただ小売業に携わっていただけの私です。

ですので、出品前にちょっと意識して頂きたい基礎知識を書き連ねるだけになりますが、文字数なるべく少なく、読みやすく、必要最小限で書いてみます。(そもそも難しく書ける才がありません)
「もう売っちゃったよ~💦」と聞こえそうですが、すいません、そこは今後の参考としてお読みください。

お読み頂いている皆さんも、引っ越し前後や断捨離で何かを売りたいとなったときや、子供さんの夏休みの自由研究としても楽しいかもしれません。


まずはじめに

モノを売るということは、利益を受け取ることだと思います。
単なる「処分」ということでしたら、近場のリサイクルショップへ持ち込めばよいと思うので、「売る」ことで、何を経験したいのかをクリアにしておいた方がいいです。
なせさんご夫婦の価値観によっては「金銭」が利益とは限らないかもしれませんね。


①ターゲットを決める

「誰に売りたいか」ってことです。
ターゲットは価格設定上でも重要です。
今回の場合ですと商品はGパン。
今は何にでも「愛好家」「収集家」と呼ばれる人たちがいて、自分の欲しいものをいつも探しています。
Gパンの価値を知っている、ターゲットはぜひそういう方たちに絞ってみるといいんじゃないかと思いました。

ここ、一番重要かもしれません。テストならきっと出ます。


②商品の価値を知る

市場調査です。
「愛好家の皆さん」が、売りたいこのGパンをどのくらいの価値と捉えているのか。どのくらいニーズのあるものなのかをチェックし、そして実績(どのくらいの価格で取引されているのか)を調べます。
自分の売りたいものが「売れるものなのか」とか、商品の価値を把握するってことです。

①が決まっていると調べやすいです。


③商品の原価を決める

②で得た情報を元に、価格設定します。
希望で構いません。
市場ではおおむね1,500~2,000円くらいだったとして
最低価格にするのか、もしくは売れる上限ギリにするのか。

「売りやすさ」で言えば良心的に、がいいかも?


④費用を算出する

このケースでいえば、ざっくり「送料」と「手数料」でしょうか。
手数料は利用するプラットフォームで確認します。
送料も重量と梱包サイズを見積もればwebで確認できますね。

梱包も工夫次第で送料が節約できたり。


⑤粗利確保

一般的には純利益を指しますが、ここでは「値引き交渉に備える上乗せ」と考えていいと思います。
但し、Gパンのように「単なる衣料」ではなく、付加価値のついた商材であれば「ホントに欲しいと思ってる方に買ってもらえるなら、儲けはいいや」という考え方もありますので、粗利は度外視してもいいかもしれません。

愛好家さんたちであれば、モノの価値はわかっているので、  
あざとい交渉をしてくる輩はそんなにいないように思います・ 


⑥出品価格を決める

③+④+⑤です。
最後に消費税を乗せます。(送料などには含まれてるはずですので注意)

そして「いざ!出品♪」



以上を踏まえて自分たちの狙いや意図がうまく行ったりする快感や、相手方とのやり取りなどの面白さなど「売るというワクワク」をご体験頂ければと思います。

小売り知識とはいえ、言葉足らずの稚拙な記事ですが、
何かしらお役に立てると嬉しいです♪



今日はこの辺で。
では また~






ヘッダーのイラストは着ぐるみさんです。
いつもお世話になります。



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