後ろめたさと一緒に歩く
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後ろめたさと一緒に歩く

LOUISE通信

そのまま飾ってたせいでボロボロだったゲリラガールズのポスターはテイトモダンで買ったもの。有里枝さんからもらったシールを貼ってる私のフェミアイテムのひとつです。今回、営業するにあたってやっとこさ額装に出したのですが、さすがプロ。超綺麗になって戻ってきました。

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そして今日は月曜日。6/14のOPEN DAYが終わったことで緊張が消え、体の疲れと共にあるのは覚悟みたいなものです。生まれて初めて味わう非常事態の中で、外に出なくなってまず自分が感染することへの不安が減ってから、特にしんどかったのは、家の中で性虐待を受けてる子供たちのことでした。FLOWER magazine No.1のあとがきにフェミニストとして自分がどれだけ無気力になり動けなかったかを書いたのですが、あれを書き終わった後、ついにFLOWER デモに行くことができました。自分の中にある恐れを言葉にすることで何が大事だったかに気づけたのだと思います。
東京駅の前の広場で当事者の人たちが語ったことは、私の想像を遥かに超えていて、一生分の涙かくらいに泣いたし、心底この国の加害者を守るために作ってるかのような法律やそれを維持しようとする人や政治家が嫌いになりました。そのことは何度かここで書こうと思ったけど、悪気なく二次被害になる言葉を綴ってしまいそうでやめた。あと、あの現場にいた当事者の生の声を知らない人に、何かを伝える力が自分にはないと思ったのもあります。

2020年、この半年間だけを思い返しても吐きそうになる事件がいっぱいあった。私なんかツイッター開けばいいだけなんだから知ることから逃げないでいようって決めたのに、時々それさえできなくてSNSから離れて、家で呑気にパンケーキ焼いていました。私は法律も政治についても知識がなさすぎる。日常会話では問題ないと思えるのに、とくに目の前にいない人への言葉が出てこなくて、誰かと連帯するのも苦手で、自分の過去について声をあげることもできない。世の中を変える実行力がまるでないのです。FLOWER magazineに今回エッセイを寄稿してくれた井伊さんの言葉や、誹謗中傷されることがわかっていてもなお、戦ってる人たちを見て、後ろめたさしか湧いてこない時もあったな。

でも今日はリラックスしてるのがわかるのです。「私にできることがあった気がする。いや、絶対あるはずだよ。そう思って店もやってるし、FLOWER magazineだって作り始めたんでしょ!これが何になるんだって思わないで、応援とか拍手とか、そういうのいっぱい送っていけばいいんだよ。希望を一瞬で打ち砕くような残酷な事件がまた出てくると思うけど、もう〜〜〜簡単に負けないでよ!」と自分に言ってあげられるほどゆったりした気持ちでいます。パンケーキもいっぱい焼くぞ!

うちのお客さんたちは、そういう話はしないからフェミニストかどうかを聞いたこともないけど、どんなに大変な時だって人生の舵を取って楽しんでる彼女たちの、私に久しぶりに会えて嬉しい!っていう笑顔が、くだらない話が、私に強さを与えてくれた。私を私に戻してくれました。私は本来、単純なのだと教えてくれました。

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コロナに負けるなブーケ

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ちえさんの竹皮弁当。


3月からコロナの影響で東京駅に集まれないからオンラインで発信してるFLOWER DEMO。今回のが素晴らしくて。もしよかったらだけど、興味ある人には見て欲しいなと思ってここに載せます。名古屋の弁護士さんも最高だし、沖縄の白髪の女性も素敵だ。松尾さんや北原さんの泣いてる?顔も忘れられない。

https://youtu.be/cPL_WeyntjY




ありがとうございます!!
LOUISE通信