頑張ろう〜!(私もね。笑)

この間のBASICにお花屋さんになりたいと言ってる女の子が二人いました。先月入ったバイトの女の子も、実はウエディングがやりたいんですと言ってウエディング業界に面接に行き、受かったので私はまた一人になりました(あわわ)。また募集して何人も面接することを考えると億劫だったけど、それでもやっぱり、うちはやめていいから頑張って〜!!って思うのは、きっと今の毎日や仕事がこのまま続く人生がきついんだろうなあと思うからです。その気持ちが痛いほどわかってしまう。
私の場合、今まで生きてきた中で花屋になりたいと思ったことが一度もなく、だからそういう意味では彼女たちと同じではないし、立ち上げから知っているお客さんから見ると、「どうしたんや!」っていうくらい、どんどん意味不明な店になってるわけです。いや、最初は普通にちゃんとしたお花屋さんを目指してOPENしたんだけど、いろんな仕事をやってく中で私が心の中で感じたことがじわじわ現実に投影されて、この7年くらいで見てみると、自分では今の状態を想像してなかったけど、今の状態に向かって歩いてきたんだと納得ができるんです。育った時代の影響か、現状に100%満足することが苦手で不満はいつもある私だけれど、今後もその不満を解消すべく、自分が気持ちいい状態で誰かの役に立てる環境を目指して、毎日生きてくはずだから、私が50代になるころには(どんな店になってるのか想像できませんが)今とは全然違うのだろうと思う。まあ、どんな状態になっていようと、それは私が選択し続けた結果だから、今と同じように後悔はしてないはず。

だから、今密かに転職して花屋になりたいなあと思ってる人はいつか花屋になってると思います。だからその未来を信じて、今の自分に足りない知識や技術をリストアップしてこなしていけばいいと思う。大丈夫、絶対なれます。
アイドルとか女優さんとか、オリンピック選手とかじゃないんだし。花屋だし。
大丈夫、絶対。それから、いろんな言葉や思想、賢い大人たちの考えが、SNSを通して入ってくると思うけど、ほんとに全く聞かなくていいと思うよー。
何よりも自分の気持ちや考えを大事にしていいです。深く自分に集中して、昨日より今日、少しだけでもいいから花屋になるための努力を楽しんでやってほしい。その方が理想の未来がやってきます。あと、すごくいい時代になったと思うのは、ネットで水揚げのやり方も、花束の組み方も、アレンジのやり方も、花屋の経営なんてのもあったりして、独学で結構なところまで習得できること。
だからこそネットからの情報では学べないことの価値が高い気がしていて、例えば接客だって、40代まで接客したことない人だと、嘘みたいだけど「いらっしゃいませ」が言えなかったりします。いらっしゃいませが恥ずかしかったら、こんにちは〜でもいいし、なんでもいいんだけど声がかけれないという壁は早くに壊したほうがいい。私の中では、LAURANCE. のベーちゃんは最強アシスタントだったのですが、彼女は気が強く真面目で、飲食店やアパレルなど、ずっと接客業で揉まれてきて、その都度自分の役割を真剣に考えてきた人だということが、初日でわかりました。気の強さは大事なことだと思う。
しんどい経験をしないとできない些細な仕事って、本当はいっぱいあって、あまりに年をとってからだと体が硬くなってしまっているのか、頭が硬いのか、まったくできなくて壁を壊す前に自分で自信を失ってしまう人もいました。ふだん話していると普通に大人な会話ができる人なのに、店に立つと声が出ない(笑)。そんな些細なことだけで、商品が売れないという現実を知ることも大事。可愛い花をどう売りたいのか、考えながら未来に向かってワクワクしてみてね。うちは参考にならないかもしれないけど、世間で言われてることのほとんどが自分には当てはまらないので、実は、みんなそうなんじゃないかと疑っています。自分ができる花屋を目指して、毎日を一生懸命生きてほしい。結婚も出産も迷ってるなら全部やって、子育て大変な時期はお休みしてもいいし、夏蔦の石井さんもきっと不安だろうけど、何年かかっても大丈夫。絶対また復活できます。焦る前に、花が好きな気持ちを噛み締めて乗り切ってこー!

THANK YOU !
16
MAG BY LOUISE 代表。www.louise-flower.com インディペンデントマガジン「FLOWER」創刊。2号目は近日発売🌸 雑誌 GINZA 「その日の花。」

この記事が入っているマガジン