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LOUISE通信

コロナがやってくるまでは、夜中のドライブが私の癒しだった。特に、レインボーブリッジに行って、コンビニ寄って帰ってくる、このコースが大好きでした。音楽をかけて、たいていそれはSlowdiveのGolden Hairライブバージョンで、いやもうええで!ってくらい繰り返してたなあ。曲の盛り上がりをちょうど写真の少し前に合わせて、巨大なレインボーブリッジを見上げながら「東京やっぱり好き!」と感じるだけで、辛い時も寂しい時も、よし!また頑張ろうって思えた。

実は自粛期間の真っ只中、車から出なければいいよね?と、こっそり奥多摩まで行ったんですが山には当たり前だが入れず、車をチラ見してくる人たちの視線が、ナンバープレートの方に下がるとドキドキして、すぐ都内に戻りました(ちょうど自粛警察がテレビでやってた頃だったので。笑)。我が家の車は90年代の縦に長いやつで、都内を走っているとすぐ知り合いにバレる。つい先日も目の前に井伊さんがいたらしいけど、私たちは気づいてなくて、後日聞いた時は、鼻とかほじってなかっただろうかと本気で心配になった。

夫がヤフオクで、16万で買った我が家の車を、私はもう車とは思っていない感がある。個人から個人への売買は正直心配だったし、ゆるいアフロヘアに半ズボンみたいな格好で現れたおじさんから直接受け渡してもらって、「....めっちゃ怖いやん。ほんでこの車なんか臭い。」と不安になりつつも、初めてレンタカーじゃない車!よーし!このまま海に行こう!と乗った高速の途中で、突然ブレーキがきかなくなったポンコツ君。ほんとに一回も止まらず、修理工場に無事着いたあの日の恐怖は一生忘れないよ!

その後、何度も何度も故障し、その度に修理に出す。それも普通のところでは修理してもらえず、古い車に強い工場をいつも探してる。代車を出してもらえて、うちの車種に詳しく、修理代が安いところ。しかもパーツによってはもはや古すぎて正規で売っていなかったりするので、自分たちで海外のサイトから見つけないといけなかったりする。そこまでして修理に出して、1ヶ月とか2ヶ月かかってやっと戻ってくる。だけど、またすぐ故障しちゃう。夫が修理代の領収書をこそこそ隠しているのも知っているけど、私は怖くて知りたいと思わない。いろんな場所にいろんな気持ちを乗せて走った思い出がいっぱいあるポンコツくんに愛着が湧いてしまって、エンジンがかからない時や、クーラーが効かない時なんかは、「どうしたん?」とか「あんた!廃車にしよか!」と話しかけてしまう。小回りもきき、燃費もよく、ブレーキも軽いカーシェアリングの安定感半端ない車より、当然だけどずっとずっと楽しい。人との関係も、できれば死ぬギリギリまで吉本新喜劇のように、ドタバタしていたい。


ありがとうございます!!
LOUISE通信