9月のサボテン

そこまで心配はしてなかったけど、ここ数年の台風災害はいつ死んでもおかしくないくらいのレベルだったし、去年の大阪の写真で見た恐ろしい絵はいつも頭の片隅にいたので、一応店のベランダのエアコン室外機の上に置いてあるミニミニ多肉たちを床に下ろさなくてはと店に行った。入口のドアを開けて蒸し暑い店内に入りふとベランダのほうに目をやった瞬間、何かが、いつもと明らかに違う。うそやーん!(笑)

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驚きすぎてカバンをテーブルに放り投げてすぐにベランダに出た。感動を噛み締めながら何度もじっくりと見つめていたけど、今夜の台風で満開の姿を見れない可能性を思い出し部屋の中に移動して写真に収めた。そのあともずっと眺めていた。ほんとに嬉しかった。実は去年、購入して5年目で初めて蕾が出たのだ。長さはほんの2cm程度、直径は1cmくらい。それでも生きてるのか死んでるのか、ずっと何も言わないこの子がちゃんと生きてたことに興奮して、しーちゃんと二人で大騒ぎした。だけどそんな私たちが嫌いだったのだろう。翌日には腐って落ちていた。その時のショックは相当で(笑)、だから今年は蕾が出てきていることに気づいてもどうせまた腐るだろうし調子に乗ったらあかん!と気にしないようにしていたしその内に本気で忘れていた。でもよーく見ると写真の右は腐り始めてるし、この写真を撮ったその日の夜中には台風が来て、次の日の午後には全体的にふわ〜っと腐り始める気配が漂っていたから今年も満開までいかずだったけど、でも嬉しい。ありがとう!(来年にも期待してしまう。)


免疫を上げないとやばいなと思っていたので、最近藁にもすがる思いで飲み始めた漢方。飲み始めて二日目に手が痒いことが気になってきた。その痒みは夜になるとひどくなるのでなかなか眠れない。冷凍庫の奥にあった冷えピタや保冷剤をにぎりながら必死で痒みと戦って疲れ果てて寝る。翌日にものすごい下痢をした。それからしばらく痒みと下痢が続いた時、もしかして漢方にも副作用ってあるのかなと思い出した。朝になっても寝ていない私を見たかわちゃんが、先生に一度聞いた方がいいよって言うけど、これだけで担当の先生に言うのはクレームみたいで気がひけると思っていた。それでもどんどんひどくなる痒みと下痢に怖くなってきて、ネットで「漢方 副作用」を調べまくる。飲む前に申し込んでしまった長期コース用の銀行振替の用紙を見ながら少しだけ不安になってきたのと、漢方がダメだったらどうやって免疫をあげていけばいいのか、大丈夫だと信じて続けたい気持ちで揺れていた。気づけば1日中漢方の副作用のことばかり考えていることにあほらしくなり、これはクレームじゃなくて飲むことに不安があるんだからちゃんと言おうと思ってメールした。

症状を説明し、やはりその度お支払いして様子を見る方がいいので長期コースをキャンセルしたいとメールした。長期コースだと年間24万円(!)。健康でいるにもお金がかかるかと思うとうんざりするけど、長く続けるつもりだったし年間で24000円お得なのだと説明された。長期コースのキャンセル料はかからない。途中でやめた場合はその差額分が発生する。って言っても2000円だしそれはすぐにお支払いしますと伝えたら、担当先生がいないのでとりあえず飲むのをやめてくださいと返事がきた。言われた通り飲むのをやめたら、まさかの痒みも下痢もなくなった。気の持ちようかもしれない。まだ私は飲みたい気持ちが強かった。
2日後、やっと担当の先生と電話で話す。私はなるべくクレームに聞こえないように、返金してほしいわけじゃないことも伝えながら笑いを入れてかゆみや下痢の症状を伝えた。「それは具体的に飲み始めてから何日後ですか?」といううっすら冷たい感じの質問の後で「副作用だとはやっぱり考えにくいんですよね。」と言われた。「副作用が出るものはひとつも入れてないので、きっと何かのタイミングだったと思うんです。」(何かのタイミングってなんだろか。)の繰り返し。「じゃあ、飲んで大丈夫なんでしょうか?」と聞くと「大丈夫です。もしまた痒みが出る場合は飲む量を半分にしてもいいかもしれませんね。」と言った後で、長期コースの解約はまだ早い、とにかくまだ決めないでいいということだけはものすごく優しく伝えてくれた。一番不安だったこと、そうやって言われたら嫌だなあと思っていたことだった。あんなに優しかった先生の電話を通して感じるその奥底で少しイライラしている声と私の話を最後まで聞かないで遮るその間。じわじわと私の心が離れていく。
何年も通っている皮膚科の先生はいつも私の肌を見ようとはしない。ただなくなった分のステロイドを出すだけだ。何を聞いても「うーん。季節の変わり目だし、ストレスかもしれないですね。しばらくこれで様子を見ましょう。お大事になさってください。」と言われるだけなので、私は何も質問しなくなってしまったし、もはや薬が欲しいだけのヤク中と変わらない。だからきっと漢方の先生に期待し過ぎてしまったのだろうな。副作用はどうしてもありえないとして、かゆみと下痢はなんだったのか、という疑問は影を残すんだけど、もういいや。知らん!とにかくお医者さんが患者の話を聞いてないあの独特の感じにヘトヘトで、西洋も東洋もどうでもよくて、愛のない医者と関わることがストレスやん。

THANK YOU !
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MAG BY LOUISE 代表。www.louise-flower.com インディペンデントマガジン「FLOWER」創刊。2号目は近日発売🌸 雑誌 GINZA 「その日の花。」

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