脊柱(背骨)を覚えよう
アスリートが運動指導者になるうえで、人間の骨格を覚える必要があるというのは、前回の投稿でご紹介しています。
今回の投稿が初見の方は、是非さかのぼってご覧ください。
前回は骨盤から下と骨を辿る旅をしました。
学びとは常に旅の様なものです。
最近は、FINAL FANTASY Ⅶ Remakeが話題ですが、学びとはああいったRPGゲームだと思えばいいのです。
最初はちょっとずつ、最後にドカン!と物語が繋がればいいのです。
初代プレイステーションでFF7を最初にプレーした時、クラウドの精神世界を理解してから始めた人はいないはずです。
(これ以上は無駄話ですから止めておきます)
では旅のヒントとなる、キーワードを集めていきましょう。
骨盤から上への旅~脊柱~
骨盤から上には、背骨が伸びていますが、解剖学的には脊柱(せきちゅう)と呼びます。
脊柱はブロックの様に積み重なっていて、そのブロックのことを椎骨(ついこつ)と呼びます。
椎骨の数は全部で24個ですが、この24個を大きく3つの部位に分けることで、休憩地点が作れますから、旅路が気楽なものになります。
①腰椎
下から5個積み重なっている椎骨を、腰椎(ようつい)と呼びます。
読んで字のごとく、腰の部分という事ですね。
椎骨は下から上にかけて、少しずつ小さくなっていきます。
ですから腰椎は、脊柱において最も大きな5つのパーツということになります。
②胸椎
腰椎の上に積み重なっている12個の椎骨を、胸椎(きょうつい)と呼びます。
胸椎からは、肋骨(ろっこつ)が生えていて、下の2対の肋骨を除く、10対の肋骨は身体の前側に回って、胸骨(きょうこつ)と呼ばれる、心臓マッサージで押す骨に付着します。
(下の2対の肋骨は浮遊肋骨と呼ばれ、先はどこにも繋がっていません。)
この、胸椎と肋骨と胸骨を併せて、胸郭(きょうかく)なんていう呼び方をしています。
この中に心臓や肺など、大切な臓器が納められています。
さて、少し話が横道にそれましたが、太字だけ覚えてくださいね。
③頸椎
次は胸椎から上に積みあがった7個の椎骨です。
これを、頸椎(けいつい)と呼びます。
いわゆる首の部分ですね。
この上に頭が乗っかるようになっています。
今回覚えるのは、ひとまずここまでです。
次回は、脊柱の配列についてもう少しだけ詳しく解説します。
その記事の理解を深める為にも、今回の記事はしっかり読んでおいてください。
今回集めたキーワード
似た様な言葉が並びますが、何となく覚えておきましょう。
脊柱
椎骨
腰椎
胸椎
頸椎
胸骨
胸郭
それでは次回の投稿もお楽しみに!
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