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南東スラウェシ州の旅 9日目 温泉を諦め、ボネ湾を渡る

朝は宿から2キロにある港まで行き戻って来た。
すっきりしたきれいな町並みという印象は変わらない。

この海はおそらく遠浅なんだろう。桟橋が随分と沖合までのびている。
チケットを売っている場所が2軒あった。出港時刻は午後3時で、船賃は12万ルピア(1200円)。

朝食を食べてから戻る。帰りは歩きだ。
マカッサル料理屋があり入ってみる。

コンロ(konro)にしたかったが、金が足りないのでチョト(Coto)にした。

Coto Campur 30,000 Rupiah 

チャンプールにした。いろいろな種類のモツ肉と生肉が混ざっている。
すべて牛。

温泉へ向かうも断念

コラカから20キロくらい北にケアケア温泉という温泉がある。
さらに15キロ行けばもっと良さそうな温泉(ウル•コナウェハ)があるのだが、雨模様なので諦めた。
マキシムのバイクを呼び、往復7万ルピア(700円)で往復してもらうことになった。

海沿いの道をしばらく進んだあと、バイクは川に沿って道を遡っていく。

途中には集落があり、伝統家屋がたくさん残っている。
ここのデザインはとても興味深い。
破風の部分に隙間を設けて、風通しをよくしている。雨が入りこまないよう、板を斜め下に向け取り付ける工夫が見られる。

さらには、階段に雨よけの屋根を付ける贅沢な造りだ。
地元の有力者の家だろうか。

温泉まで2.5キロで断念

道は集落を抜けると山道になる。
ここで雨模様ということもあり、バイクの運転手が嫌がり断念した。
晴れていれば歩いたと思うが、そこまで無理をして行くほどの温泉ではない。

目の前の川に手を付け、冷たいことを確認して戻ることにした。

船に乗船する

14時に港につき、チケットを購入する。12万ルピア(1200円)
バジョエまで8時間の長旅になる。外海を航海するわけではないから、船は小さめだが大丈夫だろう。

港の建物にある店で、船の中で食べるスナックを買い、甘いコーヒーを飲みながら時間を待つ。

クンダリ-バウバウの船に比べ、客は少なく活気がない。赤字航路かもしれない。

わたしは出港時刻の15時になったので長い桟橋を歩いて船に向かった。

自由席と、ざこ寝スタイルのエアコンつきの部屋があった。
追加料金10万ルピア(1000円)で横になれるのならばと、ざこ寝部屋にした。

ルイ•ヴィトンのマットが並んでいる。
たぶん、これが何かのブランドということは理解していると思うが、価値はよく分かっていないと思う。
いくら偽物でも、こんな使い方はしない。

船は18時になってやっと出港した。
まあ、バジョエに着くのはどうせ深夜だから、遅れるのは構わない。
ざこ寝していればいいだけだ。

夕日がきれいに見えた。







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