僕らはもう頑張らなくていい


なんのために社会や経済を回していたんだっけ?と、改めて考えさせられるニュースをみた。

4月は日本の自殺者が前年と比べて約20%も減ったらしい。
過去5年で最小とのこと。

有識者がこぞって「経済活動が止まると自殺者が増える」と危惧していた矢先驚いた。

でもその一方で、この数字に正直納得してる人も多いと思う。




「社会の中で生きなさい」という暗黙の強制がなくなっただけで、これだけの自殺者が減るのはやっぱり異常だ。

コロナ以前がそもそもおかしかったんじゃないかとすら思う。

考えてみれば「周りと一緒じゃないといけない感」が日本社会は特に強い。

頑張って学校いって
頑張って就職して
頑張って恋愛して
頑張って婚活して
頑張って流行りにのって
頑張って友達つくって
頑張ってオシャレして

頑張って周りに溶け込まないと、息をすることすら許さないような空気感。

生きやすい人にとっては超生きやすいが、生きにくい人にとっては地獄ほど生きにくい感じが確実にあると思う。

なぜわかるかといえば、僕も割と生きにくい側の人間だったから。
学生の頃は、学校で必要とされる全てのものが苦手だったのでいわゆるぼっちというか、ぼっちの中すら入らないような人だった。もはや空気みたいな感じだったと思う。不登校気味だったし、部活も入ったことがない。卒業アルバムの後ろのページももちろん白紙。

それでも僕はたまたま、歌という夢中になれるものがあったので、学校で孤立することにはなにも感じなかった。自分がLGBTQであることについては思い悩んでいたけれど。

僕は運良く社会と距離をとって生きられた。

だけど、自ら命を絶つほとんどの人は「なんか違う」と感じながらも同調圧力に本当の自分を殺されて、疲れ果て、最後は死んでしまうのだと思う。




自粛が明ける前に、ぼくらは今一度自分に問いかけるべきなのかも。

なんでこんなに頑張っているのか?と。

取り繕った自分で社会に居場所をみつけたとしても、本当の自分の居場所がどこにもないのなら、一体だれのための人生なのか。

日本社会は、ほとんどの人にとってはとても過ごしやすく心地良い社会だと思う。

だけどもしあなたが違和感を感じるのなら、もう合わせなくていいんじゃないかな。

だってオンライン上で同じ想いの人と簡単に繋がれるし、お互い気が合えば会うこともできる。

学校に行かなくても、いい大学に入れなくても、プログラミングスキルひとつあれば全然食っていける。

スクールに入るお金がなくても、やる気次第でパソコン一台あれば学べるし稼げる。

別に好きな人がいないなら無理に恋愛しなくていいし、結婚もしなくていい。したければすればいい。




好きなことだけやろう。
好きな人とだけいよう。
それが許される生き方を探そう。

もう"頑張る"に逃げるのをやめよう。

強いて言うなら
頑張らなくても本当の自分でいられる場所探しを頑張ろう。


歌も聞いてね。


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ありがとうございます!前田大志
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【アーティスト(歌/絵/クリエイティブコーディングなど)・WEBデザイナー】などしています。死を考えた過去、すべてを楽しめている今、そこに至るまでの諸々など、不定期で書いてみます。LGBTQ(B)/SonyMusic閃光ライオット2013東京三次/KSMB Ⅴ Ⅵ
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