神様とは、人知を超えた現象などにつけられた便宜的な定義だ。
その定義が人によって違うから、分かりやすくビジュアライズして神様として存在する。

共通のものとしたいために作られたイメージだ。

占いをする上で、神様とは何かを考える機会が多いが、占いを突き詰めるほどに、神様という存在が陳腐なものに思えて来る。
分からないものが分かるようになれば、そこに神様は存在しなくなり、当たり前のこととなる。

大昔は雷を空の神としていたが、気象観測の技術が発達して、雷の発生理由がわかれば、雷はただの気象現象となる。

おいおい、空の神はどこに行った 笑

物事は変わらないのに、捉え方が変わるだけで神様は駆逐される。
人間とはなんと傲慢な生き物か。

神の采配とか言うが、神は采配も何もしていない。
そうなるように、そう在るように、ただ最初のシステムを構築したに過ぎない。
そのシステムが人知を超えたものってだけで、勝手にそれを神様呼ばわりしているだけだ。

神様と定義することは、思考停止と同義だと言える。
理解が深まれば、そこに神は存在しなくなるのだから。

全てが分かる時が来たら、神様もいなくなるだろう。
だが、神様と崇めた何かが素晴らしいものには変わりなく、自然現象の素晴らしさに対するリスペクトはあるので、相応の扱いを受けるとは思うけど。

神様なんていないのだ。
きっと宇宙は、5000年先の人類の中学生の夏休みの一研究のキットでホームセンターにでも売ってるんだろうと思う。

アリの巣キットに住むアリになれたら、アリの気持ちが分かるかな?
と思って人間をやってるだけだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?