占い師だけど、占いで解決できないことは多いと思った話

こんにちは。占い師の前田王子です。

「占い師」って名乗ってて、占いももちろん学んできて、占い師としてもそこそこしっかり活動してきた上で思うんだけど・・・


占いで解決できないことは多い!


特にこれは日本の占いに対する考え方何だと思うけど、カウンセリングやコーチングなどは、自分の意識の変化、自己変革なんてものが下地にあって、受ける方としてもそれを求めている。

一方で占いは、「私は頑張ってるのに、なんで・・・あ、もしかして運が悪いのかな!」というマインドで占いを受ける。

もしくは、特に何も考えずに、「幸せになれるかな〜」とか思って占いを受けたり、人生の大吉を引ける時期が知りたい、という意識で占いを受ける。

単純な話・・・そんなに世の中って甘くない。


「それサバンナでも同じこと言えるの?」


って話で、「走るのしんどいんです。でも食べられたくないんです。群の中で団体行動も嫌なんです」というシマウマがいたらどうだろう。

そういう個体から淘汰されていくのは自明の理だ。

日本の占い文化って、そういうシマウマを許容する節がある。

だけど、人間社会においてもライオンやハイエナのような肉食獣がいて、なんならライオンやハイエナよりももっと狡猾だ。

大草原にいる頭お花畑のシマウマが長生きできないのと同じように、社会の中で幸せに生きていく上では、「強さ」が必須条件だ。なにも、強いというのが腕っぷしに限った話ではなくて、乗り越えてきた壁の数とか、くぐってきた修羅場の数とか、あとは、自分の弱さを知っていること。それが「強さ」の定義だと思う。

そういう「強さ」は、生まれた時から持っているわけではなくて、生活の中で身に付くものである。しかも、そういった「強さ」という価値観に目が向いてないと見えてこないものだ。

お花畑なシマウマほど、いわゆる「占い」を求めるが、そこには救いも何もあったもんじゃない。

そして何も、「お前が弱いからダメなんだよ!出直して来いバカヤロー!」とか言うつもりもない。

そもそも、人の弱さと言うのは、その人のせいではないことが多い。


人の心って、

・生年月日による先天的な性格

・後天的に身に付く環境由来の価値観

という二つから成り立っている。と思う。


もし、先天的にシマウマな人がいて、ライオンとして育てられたら、「もう肉食べたくねーよ・・・」なんて思うんじゃないだろうか。

そして、「もう獲物追い回して肉食べるの嫌なんです・・・」と言う悩みを誰にも打ち明けられずにいる。だって、変な話だけどそのシマウマの親はライオンなのだ。(気質の部分での話ね)

そうやって、誰にも相談できずに、何とかその状況から脱出しようとして色々探すうちに、今やコンビニの本棚にも置いてあるほどメジャーとなっている「占い」に出会うのだ。

ただ、そのシマウマは、自分のことを「肉食べたくないライオン」だと思っているところがミソだ。

だから、「あなたはそのままで大丈夫」みたいな話を鵜呑みにして、「肉食べたくないライオンだと思ってるシマウマ」が完成するわけだ。

でも、自身のことをライオンだと思ってるから、ライオンのムーブをしようとする。

だから、時期を待っても何をやっても、うまくいくことがないし、占いに頼っても解決しないのだ。

「占い」はただの「自己分析ツール」

僕が思うに、占いとは、ただの自己分析ツールである。

それ以上の力は、正直期待しないほうがいい。

だって、肉食べたくないライオンだと思っているシマウマが、どうやったらネイティブのライオンに勝てるんだろう。

そこで勝負するんじゃなくて、実は自分が、「ライオンに育てられた気合の入ったシマウマ」だということに気づくことができれば、シマウマ界隈では無双できるんじゃないだろうか。もちろん、他のシマウマからヘイトは集めると思うけど。

でも、自分自身の「実は自分は・・・」の部分、つまり、根っこの部分が分からないと、どんなにすごい付け焼き刃をつけても付け焼き刃以上にならない。

占いには、「命・卜・相」と3種類あって、ここでは命(生年月日を使うもの)の話になるけど、命占(めいせん)自分自身の根っこの部分を理解することに長けている。

僕が使っている四柱推命というのも、まさしくそれだ。

肉を食べたくないライオンと思っているシマウマや、サーカスにいて芸が覚えられなくて悩んでる猫や、イワシの群れの中で邪魔で不出来なイワシ扱いされてるカジキみたいな人が、世の中にはたくさんいる。

そういう人の、素晴らしい先天性を教えてあげることは、僕が知ってる占いにおいては得意分野なのに、そういう伝わりかたをしていない占いって、なんか不思議というか、占いを知らない人が金儲けのために占いを利用している感じが強くて、なんかイヤだ。


占いを利用するなとは言わない。

だけど、自分がどんなヤツなのか、どのくらいのことができるヤツなのか、そういった部分を知らずして使う占いは、脂肪がどんどん燃えてぐんぐん痩せるという謳い文句の安いサプリメントより効果がない。

占い師としても、自分に何ができて、どうやって人を幸せにできるのかを知らずに、習った占いを披露するだけじゃダメだ。

人の悩みを解決してこそ、人を幸せに導いてこその占い師なんだから、プライド持っていこーぜ。

と、巷の「占い」をみて占い師は思うのでした。

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四柱推命を使うカウンセラーの前田王子です。 ブログのアイデアなどを書いていたメモ帳が面白いそうなので、そのままアップしていきます。 ブログは王子の余所行きの顔として加工してますが、ここはほぼ無修正です。 恥ずかしくてあんまり見られたく無いので、一部有料です。ぜひ見てください。