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構想録note版〈6〉

「構想録」とは読んで字のごとく、私が考えたオリジナル・ストーリーの構想を記録していく“創作ノート”です。

-帝政プロシラツ-

小学校5年生か6年生だったか、国語で“創作文を書く”という授業がありました。
つまり、自分オリジナルの物語を書くという訳で、私はタイム・マシンが登場する冒険ものを書きました。その物語に敵役で登場したのがこの国です。

セルジア皇国を巡る物語は当初、セルジア単一のストーリーでした。
しかし、以前アメリカのTVドラマ「スタートレック ディープ・スペース・ナイン」を視て、複数の国家を設定し、まさに21世紀現在のここ地球の如く、国家間の駆け引きも描きたいと思うようになりこの帝国も登場する事となりました。
なので、私の着想の中ではセルジアより古いものです。

なにしろ小学校の頃の発案のためネーミングがどうも…… ハッキリ言って幼稚な感は否めません。なので長年、他の国名をと考えてきました。
ところが2013年1月、劇場で「宇宙戦艦ヤマト2199 第四章 銀河辺境の攻防 」を観、久し振りに“ガトランティス”という国名を耳にしました。無論、これは“アトランティス”をもじったものかと思われます。
プロの作品(しかも私が大好きなヤマト)がこのネーミング・センスなのですから(決して軽侮しているに非ず)、私などの設定ではもっと自由にして良いのではないかと思いこのプロシラツに落ち着きました。

ちなみにこの国名、虚実の3カ国の名を合成しました。お解りの方は御一報ください。(笑)

この国も帝都デルラミンを中心とする星間国家で、セルジアとは国境を接しています。
この国をドイツに譬えるならセルジアはフランスとなります。セルジアの辺境民族をそそのかして国境を侵させたり、内乱に乗じて領内に侵攻したり、挙げ句には全土を占領したりと、20世紀前半までの独仏関係の如く両国は仇敵の間柄です
その辺りの詳しい話は後の機会にしたいと思います。

御意見・御感想・ツッコミはお気軽にお寄せください。 m(_ _)m

〈この項おわり〉

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