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【暮らすように旅するマドリード】

マドリードっ子は「ちょっとお茶しない?」より 「ちょっとベルモットしない?」が一般的?!

マドリードには100年以上続くバルがたくさんあります。1900年後半ごろから各地のベルモットが飲めるベルモットバルがたくさんできました。「お茶しない?」の時間帯に「ベルモットしない?」という習慣が、今でもマドリードにはあります。お勧めのベルモットとタパスを食べ歩く、バルの梯子もマドリードならではの楽しみと言えるでしょう。

ベルモットって?

日本だとイタリアのチンザノが有名でしょうか。。。簡単に説明してしまうとフレーバードワイン。白ワインに様々なハーブやスパイスを調合してねかせたお酒です。伝統的にはイタリアでは赤、フランスでは白のベルモットといわれていましたが、現在ではヨーロッパ全土で様々なベルモットが作られています。このお酒を発明したのは、紀元前の哲学者ヒポクラテスだったとか。当時の医者たちがワインを薬草で寝かせた胃に良い飲み物を開発しようとして出来上がったものだったとされています。日本では、そのまま飲むよりカクテルに使われていることが多いかなと思います。ドライタイプと甘めのタイプがあります。

スペインではベルムー

スペインではベルモットのことはベルムーと発音されます。スペインにベルムーが伝えられたのは18世紀後半のこと。その後19世紀に入った頃、イタリア人がバルセロナ近郊でベルムーの工場を作ったことで、ベルムーを飲む習慣が広まったといわれています。その後、スペイン全土で、オリジナルで調合したハーブとスパイスでベルムーを製造していく工場が作られていくようになります。マドリードのベルムーといえば Zarro(サロ)というブランドが有名です。ここは1968年からベルムーを作り始め、自社らしいベルムーを作るために、何年もハーブとスパイスの調合をトライ&エラーを続け納得のいくベルムーを開発しました。現在では、世界で一番最初にエコロジー認証をとったベルムーとして話題になり、マドリードのベルムー文化を支えています。

マドリード在住ナビゲーター 画家の小林海来さんがお気に入りのベルムースポットを散策してます。良かったらビデオご覧ください。

https://youtu.be/JOY2Bar88Lc

このバルも100年以上続く老舗 いろんなベルムーが飲めるスポットで、タパスもマドリードならではの味を楽しめます。映画の舞台にもなったことがあるこのバルは、素敵なアンティークの調度品がいっぱいあります。散歩の途中に立ち寄るバルとしてお勧めです!

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暮らすように旅するマドリードは、マドリード商工会議所の 7スターズデスティネーションマドリードというマドリードの商業を活性化するキャンペーンの一環として9月から3か月間FacebookとInstagramで様々な情報を投稿していきます。ぜひフォローいただけると嬉しいです。

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