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いまさら2020BEST #1

めちゃくちゃいまさらですが、2020年に触れてよかったものを書き残しておきたいと思います。
毎年、その年の振り返りとかどこかに書きたいなと思いながら何もやってこなかったので、今年(去年?)こそは!

単純に誰かのオススメを見るのも聞くのも好きなので、わたしのオススメで誰かが新しいものに触れられたら嬉しいという気持ちもあります。

では!

1.本

本は昔から好きなのですが、だんだんと読む機会が減り、積読が増えています。昨年は休職したこともあり、わりと読めた年でした。(自分比)

● ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー/ブレイディみかこ
新年一発目に読んだ本。先輩から面白いよ、と譲り受け、あっという間に読み進んでしまいました。パンクな母ちゃん、いいなあ。タイトルの意味がわかったときに、ほおお・・・となってしまいました。

● ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい/大前粟生
いまいろんなことが苦しい自分のこと、「やさしい」って言ってもいいのかもしれない、と思えた一冊。読みながらしんどくもあり、あたたかくもなり、読み終える頃には心がふわふわになってました。

● 新世界より/貴志祐介
久しぶりに長編SFを読んだ、というか、読んでしまった!という表現が正しいかも。アニメ版を観てから、これは原作に触れたい・・・!と思って購入。アニメのキャッチコピーとして、「映像化不可と言われた作品」とありましたが、ほんとうによくアニメ化してあれだけのストーリーを理解できるように詰め込んだなあと感服。人間とは何か?生物とは何か?教育とは何か?最後の最後に、ゾッとするけどわかってしまうセリフがあって、結構いやな気持ちになりました。笑
原作2008年、アニメ2012年なので遅ればせながらの鑑賞でしたが、とんでもなく面白かった〜

2.漫画

● 青野くんに触りたいから死にたい/椎名うみ
わたし怪談とか怖い話が大好きなのですが、これはあらすじから想像する以上にストーリーが怖くて最高でした。はじめはただの恋愛マンガかと思って読んでいたのですが、だんだんと漂ってくる「死者との恋愛」の禁忌の香り・・・!続きが楽しみです。

● 鬼滅の刃/吾峠呼世晴
もう説明も何もいらないと思います。ここまで流行るとは!職場の人にオススメされてアニメを見たら、どっぷりと。その人から漫画を貸してもらって読むも、返すのが惜しくなり自分で大人買いしました。笑
一番落ちていてうつ状態がキツかった時期は、鬼滅の新刊が来月出るな、それまでは生きていよう・・・など考えていて、鬼滅がなかったら生きるの嫌になってたと思います。未来に楽しみがあるってこんなに大事なのか、とかなり救われていました。

人を食う者と戦う話は「進撃の巨人」「東京喰種」「約束のネバーランド」など観てきましたが、ここまで感情移入して心を掴まれたのは鬼滅が初めてです。それぞれ面白いことは間違いないのですが、何がこんなにわたしの心を熱くさせるのか。
もう語られ尽くされていると思いますが、自分のメモ残しときますね。

鬼滅は、とにかく残酷な「鬼」という生物との戦いです。主人公である炭治郎の境遇も、鬼殺隊のメンバーそれぞれが残酷な過去を背負っています。第一話のタイトルも「残酷」ですし、なんなら鬼のトップの名前「無惨」ですからね。笑
印象的だったのは、めちゃくちゃ鍛錬のシーンが多いな、ということです。その描写をすっ飛ばして、チート的に強くなる作品もあるじゃないですか。才能だけで戦ったり、気持ちだけでいけたり。でも、やっぱりそうじゃなくて、この強さは鍛錬の上に成り立っているんですよ、根拠のある強さなんですよ、と思えることで、鬼を倒すことの重みが増しているような気がしました。

語り過ぎそうなので、続きはまだ別の機会に・・・!

● 腐女子のつづ井さん/つづ井
本屋さんで、そういえばタイトルだけ知ってるなあと思って文庫版を買ったのですが、これが大正解でした。めっちゃくちゃ元気が出る漫画。オタク女子のエッセイ漫画で、こんなに推せるものがあるのが羨ましいし、絶対楽しいし、憧れます。わたしはかなり飽き性で、熱しやすく冷めやすいタイプなので、推しができる前に作品に飽きてしまうのです。つづ井さんとその仲間たちの遊ぶ様子も羨ましい。全力であほなことに付き合ってくれる友達欲しい。

3.音楽

● カネコアヤノ - 爛漫/星占いと朝
Apple musicに入っているのですが、その年に再生した回数のランキングを出せるんですよね。今年もカネコアヤノがワンツーでした。これは2020年に出たシングルで、永遠にこの2曲をリピートして聴いてました。

「爛漫」の、「わかってたまるか わかってたまるか わかってたまるか」の部分で泣いちゃいます。

「星占いと朝」は、ワンマンで初披露の場に居合わせたこともあり、大好き。
ほかの曲もそうですが、飾らない生活や日常の情景が浮かぶような歌詞がステキすぎる。サビ終わりの「シャワーの粒が光る」という表現がグッときます。自分も日常をこんな風に切り取れたら良いなあ。

● 大石晴子 - 賛美

ツイッターでどなたかが紹介していて、聴いてみたらハマりました。めちゃくちゃ声に癒される。こんな歌い方ができる声帯に生まれたかったー!

毎回、「Strings」のギターソロにうっとりしてます。普段は歪みギターが大好物なのですが、クリーンな音も、音の移り変わりそのものの美しさを楽しめるので良いですね。(動画なかったので「怒らないでね」聴いてみてください)

4.映画

アニメ映画2本ランクインです。普通の映画があんまり得意ではなくて、家で座って観れなくて。今年は映画館に行けない期間が長いのもありますね。

● 劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song
なんかオススメのアニメない?と弟に聞いたら「fate」と言われたので、観たらハマってしまって、生まれてはじめて弟と映画を観に行きました。それをツイッターに書いたら、エロゲ原作の作品を姉に勧めるとはヤバイ弟だねとリプが。
でも魔法ものは大好きなので、fateの世界観ガッツリ楽しめました。小難しいことを考えながらアニメ作品を見ているうちに、仕事のこともこれからのことも忘れていられたので(マインドフルネス的な?)、大袈裟かもしれませんがfateにも助けられた部分がありました。

stay nightの3ルートのうち、このHeaven's feelが一番壮大で泣けますね。他ルートの裏でも、桜はこんな思いをしていて、潰れそうだったんじゃないか?と思うと、他のシリーズを見る目も変わってくるという。。。

横目で弟が涙を拭くような動作をしているのを確認し、まさかねと思っていたら観終わってすぐ「くっそ泣いたわ!!!!」と言われて爆笑。

● 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
言わずもがな・・・初めてソロ映画館をして、初めて同じ作品を映画館で3回観ました。3回目が一番泣けた。DVD出たら即買う。家で人目を気にせず泣きたい。


疲れたので今日はこの辺にします!続きます。


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