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幸せと思いたいから好きな服を着ている


まだ幼稚園に通っていた頃からお洒落をすることが好きだった。

お気に入りのヘアゴムで三つ編みをしたり、
きらきらしたヘアピンをつけるとうきうきした。

22歳になった今も、お洒落が好きだ。


最近、Twitterと連携している質問箱でこんな質問が届いた。


モテる為にしていることは?

モテる為、、、何もしてないな。

そもそも、モテる為に何かしようと思ったことが今までに1度も無かった。

何もしなくてもいいからとかそういうのでは無くて、単純に、自分の為に自分に色んなことをしてあげてきたから。

私が幸せだと思うことを私にしてあげたい。

綺麗事かもしれないけれど、そうやって自分が充実していると周りの環境も充実するのでは?と思う。

内側から、ハッピーできらきらしたものが出ている人は素敵だなと思う。

久しぶりに地元に帰った2年前の成人式の日、私は中学の二次会に行った。

振り袖から、黒のラメが混ざっているセットアップを着た。

特別な日にしか着ない、お気に入りの服。

周りの友達もとってもかわいい服を着て、
いつもより少しだけ大人に見えた。

『かわいいね』とたくさん褒めてもらえたし、久しぶりに話す友達と、洋服の話に熱が入り会場の片隅でずっと話したりした。

途中、異性の友達に『すごい服着てるな』とも言われたけど、相手に伝わるくらいの愛想笑いをした。

あなたの好みは知らないし合わせないし、と思った。


よく、雑誌やテレビなどで"モテコーデ"だとか
言われてるものを目にしたり、聞いたりする。

そういうのは大抵、清楚なものが多い。

前の会社に居た時、同期が
『彼氏と会う時は大人めで清楚な服を着る。本当は色々着たいんだけどね、』と言っていた。

その同期は、ピンクのオーバーオールだったりポップでかわいい服装をよくしていた。

男の人がいけない、とは言わない。
そのカップルを批判するわけでもない。

それは逆の立場でも十分ありえることだし、
その2人がいいのならそれでいいと思う。

だけど、皆そればかりを意識しすぎだと思う。

どうしても私たちは恋愛対象で見てしまう、
求められるかわいいやかっこいいを意識しすぎて自分の本当の好きがわからなくなっている。


私は誰に何を思われようと、
自分の好きな服を着たい。
そうやって自分の機嫌をとってあげたい。

周りの目を気にして、好きなものを諦めるのは本当にしたくない。これから先も。

私は可愛いお洋服を着て幸せになるのではなくて、幸せと思いたいから可愛いお洋服を着ている。

好きな服を着ている私を好きだと言ってくれる人が好きだ。

お洋服だけではなくて、仕事や趣味でもそうだと思う。

たまたま私が、『自分の好きな物はこれです。』と言えるから、気付いているから、
こうやって偉そうに言えるのだけど。

それでも、モテたいから〜してます。より、
〜したいからしてます。の方が好きだ。

こんな偉そうに言っている私も、やっぱり異性が着ていたら素敵だなと思う服装はあるし、
逆にこれは嫌だなと思う服装だってある。

私が好きな服を着ているのだから、人にもそうやって認めてあげなければいけないなと思う。

表面上ではなくてもっと深い、そういうところを見ていけたらいいな。

質問箱への返事は、素直に送ろうと思う。





#日記 #エッセイ 

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