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ダシにも具にもできる便利な食材

10月15日の味噌汁はこんな感じだった。ちなみにお夕飯時。

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具材はいつも通り「その時自宅にあったもの」で、この日は
・里芋
・豆腐
・えのき
・ひじき
・ねぎ(正確には玉ねぎの苗がちょっと大きくなっちゃったもの)

この日は早朝から遠方に仕事に行った彼がぜったい疲れて帰ってくる気がして、いつもよりも甘めのお味噌汁が喜ばれる気がしたので甘味噌を多めにする。とか言いながらたぶん本当は自分が求めてるものをつくった気もするけど、こうしていつも気分次第で使う味噌を変えている。この日は、

・自家製の甘味噌(今年仕込んだもの。麹は通常の倍量なので甘い)

・自家製2年もの味噌(基本これがまだ今年メインにつかってる手前味噌)
をミックス。

ダシは何で取るか?って話になるといつも、その時によってです、と答えることが多いけど、日常ではあまり昆布やカツオのダシをちゃんと取ることは少ない(取るときもあるよ)大抵は、味噌汁の具材から出るダシをそのまま利用しているだけ。特に、根菜がおいしくなる季節、ネギとかきのこ類がおいしい秋冬はそれだけで充分おいしいから。

ダシの役割を兼ねる食材として、特に1〜2人暮らしにオススメしたいのは断然「えのき」。あんなにひょろひょろしたえのきだけど、あるのとないのでは大違い、とても良いダシがでるので、少しだけ(親指の太さ分くらいで充分)束で取りだして刻み、他の野菜と一緒に水から火を通す。それだけ。

余ったえのきは日々の味噌汁に使い続ければいいし、当然ほかの料理にも使えるし、冷凍もできるし、あと半日でも干すとさらに良いダシが出るし、実はえのきは見かけ以上にとても重宝するので侮れない。

たまに冷蔵庫の野菜室に入れたまま忘れちゃうとすごい成長しててビビるけど、こうなってもダシは出るからだいじょうぶ。↓この写真、袋の中で成長したのでカーブしちゃったとこ。

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というわけで秋以降の我が家のお味噌汁は、小さく刻まれた白いものが具として入ってることが多くなるけど、その正体はダシを兼ねた「えのき」なのでした。

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