原稿を書く その2
市民文芸に提出する原稿を2本、今持っていった。
1本は創作、もう1本は随筆。
断片になっていた随想メモと登場人物の年表、今回のキーワードにした『桜の香り成分(クマリン)の生合成過程』の林業試験場報告書と、『回想法講座』のテキストを見比べ、いつものように東京事変と宇多田ヒカルをBGMに書き上げた。
寝かせて推敲をして、繋ぎ、形に。
書き連ねていたパズルのピースのような断片は、以前よりも細かく、複雑になり、繋げるのに苦労した。
それでももっと深く、もっと遠くにニューロンという思考の翼を伸ばしたい。ニューロンだけでなく、時空も魂も哲学も。おそらく潜在意識はそれを望んでいる。
これが正しい創作の方法なのか否か、私には分からない。ただ、こうして書くのが今の自分流なのだろうと思っている。
世に出たものは、それはアマチュアであろうが、同じ目線で評価される。それが怖いのは、恐らくプロもアマチュアも同じ(むしろプロの方が怖いのかもしれない)。
あとは、自分の意向を先方にしっかり伝えること、校正はマナーを守ること(私はこの辺りがしっかりできていないため、注意されることがたびたびあった)。
次はもう一本、締め切りは20日