リングとネイルとピアスはもはや武装
ここ半年くらいだろうか、明らかに自分が所有するアクセサリー類が増えた。もともとピアス収集癖があったものの、ここ半年は見れば買っているくらいの勢いで増えている。しかも、ちょこんとした可愛いやつじゃなくてやたら大きめのやつ。
リングもしなかったのだけど、ここ3ヶ月くらいでやたらするようになった。石がついたワンポイントのやつとか、太めのシルバーリングが多い。
ネイルもトンとしたことがなかったのに、最近はしている。シンプルなやつではあるし、頻度も多くないけれど。
さて、こうして指や耳に装飾が増えると、「あれえ、まくらちゃん、最近おしゃれじゃ〜ん?どうしちゃったの?まさか恋!?」とかいうヒトが出てくるが、恋の時はもっと華奢で可愛いものを買う傾向にあるのでよく見極めてほしい。その見極めができないヒトは何も邪推しないでほしい。
さて、なぜこんなに装飾品が増えてしまったのか。
もう簡潔にいうと仕事のストレスである。
いや、特にものすごく大変なプロジェクトをやっているというわけではないのだけど、ここ半年で一気に外部の人と話す機会が増えた。私は根っからの人見知りで、話すことに苦手意識があるので外部の人と会議が入っている日は割と憂鬱だ。
それでなんとなく気合いを入れるためにまずピアスをつけ始めた。これがあれば、会議前のトイレで「おっ今日のピアスも可愛いですね〜!」と気持ちを奮い立たされる。
そして、リングとネイル。もうこれが効果覿面で、ピアスは鏡に映さないと見えないがリングとネイルは手元だからいつでも見える。会議中も見える。可愛い。テンションが上がる。「こんな可愛いものをつけている自分、きっと強いはず。神(可愛いを司る)が味方している」という面持ちになる。
つまり、アクセサリーは武装。リングとネイルとピアスは武装。神(可愛いを司る)のご加護をいただくための装飾品。
ちなみに、ピアスはもともと魔除けのために作られたそうだ。魔除け。わかる。ピアスは、今日の会議を失敗させる魔物から私を守ってくれる。
リングも魔除けの意味合いがあったそうだけど、武器の役割も果たしたらしい。わかる。私も何が起こっても大丈夫なように強めなリング選んでるもん。
ネイルの由来はよくわからなかったけど、位の高いヒトは何色とかそういうのが古代にあったらしい。わかる。私も自分が強可愛いことを証明するためにブルーがかったグレーのネイルしてる。ちょっとした装飾も入れていて、多分部族の長になれると思う。
ありがとう装飾品たち。君たちのおかげで私は今日も戦える。
多分今度はブレスレットが増えていくと思う。
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