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リサーチ会社が行う社会貢献ってどんなもの?ならではの取り組みをご紹介

皆さん、こんにちは。マクロミルで広報を担当している有吉です。
今回のnoteでは、リサーチ会社である私たちマクロミルが行っている社会貢献活動について、事例も用いながらご紹介したいと思います。マクロミルを知っている方も知らない方も、こんな社会貢献のカタチがあるんだなと知っていただく機会になればと思います!

マクロミルって何をしている会社?

そもそも「マクロミル」がどんな会社かご存知でしょうか?なんとなく「リサーチの会社」だとご存知の方も多いかもしれません。

私たちマクロミルは、「消費者の皆さんの理解を深めたい」というさまざまな企業様からのご要望に対し、消費者の皆さんにアンケートへ回答いただくことで、その答え探しのお手伝いをしている会社です。 

具体的には、企業様が新商品を発売するにあたり、消費者の皆さんはこの商品を欲しがるのか?どんなパッケージだと目に留まるのか?など、さまざまな「?」に対する答えを、消費者の皆さんにお答えいただき、実際に商品が発売された時には、その商品が多くの方に購入いただけるよう、企業様のマーケティングのサポートをしています。

こういったサポートには、実は、アンケートの回答データだけでなく、他にもさまざまなデータを使っています。例えば、インターネットやスマホアプリでどのような行動をしているのかといったデータや、脳波や心拍、血液などの生体データも使っています。もちろん、データを提供してくださる方にしっかりと許諾を取って、安心で安全なデータを使っていて、さらに深く消費者の皆さんを理解して、より良いサービスや商品を生み出すために役立てています。

このような積み重ねが、より豊かな社会へとつながっていくと私たちは考えています。消費者の皆さんのアンケート回答やデータ提供の一つひとつが、豊かな社会の実現につながっており、私たちの事業そのものがサステナブルな取り組みだと考えています。

リサーチで、世の中をもっと良くできる。マクロミルだからできる支援とは

事業の成長が、社会への貢献をより高めていくと考えていますが、もちろん事業を行うだけでなく、社会貢献活動も行っています。

例えば、「リサーチで、世の中をもっと良くできる」という想いから、Goodmill(グッドミル)として社会貢献活動を推進しています。「非営利活動組織のマーケティング・リサーチ技術支援」「災害発生時の多面的な支援活動」「社員発信の社会貢献活動」を活動の3本の柱として、社会課題の解決などを支援しています。

最近では、ドミノ・ピザ様、あだち子ども食堂「たべるば」様と合同で 「ピザの試食」と「アンケート体験」を掛け合わせたイベントを開催しました。ドミノ・ピザ様にご提供いただくピザを子どもたちに食べてもらい、アンケートで感想を答えてもらうというもので、アンケートがどのように社会で役立てられているかを子どもたちに知ってもらう、体験型のイベントです。

ドミノ・ピザ様はかねてより、子どもたちを支援する施設にピザを無償提供する活動をされており、たべるば様は子どもたちの「孤食」と「固食」を減らすため、子ども食堂を運営されています。「食」を通じて子どもたちを支援する取り組みに共感したGoodmillもこの企画に参加し、今回の取り組みが実現しました。

 また、地域の小学校へリサーチの特別授業も開催しました。マクロミルの本社がある品川港南エリアにおいて、地域の企業が地域循環を目指す取り組みの一環として、「子どもたちが社会の将来や未来に希望を持ち、関わりたいと思うきっかけを作る」ことを目的に行われたものです。マクロミルの事業を丁寧に説明し、実際にアンケートに答える体験もしてもらいながら、具体的な事例をお話しました。マクロミルとしても初めての試みでしたが、地域としてのつながりの大切さを感じ、今後も積極的に取り組んでいきたいと考えています。

その他にも、Goodmillでは、NPO団体と協働調査に取り組んだりと、さまざまな活動を行っています。

消費者動向データや、社会トレンドをとらえた消費者意識を公開

毎週1,000人にアンケートをとって、消費金額や買い物、今週1週間の気分などを聞く「Macromill Weekly Index(マクロミル ウィークリーインデックス)という消費者動向データを無料で公開する取り組みも行っています。アンケート結果をマクロミルのホームページで毎週公開し、企業、国や自治体、大学などで、マーケティングやさまざまな方針の意思決定の材料として広くご活用いただいています。

「Macromill Weekly Index」
日本の生活者意識や消費動向を、毎週継続的に把握する、定点観測調査データ。1週間の消費金額や、消費カテゴリーのほか、内閣府が実施する消費動向調査や景気ウォッチャー調査の調査票を参考にした消費マインドや景況感などの指標を幅広く取得。

 社会変化による生活者の状況を毎週のアンケート結果から把握して公開することは、マーケティングリサーチを主力事業として展開する私たちの社会的な役割であると考えています。特に、新型コロナウイルスの感染拡大によって、消費者の皆さんの生活が一変した中、消費動向や消費マインドにどのような影響があったのか、多くの企業様にとってその変化をタイムリーに捉えることが非常に重要となりました。刻一刻と状況が変わっていく中でも、1週間に一度という更新スピードで消費者動向を公開することで、多様なシーンでの意思決定のお手伝いができています。

この「Macromill Weekly Index」は内閣府様にも、経済の動きをリアルタイムでつかめる代表的な民間データの1つとしてご活用いただいています。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発出前と後での支出変化や、外食支出の変化など、宣言解除の効果を示唆するデータの一つとしてもご活用いただきました。

その他にも、世の中のトレンドや話題になっていることをピックアップし、消費者意識を調査し、公開しています。移り変わりの激しいトレンドや話題を的確に捉え、企業様が「いま」必要とする情報をお届けし、マーケティング活動の参考にしていただくべく取り組んでいます。
消費者の皆さんから見ても、興味関心が高いテーマを取り上げ、日常生活のちょっとした参考になればと思っています。

私たちの活動を支えるのは、130万人のマクロミルモニタ

こういったアンケートや多様なデータを通じて、世の中をより良くしたいという私たちの想いを支えているのは、マクロミルにアンケート回答やデータ提供のご協力をいただく「マクロミルモニタ(以下、モニタ)」の皆さんです。

現在、130万人もの方々にモニタの登録をいただいています。個人情報のあり方が変化し、規制を強化する流れが強まっていく中、今後もアンケートに回答いただき、価値あるデータを提供していただくために、いかにモニタの皆さんに信頼してもらえるかがより重要になっています。

そのために、日々さまざまな取り組みを行っており、詳しくはこちらでご紹介していますが、モニタの皆さんの一つひとつの声が世の中をより良くするきっかけとなっていること、アンケート回答へのご協力自体が価値ある活動であることをお伝えするべく、取り組んでいます。

ここまでマクロミルの取り組みの一例をご紹介してきましたが、まだまだ私たちにできることはあると思っています。マクロミルの社内報『ミルコミ』でも「サステナビリティ」について特集していますが、私たちマクロミルの社員一人ひとりが「サステナビリティ」への関心を高めていくことも重要な活動だと考えています。

これからも、マクロミルモニタの皆さんのご協力をいただきながら、社会にとってより良い活動ができるよう取り組んでまいります!

社内報『ミルコミ』は社外にも公開しています。こちらより該当号をお読みいただけます。

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